ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

2月28日の日記

2005年02月28日 18時30分58秒 | ニュース・ドキュメント番組
昨日は、某国営放送で、残った映像から分析するインド洋大津波の特番をやっていた。
割と多くの映像が残っていたのには驚いた。
ギリギリまで、津波と気付かずに撮影していた方の映像などがあり、津波の力の凄さを改めて知った。
一見、通常の波と見分けがつかないまま、津波が押し寄せてくることも知った。
まだ、静かな海でも異変を感じた方もいて、海に対しての知識があることと無いことが、明暗を分けていた。

土地自体の起伏が激しくなく、海抜が低いために内陸5km地点くらいまで強い津波の影響を受けた
5kmも波が駆け上り続けた。
想像しただけでも凄い・・・・
阪神淡路大震災の1600倍のエネルギーを持った地震
50cmにも満たない津波でも、人や車が流されてしまう力を持っていること

こういったことを知っておくことは、とても大事なことだと感じた。
海に囲まれた島に住むものとして、地震国に住むものとして・・・・
 

 
ニュースの流れでOP戦の模様を見る。
鳴り物が・・すごく大きな音に聞こえた・・・・・・
宮城球場は、鳴り物が禁止だからいいよなー。
しかし、宮城でそれに慣れてしまうと、他のところで余計うるさく感じてしまうような気もする・・・
それでも始まってしまえば、鳴り物にも慣れてしまうんだけどね・・・・
 
 
20日分を、ヨロヨロUP

Beyond the Sea

2005年02月28日 14時31分45秒 | Music/Movie
久しぶりに、単館系の映画館の雰囲気を味わえた
そして、久しぶりに「映画」を観た気分になれた映画だった。

当然の様に、音楽が随所に盛り込まれ、思ったよりミュージカル的な映画だったけど、とても懐かしい気分になれたし、音楽は充分に楽しめた。
この時代に自分が成熟していた訳ではないけど、60年代は、ギリギリ古き良きアメリカだったのかな。と思えたりもしたし。
実際は、ベドナム戦争があり、もう、良い時代ではなくなっていたけど、アメリカと言うエネルギーはあったのかもしれない。

ビッグバンドや、スィング系の音楽は、子供の頃から近くにあった。
音楽家を題材にした映画や、ミュージカル映画は、ほとんど観ているんじゃないかな。と思う。
音楽好きの父と、ミュージカル好きの祖母のおかげで。
父は、さすがにシナトラ止まりで、ボビー・ダーリンの曲は、我が家ではそんなに流れていなかったので、知っている曲は、ほとんどなかった。
でも、そのスィング感は、曲が流れれば身体が自然と思い出し、音楽をとても楽しめた。

音楽の流行も変わっていき、ビッグバンド系の音楽が勢力を弱めていく中で、ボビーは、政治に係わっていく。
夫婦間にも距離ができたり、自分の本当の素性を知り、傷ついていく。
支持していたケネディ(弟)も暗殺され、挫折を味わいながら、再び息子や、音楽への思いを強めていく。
こうした場面でも、画面に出過ぎて来ない家族愛が静かに描かれていたり、その他の場面でも、仲間との関係が、繋がりの強さを全面に出すことなく描かれているのは結構好きだった

近づく死に対して、最後まで音楽と生きた姿
死すときを、音楽に乗せて表現していた映画のエンディングは、清々しい気持ちさえした。

ボビー・ダーリン
本名:ウォルデン・ロバート・カソット
「ウォルデン・ロバート・カソットは亡くなったが、ボビー・ダーリンは生き続ける。」
一見、かなり臭いけど、でも、本当にそうだな。と思った。
エルビスにしても、マリリンにしても、ジャニスにしても、その他の多くの歴史に名を刻んできた人たち
彼らは、彼らの舞台、スクリーン、音楽、書物、絵画、造形物・・・そういった物がある限り、語り、歌い継がれていく。
そして、死ぬことはない。
そうして今も生き続ける彼らにも、改めて拍手を送りたくなる様な映画だった。

ほんと、久しぶりに「映画」を観たなー。と言う感じだ(笑)
 
 
ピーター・シンコッティさん
台詞も出番もそんなに多かった訳ではないのに、印象に残っていた役者さん(好みの役者さんだったとも言う(笑))だったので、改めて調べてみたら・・・
ジャズ・ピアニストの有名な方だったのですね。失礼致しました。
まだ21歳だそうで・・・
映画では全然そんな風に見えなかったよー!(笑)←失礼
ってことは、劇中で本当にピアノを弾いていたってことだよな。
改めて聞いてみたいかもしれない。
 
 
とにかく、この時代の音楽とエンターティナーを楽しめた映画でありました。
 
 
GAGコミュニケーションさんって、結構映画選ぶの上手いよな。
私の好みに合うだけなのかもしれないけど(笑)←嬉しくなかろう
 
 
エンターテイメントと言えば・・・

<音楽>
ミューズの楽譜(テレビ東京)


この番組も、たまたまチャンネルを変えていて発見。
石井竜也さんがゲストだった。
米米CLUBは、例によって、「君がいるだけで」がヒットする前くらいまでを良く聴いていた。←相変わらず天邪鬼

ライブに直接行ったことがないのが、今でも残念なバンドの1つである。
ライブのビデオを見る機会があって、そのビデオを見た時、こういうライブがやりたい!!と、思った。
ステージの懲り方とか、そういうことではなく、こういう楽しめるステージをやってみたい!と。
一度は生で見なくちゃ!と思い、次のライブは行くぞ!!と思ったら、売れてしまってチケットが取れなかった(笑)
そして、その行かれなかったライブのビデオを見て、何となく気持ちがそこで途絶えてしまった。←おいおい
まぁ、よくよく考えれば、出ているアルバムの枚数が、年を経るごとに増える訳で、演奏する楽曲数だって当然違ってくる。
だから、おのずとステージ構成が変わってきても当たり前と言えば当たり前なんだけど、ある程度年齢いくまで、そこに気付かなかった(爆)
なので、そこに気がつかなかったまだ若かりし頃の私は「あらー・・つまらなくなっちゃったなぁ」と、単純に思ってしまっていた。これは私の反省。

エンターティナーと言う意味では、米米のライブはエンターティナーだった様に思う。
ゴージャスな衣装に、ステージ。
そこにいるだけで、日常との異空間を味わえる。
音楽と言うものを表現するだけでなく、衣装や造形物にも、表現が詰まっていた。
それはビデオを見ているだけでも楽しかったし、憧れた。
ほんと・・・今でも、一度も生で見れなかったのは、残念で仕方ない・・・

衣装はいたって普通だけど、達郎さんのステージも凝ったステージ作りにしていて、開演前の時間もワクワク出来た。あ、ユーミンもかな。
でも、決して、そういったステージ衣装や、造形があることを望んでいる訳ではない。
野球同様、そこに、ステージ(グラウンド)と言う器があって、そこに立つ人々が、自分に何を伝えてくれるのか、どんな空間に連れていってくれるのか。
原点と基本はそこにあり、そこで、どれだけ高いパフォーマンスを見せてくれるか。と言うこと。
それは、写真や絵画などでも同じ。そして、本も。
たいして、コンサートや映画や博物館などに行っている訳ではない
本もそんなにたくさん読む方でもない。
でも、「お!」と思ったものに出会えたりすると、嬉しくなる。

また、こういったステージを見てみたいな。と、Beyond The Sea を見て、そして、石井竜也さんの話を聞いて思った。
自分に、何かを伝えられるくらいの何かがあったら、もっと楽しかったのかもしれないなぁー。それと同じくらいの苦しみもあるんだろうけど・・・
なんて思ったりした昨日である(笑)