前期の活動を7月31日に終了し、8月は夏休み。後期の活動は暑さが厳しいので、例年より約1ヶ月半夏休みを延長9月18日から活動を再開しました。久しぶりの山の様子です。雨が多かったので苔が一面に生えていました。
今年も環境教育を専攻している大学生(1年生) 21名が研修に来ました。
狭山丘陵生き物ふれあいの里センタ-で、自然の保護や保全などの学習をしました。その中でふれ炭会の活動(竹割りや木炭の作り方等)も体験しました。
その時の画像を掲示します
炭を焼いている煙でむせる 竹炭の材 竹割りt体験
木酢、竹酢液を蒸留する方法の話 竹を割り 束ねる作業
令和6年の活動が始まりました。昨年は猛暑、楢の木虫食いに悩まされ、思う様に炭が焼けませんでした。
今年度も方針、活動計画が4月17日の総会で承認されました。
昨年度の活動実績と本年度の活動日(カレンダー)を掲載しましたのでご覧下さい。
梅雨も明け、暑さも厳しくなってきました。炭焼の窯周りには蝉の鳴き声が聞こえてきます。私達の活動も前期は7月で終わり、8月は休みになります。
ハイキングや炭焼の見学に訪れる方々も、少しずつ増え始めました。その折に配布しているパンフレットを掲載します。この中の内容は、種々の文献を元に作成しておりますが、活用については個々の責任においてご利用ください。
6月もあっという間に過ぎてしまいました。梅雨も明けるのも間近、暑い日の活動は炭焼きにはこたえる季節です。6月の主な活動をお伝えします。
○ 階段の手摺を替えました。(写真参照) 前の竹の手摺りの穴にはシジュウカラが巣を作り雛が育って行きました。カラスなどから身を守るために人がいる場所に巣を作ったようです。
○ 練馬区の子どもたちがハイキングに来ました。となりのトトロの場面に出てくる佛願寺の六地蔵や猫バスが通るモデルになった場所を歩き、炭焼の様子を見て帰りました。あいにくの雨天でも親子元気いっぱい歩いていきました。
○ 竹割りや炭焼のある敷地の土留め工事など力仕事もやり、沢山汗もかきました。(写真参照)
竹の手摺設置 竹割り作業
ゴールデン期間も過ぎ5月も半ばになりました。狭山丘陵の緑も濃さを増し、様々な花も咲き乱れています。そのような中、東京都の水瓶の一つ多摩湖を一周する遊歩道・サイクリングコースを走りました。起伏のある道の周りは、松・ケヤキ・ナラ・クヌギ他沢山の木々が湖を囲んでいます。
素晴らしい景色を見ながらのサイクリングは、気分を爽快にさせてくれます。
そんな景色を見ていたら太いナラやクヌギの大木に葉がついていない木が沢山ありました。カシノナガキクイムシの被害です。ふれ炭会窯の周りの林も同じ被害があり、防虫・殺虫・飛散防止のため木の回りにビニルを巻いたりしています。
炭材のクヌギ、ナラ材を割ると蝕害された痕があり被害の大きさを感じています。蝕害された炭材は飛散防止のため直ぐに炭として焼いています。
カシノナガキクイムシと蝕害 防虫と飛散防止のビニル囲い
東京学芸大学の環境学科専攻の1年生21名が、4月22日里山と環境保全などの実態を知るための研修に来ました。
今では見慣れない炭焼きに興味津々。
・40年前では生活の中に欠かせない森との関係
・クヌギ・ナラや樫の木などを炭にして燃料に使っていた
・畑などにまき土壌を改良した
・トイレや靴箱に炭を置き消臭剤として利用したこと等の説明を受けました。
また、竹炭にする竹をナタで割る、木材をリヤカーで倉庫に運んだりする作業もしました。
ドラム缶で焼いた炭 説明を聞く学生
4月9日総会が開催され、令和4年度の活動・決算、令和5年度の活動方針・予算が承認され、本格的な活動に入りました。今年度から新しい仲間も増え活動に弾みが付きます。荒幡富士の麓で炭を焼いています。いつでも入会歓迎です。
本年度の活動日カレンダーを掲載しました。
4月1日、2日航空公園で開催された所沢文化フェアに参加しました。コロナへの対応も緩和され、沢山の人で賑わいました。外国から来日された方々も数名見受けられ、ふれ炭会の出品物の炭や木酢液を何に使うかなど質問され、どう対応するか迷ったりしました。写真参照
令和4年度もあっという間に過ぎてしまいました。ドラム缶を新しくした記事後暫く投稿を休んしまいました。その後の様子をお伝えします。
◯ ふれあいの里センター内のクヌギ・ナラなどの大木が、カシノナガキクイムシに蝕害され、良い炭材が入らず、焼く回数も減りました。
◯ 10月29.30日所沢市民フェスティバルへ参加。コロナ対応が少し緩和されたため、大勢の人で賑わい、木工品や竹細工他の売れ行きが良かった。
◯ 12月10日釜納、1月11日に窯開きをしました。写真参照
◯ 3月8日椎茸の原木に穴を開け菌の付いたコマを打ち込みました。写真参照
暑い夏日もお彼岸を過ぎ、涼しくなってきました。8月は暑いので活動を休止していましたが、9月7日より再開しました。
7月末に高温で歪んだドラム缶窯を取り外し、新しい窯にしました。
写真のようなドラム缶を加工し、煙突部分を取り付けたものを設置しました。
煙突部分を取り付ける 蓋に焚き口を開ける 窯を設置する 蓋を調整する
ふれ炭会では一日で炭を炊きあげるためにドラム缶を使用しています。
ドラム缶に炭材(ドラム缶の長さの半分位)のクヌギ・ナラ・竹を横2列に並べ蓋をします。
朝火入れをしてから約500度位まで上がった処で、蓋の口を閉じ周りに土を被せ「ねらし(むし焼き)」をします。次の活動日(ブログ内カレンダー参照)に窯を開き炭を取り出します。
木炭・竹炭は燃料、土壌改良、消臭等用として販売し、活動資金として使用しています。
詳しくは、埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センターへお問い合わせください。場所は、西武園ゴルフ場近接の荒幡富士市民の森下で活動中。
入会、見学、体験活動等歓迎です。
5月14日(土)10時よりセンター会議室で令和4(2022)年度ふれ炭会の総会が開催されました.
○ 3年度の活動と実績報告 ○ 3年度の会計報告と監査報告
○ 4年度の活動方針 ○ 4年度の予算の提案 が審議、承認されました。
その他 ・センターから、楢やクヌギの木に害虫が入り枯れ、伐採や他の
方法で被害が 広がらないよう対応していること、そのため炭材が
よい状態で出せないことなどの話がありました。
・ふれ炭会では、「コロナ影響ででハイキング途中での見学者が
少ない」 「様々なイベントの中止で出店できず 活動の様子が周知
されない」「PR活動をして入会者を増やすようにしたい。」
などの話題が出されました。
ふれ炭会の第2代会長の佐々紀雄氏が4月26日永眠されました。会の発足当初から会員としてご尽力いただくと同時に、会長として数年にわたり会の発展に貢献されました。ここに心から感謝申し上げるとともに哀悼の意を表します。