ふれ炭会狭山丘陵いきものふれあいの里炭焼きの会

所沢市狭山丘陵ふれあいの里センターにて煙の出ない炭焼きの活動中

1学期を終えて

2011年07月28日 | 2005年1月
11.7.27(水)ふれ炭会の炭焼き作業は、本日で無事1学期が終了しました。皆様、4月からの4ヶ月間お疲れ様でした。気候が不順なうえ、猛暑が続き、台風、ゲリラ豪雨などがあったりで、決して炭焼き作業にはいいコンデイションではなかったと思いますが、無事故でここまでやってこられたのは皆様の真摯な態度と継続した出席意欲、そして強い団結心によるものだと確信しております。8月からは長い夏休みに入ります。次の作業日は9月3日(日)から始まります。気象庁の季節予報によれば9月は残暑厳しいとのことですが、これまで乗り切れたのですから大丈夫です。みなさまお揃いでまたお会いいたしましょう。
本日は、1学期最後の終業式にあたりますので、ふれ炭会佐々会長からお言葉を頂戴いたしました。早速紹介させていただきたいと思います。

早いものでもう「夏休み」。
平成16年の8月に「先進的な炭焼きを県、市、そして会とともに見学に行きます。」と県より。その春、住民のクレームにより「つづけていい活動ではないだろう」「とりあえず7月は活動中止」につづいた県、市の指導であった。横浜、都筑区の公園内での炭焼きは煙を燃焼させ「消煙、消臭する」という、まったく考えもしなかった方法をとっていた。
戻って、実験を繰り返し、県、市からの「ゴーサイン」をいただいてつづけてきたのが、つい今までの方法。よって、窯の更新時、窯、煙突の設置、調整に難航します。
そこへ、この春より「たきつけ材で、直に炭材に火を」と指導書のページをめくり、めくり、材の入れ方、ロストル(レンガ組み)の工夫やらでホントにたきつけ材のみの投入で竹2回、木1回の「炭焼き」。途中、ご本人に「この方式、方法の会員への理解を図る講習会」をもったのですが、十分な理解に及ばず、さらにこのS方式をご本人に習熟してもらうこととしました。さて、秋以降どんな日々が待っているやら。つづけるぞ! (佐々会長) 

佐々会長。お忙しいところ、お言葉をいただきましてありがとうございました。9月以降もご指導をよろしくお願い申し上げます。

最後に、ふれ炭会のいいところは、終わりを中途半端にしないで、けじめをつけて終わるというところです。本日の作業終了後、どういう展開になっていったのかは皆様ご想像のとおりです。先日予行練習を行ったばかりですので、本日はとてもスムーズに行きました。添付写真をご覧ください。


写真をクリックすると拡大されます。

では、皆様、熱中症にお気をつけて、また9月にお会いしましょう。   (担当:阿部、澤田)



「瓦版」掲載復活のお知らせ

2011年07月26日 | 2005年1月
11.7.26(火) 毎日暑い日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は、ふれ炭会「瓦版」のホームページへの掲載復活についてお知らせいたします。
瓦版のホームページへの掲載は、平成19年12月号以降中止され、代わりにブログによる活動状況のお知らせという形をとってまいりましたが、今回、原田様のご尽力により、今後は瓦版発行の都度、ホームページにも掲載できる運びとなりました。(取り急ぎ、平成23年6月号:第33号を掲載しましたのでご覧いただければ幸いです。)
平成23年度の「瓦版」発行は四半期に一回の予定で、臨時に必要があるときは号外を発行する予定です。従いまして、今後は瓦版とブログの両方により、皆様にふれ炭会の活動状況をお知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。  (阿部、澤田)

シイタケ用ほだ木の本伏せ作業と昼食会のリハーサル

2011年07月25日 | 2005年1月
11.7.23(土)午前中の作業内容です。本日は火入れのない作業日だったため、シイタケ用ほだ木の本伏せを行いました。
11.4.6に駒打ちし、仮伏せしていたホダ木をよく見ると、シイタケの菌がまんべんなく、縦横無尽に走っており、将来きっといい椎茸ができるものと感じました。古いホダ木はやがて朽ちて肥料となるため林の中に捨てて、新しいホダ木を入れ替えたため見事な椎茸畑になりました。本日、入れ替えたホダ木には来年の秋に大きな「どんこ」ができることでしょう。楽しみです。



11.7.23(土)お昼時間の物語です。来週水曜日以降は夏休みに入るため、昼食タイムに希望者による打ち上げリハーサル(本番は来週の水曜日予定)が行われました。こういう話はとんとん拍子に進み、すぐそばの吾妻屋で12時きっかりにスタート。久しぶりに、たまらなくおいしいビールののど越し感を味わい、楽しい歓談に花が咲き、おいしい食事の舌鼓、そして手品師「澤田さん」による新作手品の披露がありました。特に、ひもを使った手品はねじれ現象を起こさせ、我々を夢の世界へ連れてってくれました。また、新聞紙を折りたたんでハサミで半分に切る手品では新聞紙からなんと水が滝のように流れ落ちてくるなど拍手喝さいでした。ご本人は今後もますますレパートリーを広げ、皆さんを惑わすことになるでしょう。
本日のリハーサルは不測事態も起こらず無事終わりました。これで、次回は何があっても大丈夫です。

今回から、写真の容量を小さくしてみた結果添付可能となりました。鮮明度はやや落ちますが記録として残したいと思いますのでご理解いただければ幸いです。写真をクリックすると拡大されます。


                                                   (担当:阿部)

3号窯(ドラム缶、煙突)の交換

2011年07月20日 | 2005年1月
11.7.6~11.7.20 3号窯の温度が上昇しない状況が続いたため、ドラム缶を1年で交換することになりました。今回の原因は排煙口付近が煙突の突っ込みなどにより詰まっていたのとドラム缶のあちらこちらに大きな亀裂が入っていたことによると推定されています。
今回の原因に関連して、ドラム缶を設置する際に何故排煙口を上にしないで下にするのかなど炭焼きに関する技術的な意見交換が行われました。また、現在接地面に窯の底があるため、作業上腰に負担がかかるとのことで、炭材の詰め込み、焼きあがった炭のかき出しが容易にできるような「楽な作業姿勢がとれるような工夫」の意見が出ています。お互い、そろそろ腰には気をつけないといけない年齢です。身体に優しい作業環境が大事ですね。・・・・・このように、炭焼きに対する皆様の関心は素晴らしいものがあると思います。建設的な意見がどんどん出ています。ぜひこの状態を維持していきましょう。
皆様、資材の買い出し、窯、煙突の交換作業など大変お疲れ様でした。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。次回からは写真の容量を落とすなどして工夫してみたいと思います。 (阿部、澤田)

耳かき棒作りの講習会

2011年07月20日 | 2005年1月
11.6.25(土)中村さんのお知り合い:岩上様のご指導による「耳かき棒作り講習会」が一日の日程で開かれました。受講生はもちろん炭焼き会のメンバーです。皆さんは大なり小なり耳かき棒については関心があり、ウエストポーチや胸ポケットに1~2本忍ばせている方も何人かいるかもしれません。
さて、小学生のころ、竹ひごをローソクであぶってゆっくり曲げて飛行機の模型を作った経験がある面々も、耳かき棒とあってはなかなか難しい技術が必要でした。以下、作り方の概要です。
① 20センチくらいに竹を切る。(竹の先端の方向が耳かき棒の先端になります。)
② 耳かきになる方向に竹をえぐるように削る。(竹の皮を傷つけない)
③ 「やっとこ」で先端を挟んで炭火で温めながらゆっくり曲げる
④ 耳かきの先を丸く削る。紙やすりで丁寧にこする。
④ 棒の部分を持ちやすいように削る。
  以上で出来上がりです。私たちは何本も失敗しながら一日でやっと1本作りましたが、岩上様は1日に3~4本くらい作られるそうです。

ふれ炭会では、イベントの際、竹細工を出店しますので、本日の講座は大変参考になりました。なお、欠席された方のために9月に再度講習会を開いていただけるとのことです。ご希望の方はご参加ください。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

荒幡富士の清掃

2011年07月20日 | 2005年1月
11.6.12(日)荒幡地区富士保存会の依頼による荒幡富士の清掃が行われました。ふれ炭会からも何名かの方が任意で参加され、きれいな富士山になりました。
この清掃は、年2回、荒幡富士のふもとから頂上までをきれいにして保存が行われています。今年は11.7.1が山開きとなるために、この時期に計画されました。なお、11.3.11に発生した東日本大震災の影響で地上から頂上付近の鳥居や記念碑等が破損したため、山開きに間に合うように、所沢市が救急きょ破損個所を補修されたとのことです。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。(阿部、澤田)
 

藤田敦子様の退会

2011年07月20日 | 2005年1月
11.6.1(水) 長年ふれ炭会に貢献されてきた藤田敦子様が退会されました。ふれ炭会としましては誠に残念ですが、藤田様の今後のご健康とご活躍を祈念したいと思います。藤田様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。お暇な時には是非お立ち寄りください。 (阿部、澤田)

平成22年度定例総会・懇親会の開催

2011年07月20日 | 2005年1月
11.5.15(日)平成22年度定例総会・懇親会が荒幡会館にて行われました。(30名参加)第33号かわら版にて報告したとおりですが、概要は次のとおりです。
1 ふれあいの里センター長挨拶(叶田センター長代理)
今後もふれ炭会と連携してやっていきたい旨のご挨拶があった。(木の伐採があるので手伝ってほしい。炭焼きも教えてほしい。近隣の小学校からも炭焼き体験の依頼がある等)

2 昨年度の活動状況(要約) (佐々会長)
(成果)
①念願の「屋根の延伸」及び周辺の環境改善ができたこと
②シンボルの「本窯」が撤去されたこと。跡地は作業場或いは小学生の体験場として活用できるようになったこと
(課題)
ふれあいの里センターの指定管理者が「公益財団トトロのふるさと基金に引き継ぐこととなったが、ふれ炭会としては今まで通り対応する。県、市、財団との調整を図り、活動の継続と発展を検討していく。

3 本年度の活動方針(要約) (佐々会長)
①地球にやさしい森づくりをテーマに、トトロのふるさと基金他団体、関係団体、学校と協力して、炭焼き活動に取り組む。
②都市近郊型炭焼きを核として、安定した質の高い炭、液、くん炭作りのために技術、知識の研讃向上、伝承に努める。
③センターとの協力を深め、里山保全、環境教育に努力する。

4 会計及び監査報告 (亀山氏・原田氏)
平成22年度会計報告及び平成23年度会計見積りについて報告があり、全会一致で承認された。

5 新年度の役員選出(敬称省略)
会 長 佐々紀雄
副会長 稲井捷三、和田 宏、半藤良子
会 計 亀山敏夫
相談役 小熊英男 平田文夫

今年度も宜しくお願い致します。

6 懇親会
この後、会館にて懇親会が開かれました。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

西武鉄道主催ハイカーのふれ炭会見学

2011年07月20日 | 2005年1月
11.5.14(土)西武鉄道主催のハイキングが計画され、経路にあたるふれあいの里センターに100名以上のハイカーが訪れました。その際、ふれ炭会にも大勢の方が立ち寄り、炭焼きの見学をされ、有意義な一日を過ごしました。将来、この中から何名か入会されるといいですね。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

新座市役所所員の炭焼き現場の視察

2011年07月20日 | 2005年1月
11.4.27 現在、新座市で計画されている「運動公園内に炭焼き広場を作る」という事業のため、市役所の所員2名がふれ炭会の現場を視察され、自らも現場作業を経験される等有意義な一日を過ごしました。新座市役所ではドラム缶による木炭と竹炭を焼く予定だそうです。
同じ目的で炭を焼く仲間が近郊都市にもおられるということは我々にとっても大変励みになります。将来、可能であれば、大いに友好を深めようではありませんか。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

屋根の延伸

2011年07月20日 | 2005年1月
ふれ炭会の長年の悲願であった作業小屋の「屋根の延伸」は、県、市の了解をいただき推進することとなりました。作業小屋全体にわたる、古い屋根板の交換、ひさしの南北への延伸、資材コーナーの設置などが主な内容でした。11.4.20~11.5.4にかけて資材調達、ベテラン会員による補修作業、一部塗装、その他修正作業などが行われ、雨の日でも濡れない快適な作業小屋が完成しました。
作業に携わった会員の皆様、大変お疲れ様でした。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

澤田さんの炭焼き実験(個人研究)

2011年07月20日 | 2005年1月
澤田さんによる炭焼き実験が行われ、皆さんが注目する中でいろいろの結果が出ています。実験は今後も続くことと思いますが、今回は、1ページのブログに概要をまとめて紹介させていただきたいと思います。

11.4.9(土) 炭焼き会の熱心な研究者:澤田さんが、日ごろから専門書を片手に勉強されていた独自の炭焼き方法による実験が開始されました(竹炭、2号窯)。従来は、焚き口で火を燃やして熱風を窯の中に送り込み、炭材を自発炭化させる方法ですが、澤田さんの方法は少ない焚きつけ用の燃材を用いて直接炭材に火をつけ、高い温度でネラシをかけて(時間をかけ自発炭化後、高温でネラシをする方法))炭を焼く方法です。一回目は竹炭の挑戦で、まずまずの出来でした。

11.4.13(水)2回目の実験が開始されました(竹炭、2号窯)。この日は温度の上昇が遅く、17時までかかってしまいましたが、結果は比較的いい炭ができたということでした。

11.6.22(水)1~2回にわたる実験結果を踏まえた発表会が行われました。まだ実験回数が少ないこと、過去と現在の資料が少ないことなどにより、今後も実験を続け、問題点や改善点を見つけていく必要があるとのことでしたが、佐々会長からは今後の結果が良ければ炭焼きの方法を変えることを検討しなければならないかもしれないとのお言葉がありました。

11.7.13(水)3回目の実験が行われました(木炭、2号窯)。温度がなかなか上がらずネラシに入ることができないかと心配しましたが、午後から急に温度が上がりだしました。結果はいい炭ができていました。

澤田さんの実験はこれまでに3回行われました。1回目の内容は「かわら版」にて紹介させていただきましたが、今後もご本人のご了解をいただければ2回、3回の結果を紹介できればと考えております。なお、日記としては7月まで食い込んで記述してしまいましたが、内容と経過を把握するためにはこの方法がいいと考えましたのであえてまとめて記述しました。

今後も、澤田さんによる偉大な研究が続くと思います。皆様も拍手をもってご声援をお願い申し上げます。 

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部)

恒例の花見会(航空公園にて)

2011年07月20日 | 2005年1月
11.4.3(日)ふれ炭会恒例の花見会が航空公園で行われました。文字どおりの花曇りでやや寒い一日でしたが、すぐそばにスーパーや、トイレがあり、まずは安心でした。また、桜の枝ぶりがよく花もまずまず、周りの誰からも我々の健康状態が一目でわかるような小高い丘でした。このように幹事さんが気を使って確保していただいた場所に、私たち30名は円陣を組んで、普段の厳しい炭焼き作業から解放された楽しいひと時を過ごしました。もちろん、話題は「炭」「燃材」「炭材」などが中心で、心行くまで日ごろの疑問を投げかけあっていたようです。帰りがけに、65歳以上無料という、これまた我々には嬉しくなるような航空公園の映画館に遠慮しいしい入場して、超大型画面の迫力に圧倒されながらも、温かく包んでくれる暖房のサービスにゆったりした時間を過ごしつつ、次第に襲われる睡魔と闘いながら、最後までおとなしく座っていました。・・・・ストーリーを覚えている人はあまりいなかったようです。

いつものことながら、幹事さん大変ご苦労様でした。ありがとうございます。

(注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)

シイタケ栽培用ほだ木の受領・駒打ち

2011年07月20日 | 2005年1月
11.4.2 所沢ベルグそばのお寺でシイタケ栽培用のホダ木を沢山いただきました。(軽トラック×2台分)。今年もいいシイタケができることでしょう。
11.4.6 シイタケの駒打ち作業を行いました。今年打った駒は来年の秋にシイタケが出る予定です。 
中村さんのお世話で沢山のホダ木がもらえました。ありがとうございます。


 (注)撮った写真を添付する予定でしたが、容量が2MBを超えたため添付できませんでした。誠に申し訳ありません。 (阿部、澤田)