手足のお手入れ用乳液(コールドクリーム)をつくりました。

2016年10月26日 | アロマクラフト
手足が乾燥し、かかとのカサカサも気になりだしたので、
みつろうを使ったクリームを作りました。

少し軽いテクスチャーの乳液のようなものが欲しいな、
と思いガレノスのコールドクリームのレシピを自分なりにアレンジして
ラベンダーチンキ入りコールドクリームを作ったので作り方を書いてみます。

コールドクリームはみつろうを乳化剤、凝固剤として利用し
植物油と水を乳化させたもので、
肌につけた時に水分が蒸発し冷たく感じるので
コールドクリームと呼ばれたそう。
現在のクリームの原形で古代ローマで活躍した
医師ガレノス(129~199年頃)が製剤法を創始したそうです。


<レシピ>

お好みの化粧品グレード植物油
 80ml
(今回はカレンデュラオイル5ml,ホホバオイル15ml,
スイートアーモンドオイル60mlを使いました。)

みつろう 10グラム

ラベンダーチンキ (アルコール度数約40%のウォッカベース) 10ml

ラベンダーチンキのつくり方はこちら

精製水10ml

精油 合計20滴

【 作り方 】

1.植物油とみつろうを耐熱容器に入れ
みつろうが溶けるまで湯煎にかけます。



2.みつろうが完全に溶けたらチンキと精製水を混ぜた物を
加え全体を混ぜながらよく湯煎で温めます。
(だいたい1~2分)



3.その後、オイルを湯煎から外し
ガラス棒やスパチュラ、竹串などで
よくかき混ぜながらオイルが自然に冷めるのを待ちま す。
15分位は、手を休めずにかき混ぜていないとオイルと
水分がすぐに分離してしまうので、
座ってテレビを見ながら~など楽な体勢で
行うのがオススメです。

次女の宿題を見ながら混ぜまぜ~。
次女がこのオイルを見て「オレンジジュース?
と目を輝かせましたが、残念、油です



4.15分間混ぜ終わった状態です。
カスピ海ヨーグルト位のとろみがついて
白っぽいクリーム状に乳化しました。
この後は、混ぜるのをやめても分離しなかったです。
まだオイルが冷めきっていないので
ラップなどをかけて置いておきます。



5.クリームが完全に冷めました。
クリームの表面に棒で混ぜた跡が
すぐには消えず残る固さになりました。

お好みの精油を加えてよく混ぜます。
今回私は、フランキンセンスとブラックスプルースを
混ぜました。



綺麗に洗って消毒した容器にクリームを入れます。



遮光ガラスの容器に入らなかった分は、
洗ってアルコール消毒をした飴の空き缶に入れてみました。



ツルツルかかとを目指して保湿に励みます


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