安らかに

2003年、貴方のギニア日記に感動して勤務先からメールを送ってしまった。
電話をかけてきてくれた。

「いやぁ駄文です。それよりそちらはどうですか？」

2004年に熊本に遊びに行ったとき、宴席でぽつんと呑んでいた僕を気遣っていろいろ話してくれた。フォリカンのメンバーがどんなにいい奴らなのかを熱っぽく話してくれた。

何よりも仲間のことを大切にしていたんですね。自分のことはほっといて。


あまりの感動にコピーして何回も呼んだギニア日記はこう締めくくられてます。






鳥が囀り 日が昇る

海に集いし人々は

沖より来たる力を浴びて

ただ今日の日に祈りをこめる



浜に佇む少年は

夢と勇気を携えて

意気揚々と踵をかえし

ただ今日の日に視線をこらす



此の地から 彼の地まで　数限り無い思いが揺れて

大地に触れる この民々に　花一輪の 奇跡がおこる



名残惜しとて 日が沈む

山に集いし人々は

西へと向かう力をたぐり

また明日の日に願いをこめる



峰に佇む少女には

優しく包む 力が宿り

紅く染まったその顔で

天高々と心を放つ



彼の地から 此の地まで　数限り無い命が揺れて

気に包まれし この民々に　花一輪の 奇跡がおこる



花一輪の 宇宙の中で









僕も祈ります。