いよいよキスの投げ釣りも最シーズンになりましたね。また今日から3連休で投げ釣りに出かける方も多いと思います。
そんななか先日飛距離アップについての質問コメントを頂きました。
それで私の経験から得た飛距離アップのコツを紹介するのも良いのではないかと思い立ちました。
と偉そうなこと言ってますが私はメーカーのテスターでもないし投げ釣りクラブなどにも所属してない単なる素人です。
ですが3年前に本格的に投げ釣りを始めたころは4色飛ばすのがやっとでしたが今では7色まで飛ばせるようになりました。
この3年間で得た経験が飛距離アップに悩んでる人の役に立てれば良いなと思い記事を書くことにしました。
それでまず大事なのは錘を投げだす角度です。
チョイ投げなどでは低いライナー気味で投げてる方が多いですが上空45度くらいを目安に山なりに投げるだけでも結構飛距離が伸びますよ。
また山なり投げるコツは前方45度くらいを見上げるようにして目線を高くすることですね。
次に大事なのは腕の振り方です。
特にあまり飛ばない人は遠くへ飛ばしたい意識からか両腕とも前方に振り出す感じが多いですね。
気持ちは分かりますが投げ釣りでは左腕は体に引き付けるのが正解なんです。
上の写真はダイワのトップトーナメンターの高橋明彦さんのフィニッシュの姿勢です。
竿が45度の角度で止まっており右腕はしっかり伸びていて左腕は体に引き付けれてるのがよく分かりますね。
上はちょっと画像が悪いですが別の角度からの物です。
この様な理想的なフィニッシュ姿勢になるためには右腕を前方に押し出しつつ左腕を体に引き付ける事を意識すると良いですよ。
まとめると上空45度くらいを見上げながら右腕は上空に向かって突き出し、左腕は体にしっかり引き付け竿は45度の角度でピタッと止めるという事ですね。
次に錘の垂らしの長さも重要ですね。
あまり飛ばない人は50cmくらいの短い垂らしで投げてる方が多いように思います。
それで振出竿ならバットガイドくらいまで、また並継竿なら#2番#3番の継目くらいが目安です。
ただ慣れない内は垂らしが長いと右方向へ行き易いのでそういう時は少し短くして調整しつつ練習していくと良いですよ。
次に自分に合った錘の重さにすることも重要です。
重い錘ほど良く飛ぶのは確かですがそれはしっかりと振り切れてる事が前提条件です。
ですので30号の重い錘を使ってるのにあまり飛ばないと悩んでる人も多いように見受けられます。
それでまずは軽い錘を使ってみるのも一つの方法です。
錘が軽くなると楽に振り抜けるようになりますしその結果スイングスピードが上がりコントロールも良くなり結果として重たい物より良く飛ぶことも多いですよ。
ちなみに私は30号のスカイキャスターを23号の錘で投げて6.5色まで出てますしね。
ようは軽い物でもしっかり振り切ればそれなりに飛距離は出るもんなんですよ。
あと細かいことですがリールのスプール位置の調整もあります。
最初の写真のリールスプール位置が一番上になってるのが分かりますよね。
こうしておけばラインが放出されるときにローターを叩くことがないので無駄なエネルギーを使わない分良く飛ぶようになるんですね。
今までスプール位置を意識してなかった方はぜひこれから意識して調整すると良いですよ。
最後は自分に合ったフォームで投げる事ですね。
こればかりは人それぞれ体系の違いや癖などがあるので自分自身で見つけていくしか有りません。
でも今はネットで色々な人が投げてる動画が見れますので自分に合いそうなフォームを探して実戦で練習していくと良いですよ。
ちなみに私はこの記事で写真を使わせて頂いたダイワの高橋明彦さんとシマノの日置淳さんの動画を何度も見て自分流にアレンジしてきたんですよ。
投げ釣りで遠投することは大きな魅力ですし飛距離が伸びずに悩んでる人がこの記事を見て参考にして頂けると幸いです。
またもっと詳細に聞いてみたいことなどがある人はコメントして下されば出来る限りの回答をしますね。