また裸足になって石灰棚を歩いてパムッカレ村へ戻ります。
早朝よりだいぶ人も増えてきました。
水着の人もいて、浅い石灰棚に寝転んで無理やり肩までつかってましたねぇ
上の写真では水路に全くお湯が流れていませんが、
突然お湯が勢いよく流れてきました。
お湯は人工的に流す量を調節しているそうです。
なぜ調節が必要かというと。。。
周辺の観光開発によってお湯が枯れてきたから。
というのがよく聞く説ですが、実はそうではないらしく。
石灰棚にずーっと水が溜まったままだと、藻や苔が繁殖してしまうんだそうです。
以前は係の人が中に入って掃除していたのですが、世界遺産に登録されてから
立ち入りが禁止されて掃除できない。
すると藻や苔が繁殖してしまう…
そこで、時々お湯を止めて石灰棚を天日に当てて乾燥させて
藻や苔の繁殖を抑えているんだそうです。
ほぉ~~。
下の方ではプール建設中。
遺跡プールとは違ってこちらはリゾート風です。
人工的なプールに反対というわけではないけど、ちょっと石灰棚に近すぎでは…
石灰棚の中からパムッカレ村方面を写したのですが、もう少し前へ出ると
石灰棚とパムッカレ村の間にプールが写り込んでしまいます。
なんかちょっとねぇ。。。
パムッカレは約3時間の滞在。
夕日に染まる石灰棚もこれまたステキらしいんですよ~。
でも夕方までいたらセルチュクに着くのが夜中になってしまうので…
3時間でも十分堪能しました~
パムッカレへはイスタンブールからもカッパドキアからも移動時間がかなりかかるし、
実際行ってみたら、石灰棚が青くなくて全然キレイじゃなかったという声も多く、
行くべきか賛否両論ありますが、私は行って良かったです
がっかりしたという人は、たまたまお湯を止めて天日干ししている時間に
あたってしまったんですね。
ヒエラポリスを観光するとか、温泉プールで泳ぐとかして時間を潰していれば
そのうち大量のお湯が流れてあっという間にキレイな石灰棚が見られますから。
がっかりなんてことはありませんよ~。
もともとトルコといえばカッパドキアよりパムッカレを先に知っていたというのもあって
旅程からはずすことは考えなかったですけどね。
パムッカレに行ったからこそ貴重な夜行バスも体験でしたし