Pariwar B&B
ここは日本からは予約せず、カトマンズに着いてから(前半の滞在中)
直接宿を訪れて予約しました。
看板は上の方です。
油断すると通り過ぎちゃいます。
階段を上がった2階がフロント。
チェックインをしていると、横から流ちょうな日本語で親しげに
話しかけてくるネパール人男性が。
いきなり
「ポカラどうだった?」
なんでポカラにいたこと知ってるんでしょう?
「良かったですよ」などとテキトーに話を合わせていたら、
「ポカラで会ったよね」
???
フロントのスタッフに「何?この人。あやしいんだけど。」と言ったら、
「うちのマネージャーです」だって。
(マネージャー以外のスタッフは日本語は話せません)
マネージャー~~!?
このなれなれしい人が?
ポカラで会ったなんてテキトーなこと言って。
なんて思っていたら、
「ピザ屋行ったでしょ」
「隅の席に座ってたでしょ」
「ビール飲んでたでしょ」
「本読んでたでしょ」
と次から次へと言われて。
え~~!?
それ確かに私です!
なんとホントの話でした~。
それにしても、予約の時はマネージャーには会ってないんですよ。
この時が初対面。
だからポカラで私を見かけたとしても、それがのちに自分の宿に
泊まる客だとは知らないわけですよ。
それなのに覚えているなんてスゴイですね。
いや~びっくり。
マネージャーのラムさんの奥さんは日本人で、奥さんのご両親が日本から
来ているので家族でポカラへ遊びに行ってたんだそうです。
さて、こちらが部屋。
予約の時に見せてもらった部屋ではないけど、同じタイプの部屋ということで。
部屋はとってもいいんですけど、バスルームが…
いきなりトイレの水が流れません。。。
すぐにフロントに言って来てもらって、直してもらいました。
といっても元栓を開いただけですが。
すると今度は水漏れ。
トイレのタンクから水が漏れて、座ると背中にシャワーを浴びているように
濡れるんですよ。
だから元栓閉めてたんでしょ~?
これはもうスタッフでは直せなくて、しかももう夕方なので修理業者も終わっているから
明日にならないと直らないって言うんです。
トイレの度に全身びしょ濡れになるんですよ。
ひと晩でもこれは無理ですよ~。
もちろん「部屋を変えて」と言いました。
でも「同じランクの部屋は満室で、上のランクの部屋なら空いてるけど、
追加料金が必要だ」って言うんですよ。
「いやいや。これは宿の問題でしょ?
私の都合じゃないんだから、追加料金払う必要なんてないでしょ?」
って言っても、「No~」の一点張り。
「私は今から夕飯を食べに出かけるから、帰ってくるまでに
トイレを直すか、同じ料金で部屋を変えるかどっちかにして」と
言って出かけました。
このとき私はあいかわらず体調が悪くて、
食欲もなくてフラフラでとにかく早く休みたかったんですけど…
部屋をなんとかしてもらう間、仕方なく外へ出たわけです。
とりあえず向かったのは、アティティツアーズ。
ポカラまでの航空券を買った旅行会社です。
航空券を受け取りに来たときは不在だった
日本語ぺらぺらのスディールさんがこの時はいました。
アティティツアーズは日本人バックパッカーのたまり場というか、
情報交換の場になっています。
実は前回来た時もスディールさんは不在でしたが、
ネパールは何度も訪れているという日本人旅行者がいたので、
宿探しについて相談しました。
そしてここには日本語の本(ガイドブックから小説からなんでも)が
た~くさん置いてあって、貸し出しもしています。
私は旅行に持ってきた本は読み終わると旅先で捨ててしまっているので、
今回はここに寄付しようと思って持ってきたんです。
ついでに、宿のトイレトラブルについても相談。
こうこうこういう状況なんだけどフツーのこと?と。
まぁネパールなので、多少の不便は目をつむる覚悟はしていたし、
現地の旅行会社の人が、そんなの我慢すべきと言ったら
仕方ないかなぁとも思ったんですが、
スディールさんは、そういうトラブルはよくあるけど、
でもそういうときはやっぱり部屋を変えるか、
満室なら他の宿を紹介するとか、するけどね~と
言ってました。
イヤだったら他の宿を紹介してくれるとも言ってくれたので、
とりあえず宿に戻って、ダメだったらまた来ますね。
あと、日本食レストランも教えてもらいました。
体調が悪い時はやっぱり日本食です。
日本の味 ふる里。
店内は完全に日本です。
涙が出るようなメニューが並んでますよ~
あぁ、体調がよかったら「サバ煮付定食」かな~
でも、今私が食べられるのはお粥だけです…
お粥 120NPR(約120円)
味噌汁 50NPR(約50円)
スディールさんの紹介ということでちょっと安くしてもらえました
この私がこの日はビールをひと口も飲んでいません。
いかに体調が悪かったかわかりますね。
お粥は完璧でした。
日本のお粥そのものです。
お味噌汁もおしんこも梅干しも日本と同じ。
きっと他のメニューも日本と同じ味だと思いますよ。
このお店は座敷もあって、中高年の日本人グループが
楽しそうに食事してました。
だいぶ時間も経ったのでもういいだろうと宿へ戻ったら、
状況は何も変わっていませんでした。
トイレも直ってないし、部屋を変えるなら追加料金。
フロントのスタッフと出かける前と同じやりとりを繰り返していたら
そこへマネージャーのラムさんが。
ラムさんに事情を説明したら、スタッフにすぐに直すように
指示してくれました。
ラムさんは家族と食事のため外出してしまい、
私は直す間フロントの横のソファで待つことに。
ちなみに体調不良は多分風邪。
体温計がないのでわかりませんが、
あきらかに熱もあったと思います
風邪薬は持っていたのでもちろん飲みました。
ソファで死んだように待つこと1時間。
なんとか直ったみたいです。
でもあくまでも応急処置なので、今から修理業者に来てもらうと
言うんですね。
さっきはもう終わってるから無理って言ったのに…
もう1分でも早く休みたかったので、修理業者は明日にしてもらい
やっと寝ることができました。
はぁ~~すごく長い1日に感じました。。。