サハラ砂漠~! in モロッコ
やっぱり砂漠いいですね~~
見渡す限り砂、砂、砂。
ここはアルジェルア国境から20Kmぐらい。
サハラ砂漠はアフリカ大陸の3分の1を占め、
アメリカとほぼ同じ面積。
写真のような砂丘が連なる砂漠は全体の14%で
残りは岩石の砂漠なんだそうです。
日本人がイメージする砂漠はやっぱりサラサラの砂ですよね。
モロッコでも砂をゲットしましたよ~
砂漠に沈む夕日。
完全に日が落ちて月が見えるまで砂漠にいました。
「月の~砂漠を~は~る~ばると~♪」
自然とこの歌が浮かびますね
本当にはるばるやって来たんだなぁとしみじみ。
砂漠ではドライバーさんに写真をたくさん撮ってもらったり、
砂に文字を書いて遊んだり(←アラビア語を教えてもらいました)
並んで座って「人生」について語り合ったりしました。笑
ところで、今夜は砂漠でテント泊の予定でした。
チュニジアで泊まったような豪華テントホテルではなく、
電気も水道もない本物のベルベル人のテント。
砂漠到着前に旅行会社からドライバーさんに電話が入って、
なんでもこの日はモロッコ人の休日と重なっていて、
多くのモロッコ人が砂漠にやって来ていて、
安全が保証できないのでホテル泊に変更しませんか?と。
ドライバーさんは最初に「自分はドライバー兼ガイド兼ボディガード
だから安心してね」と言ってくれていて、実際頼りになる人です。
そのドライバーさんが「自分が一緒にいれば守れるけど
同じテントに寝るわけにはいかないから
こっそりテントに忍び込まれたらわからない」と。
もちろんそれでもテントに泊まりたいと言えば泊まれますが、
別にそこまでテント泊にこだわっていたわけではないし、
現地の人がそう言うんですから素直にホテル泊に変更しました。
もちろん追加料金はありません。
女性一人旅ということもあり、気を使ってくれたんでしょう。
客の安全を第一に考えてくれる旅行会社ですね。
で、こちらが今夜の宿。
砂漠の目の前でまわりには建物が何もありません。
この宿だけポツンとあります。
着くなりワンコさんが出迎えてくれました
私は猫キチですが犬も好きなんですよ。
人懐っこくてずっとまとわりついてきてカワイイったらないです
モロッコらしい内装で素敵~。
夕食時はロウソクの灯りだけだったのでキレイに撮れませんでした…
夕食の後、ドライバーさんが「メルズーガの町へ飲みに行くけど一緒に行く?」と
誘ってくれて、ドライバーさんと仲良しの宿のスタッフと3人で出かけました。
メルズーガの町までは車で10~15分ぐらい。
レストランやショップもあるので、この町に泊まる観光客も多いようです。
ドライバーさんのいとこがやっているというお店。
ドライバーさんがスカーフを買ってプレゼントしてくれました
さすがモロッコ人男性は女性を喜ばせるのが上手ですね~
お店の前の路上でイスに座ってミントティーの出前を取りました。
イスラム教の国では「飲みに行く=ミントティー」なんですね
ドライバーさんと宿のスタッフはシーシャという水タバコで一服していました。
スカーフをベルベル人風に巻いてもらいました。
日本から持参したスカーフも巻いてもらったのですが
大きさが違うからかイマイチしっくりこなくて。
やはり現地のスカーフはばっちりです。
ミントティーも現地の入れ方をマネしてみたんですが、
現地の人はもっと高いところから注ぐんですよねー。
泡をたてると味がまろやかになるんだとか。
日本の抹茶と似てますね
この後、宿に戻ってからも砂漠でまた3人でお茶しました。
これがシーシャ(水タバコ)。
シーシャの写真を撮ろうとしたらすぐにポーズを取ってくれる
陽気な宿のスタッフです。
砂漠の夜空には無数の星が出ていました。
天の川もすごくキレイに見えたんですが、なんせカメラが安物で…
何枚撮っても真っ暗でした。
安物なのはカメラより私の腕ですね
シャワーの水圧は弱く、お湯の温度もかなり低め。
さらに突然停電に。
ま、砂漠ですから。
もともと電気なし・水道なしのテント泊の予定だったのでいいんですけどね。
すでに深夜になっていたのでおとなしく寝ました