先週末はF1サウジアラビアGPでした。
時差の関係で予選は夜中の2時スタート。
生で観るのはキツイので録画して朝観ることにしました。
朝、目が覚めると布団の中でスマホを開くクセがあります。
この時もうっかりインスタを開いてしまい、トップ画面にレッドブルチームの「予選結果P1&P4」という投稿が目に入ってしまいました。
「そうかそうか。フェルスタッペンがトップか。」と思いながら、録画してあった予選を観ると、なんとトップはペレスでした。
これはびっくり。
ペレスは自身初のポールポジションです。
2番手はフェラーリのルクレール、3番手はフェラーリのサインツで、フェルスタッペンは4番手でした。
そしてこれまたびっくりなのが、ハミルトンがQ1で20台中16位でQ2に進めず。
私は2019年からF1を観始めたのですが、ハミルトンがQ1で敗退したのは記憶にありません。
決勝も夜中の2時スタート。
また結果を先に知ってしまうといけないので、今回はがんばって起きました。
ポールポジションのペレスがスタートも決めてトップを死守。
フェルスタッペンはサインツを抜いて3番手に上がりました。
16周目にルクレールのアンダーカットを警戒して先にペレスがピットインします。
するとその直後に後方のマシンが壁に激突してセーフティカーが入りました。
セーフティカーの間は速度制限があるので、その間にピットインすると通常よりロスタイムが少なくて済みます。
すかさず他車もピットインして、順位はルクレール、フェルスタッペン、サインツ、ペレスになりました。
ペレスにとってはアンラッキーでしたね。
ハードタイヤでスタートしたハミルトンはコース上にステイアウトして7位まで順位を上げました。
サウジアラビアのサーキットは市街地コースで、コース脇が壁となっていて昨年もセーフティカーが多発したので、2回目のセーフティカーが出るのに賭ける作戦です。
残り14周のところで、2台のマシンが立て続けにパワーダウンしてストップしてしまいセーフティカーが出ます。
ハミルトンラッキーと思ったら、なんとピットレーンクローズとなりました。
ピットレーンの入口付近に止まったマシンがあったためピットレーンに入れなくなってしまったんです。
一転ハミルトンアンラッキー。
トップ争いはルクレールとフェルスタッペンが抜きつ抜かれつ激しいバトルが見られ、どちらが優勝するかわからない状況が続きました。
残り3周でフェルスタッペンが前に出るとそのままフィニッシュ。
今季初勝利となりました。
ルクレールとの差はわずか0.5秒という僅差でした。
レース後フェルスタッペンとルクレールはお互いを称えあい、インタビューでもバトルはとても楽しかったと話していました。
観ている方も楽しかったです。
前回8位入賞した角田裕毅はマシントラブルで予選は走れず、決勝は最後尾スタートとなるはずが、レース前のレコノサンスラップでマシンに異常が見つかり結局決勝もスタートできなかったのは残念でした。
レッドブルは1位と4位で前回2台揃ってのリタイアから挽回しました。
まだ2戦なのでこれからどんどん巻き返してくれることを期待します。
ちなみにハミルトンは10位。
予選16位から順位を上げたものの今季はイマイチ影が薄いです。
でもメルセデスがこのまま黙っているわけはないので油断はできませんね。
それにしても時差はキツイです。
決勝(日曜)の夜は8時に寝て2時に起きました。
次戦はオーストラリア(メルボルン)で時差はほとんどないので助かります。