エゴマ来た~!
お餅も入ってた。胡桃味噌?のお餅は直ぐに食べちゃいました。
甘くてやわらかくて美味しかった~!
国産エゴマは、なかなか手に入らないのでありがたいですm(。≧Д≦。)m
日本で売られているエゴマ商品は、殆ど韓国産なので絶対に買わない。
いつも本当にありがとうございます。
ここから小野自然農園通信12月号です。
12月下旬になりましたが、周囲の雪は20㎝程と少ない。除雪作業が減るので、温暖化で生活しやすさを感じます。
今は、エゴマの選別作業をやっています。エゴマは名前にゴマとついていますがシソ科でゴマとは違います。
こちらでは、こばしあぶら(香ばしい油)とよばれていました。地域によっては「じゅうねん」とよばれるところもあるそうで、10年寿命が延びるからだそうです。
エゴマは田植えの終わる6月に種をまき、夏には180cmぐらいまで大きくなります。夏の終わりごろに咲く花にたくさんのミツバチが集まります。
10月になり、葉が枯れ始めると収穫時期になります。茎を根元から刈り、1週間ほど天日干します。
それから、茎を持って棒でたたいて実を落とします。落ちた実には葉っぱなども混じっているので、扇風機など使って葉を飛ばし選別します。
そして最後に、肉眼で虫に食われた実をピンセットで取り除いたりの選別をします。この最後の工程が細かく根気がいる仕事です。
出来上がった乾燥生エゴマは、フライパンに薄く入れ、弱火から中火で炒ります。3粒はじけたら出来上がりです。(炒りすぎるとまずくなる)
胡麻すりつぶし器に入れればいつでも手軽に使えます。すり鉢ですって、みそを加えるとエゴマみそになり、料理のあえ物などに使えます。
脂質、たんぱく質、炭水化物は3大栄養素で、脂質は次のように分類されます。
〇トランス脂肪酸 植物性油に水素添加した化学的油で、マーガリン、ショートニングなどに含まれパンなどに使用。とりすぎは心臓病、アレルギーなどに影響。
〇飽和脂肪酸 肉などの動物の油で、とりすぎると血液ドロドロに。
〇不飽和脂肪酸 オメガ9、オメガ6、オメガ3に分類されます。
・オメガ9(オレイン酸)体内で合成できる油でオリーブオイルなど。
・オメガ6(リノール酸)体内で合成できない油で、摂りすぎると血液ドロドロにし、アレルギーや生活習慣病が原因の病気をひきおこしやすいと言われます。コーン油、ヒマワリ油、紅花油、大豆油など。
・オメガ3(αリノレン酸)体内で合成できない油で抗炎症作用、血液サラサラ作用があり現代人に不足している油。エゴマ、クルミ、青魚(イワシ、サバ)
オメガ3とオメガ6の割合は1対4が理想とされています。現代人は1対10~50になっている人が多く、青魚食べない人はさらに大きくなります。