韓国政府「GSOMIA破棄についてアメリカは充分に理解している」
ポンペオ国務長官「失望している」
国防総省報道官「深く懸念し、失望している」「理解したなどとは言っていない」「ムン・ジェイン政権は思い違いをするな」
ここまでアメリカが言うということは、アメリカは文在寅政権を度し難いと断罪したに等しいです。
アメリカは直前まで自動延長するという感触を持っていただけに、破棄と伝えられてびっくりしたようですからね。
文政権は何考えているんだ!と思わず叫んだでしょう。
大統領府(青瓦台)は「アメリカは充分に理解している」とウソを承知で言ったとしたら、これは大いに問題ですね。
では、大統領府では本当にアメリカは理解してると思っていたのでしょうか。
その前日までには、米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)、エスパー国防長官、スティルウェル国務次官補が訪韓して日韓関係の改善を促し、GSOMIAの継続を強く要請していたわけですから、このことからも破棄をアメリカ側が理解などするはずないんです。
おそらく、文政権を忖度した誰かが米国は破棄に理解を示していると大統領府に具申したんじゃいんでしょうか。
それともみんなの反対を押し切って文大統領が独断で決定したか。
どちらかでしょうが、たぶん文大統領の独断ではと思えてなりません。
さて今後アメリカはどうするのでしょう。
協定が失効するのは11月22日ですから、あと3ヶ月ほどかかるわけです。
アメリカは思いとどまるよう圧力をかけるのでしょうが、一方文政権は破棄を決めたのに、アメリカの圧力で延長することに考え変えたら、政権はグタグタになってしまうでしょうね。
ですからそうした状況が予測できるのに、思いとどまる選択など絶対取るはずないと思う方が普通でしょう。
こうなることは文政権は予想していたと思うんですよ。
確信犯?とも思えるんです。
ですから米国と文政権の関係は急速に悪くなっていきそうで、其れが文政権の狙いかもしれませんけどね。
今日明日でなくても、ゆくゆくは在韓米軍は韓国から引き上げるとなれば、米国もおとなしく撤退していくはずありません。
たとえ韓国人が住んで暮らしていても、韓国という国は米国が作った国で、韓国人が作った国じゃありませんからね。
アメリカが朝鮮半島を中ロ共産主義の防波堤としての橋頭堡として作った国です。
そのことを今の韓国人はわかっていないのでしょう、わかりたくもないのでしょうけどねw
ですから韓国が米国の許可もなく勝手な振る舞いをすることなど、米国は許すわけには行かないでしょう。
韓国は韓国人の国だ米国は出て行けというのであれば、米国は出て行く代わりに韓国は李氏朝鮮末期の状況に先祖がえりさせて出て行くでしょう。
その覚悟があってこその文在寅政権ですから、韓国民も其れに耐えていくほかないでしょう。
韓国人に、その覚悟ありますか。