総評:★★★★☆ 以下、一巻から変わらず
面白い度:★★★★★
読みやすい度:★★★★☆
ためになる度:★★★☆☆
また読みたい度:★★★★★
竜馬がゆくもこれで最終巻である。
「坂の上の雲」では、明治維新後の復興する日本を描いていたが、
この明治維新という革命に賭ける志士たちの物語も面白かった。
まずは文化が面白かった。
封建制度をとっていて、身分がとても厳格に決められている。
下の身分に生まれたら、ずっと下の身分で暮らさなければいけない。
・・・まあ歴史の中ではいくつか例外もあったと思うが。
あと、当時の日本の統治体制。
今の日本のような中央集権国家が普通だと思ってたけど、当時は日本は藩という単位に分かれていて、違う藩に行くには自分の藩に届出が必要だったりして、どこにでも行ける訳ではないうことや、
藩はそれぞれ領主が治めていて、徳川幕府が全土と管理しているわけではないということが分かった。
これって歴史学んでいたら知ってて当たり前のことだと思うけど・・・
あと日本人って言葉。
これはこの時期から使われてきたんだなぁと思って、今までは、自分の藩の人間こそ国民で、他の藩の人間は部外者みたいな扱いだったけど、坂本竜馬が日本を一つの国にしたことで、日本人という言葉が共通の認識になっていったんだなぁと思う。
マジで坂本竜馬や西郷隆盛、桂小五郎やその他多くの志士たちで起こしたこの明治維新がなければ、本当に日本は外国の植民地になっていただろうなぁと思う。
ここから坂の上の雲の物語につながっていくが、本当に日本はよく今の形で残ったと思う。ホントに奇跡の上に日本は成り立っているんだと思う。
だって、、、中国は香港とか色々取られて植民地にされたし、韓国とかはもう分断されちゃってるわけだからね・・・
本当にすごいよ。愛国心っていう言葉があるけど、変な意味じゃなくて本当に日本という国がすごいと思うし、誇りに思うようになりました。国民性も本当にすごいと思う。
日本人全員がこの小説を読んで、そういった日本は今まですごいことをやってきた!ってことを知ると、日本も変わるとは思うけど・・・
そんな心を揺さぶられた小説でした!!
そんなんで竜馬はこの間で大政奉還を成し遂げる。
その後、竜馬はこれからの日本を形作るための暫定的な政府に関わる人たちの名前を書く。
そこに竜馬の名前がない。
西郷が不思議がって、なぜ坂本ハンの名前が無いのか?とたずねると。
わしゃぁ官僚的な空気は好かん。これからは世界の海援隊をやるきに。
と言った。
これが坂本竜馬なんだろうなぁと思う。
その後、竜馬はあっけなく死んでしまう。
あれほど何回も危ない目に会って、その度死線を潜り抜けてきたのに、
この大政奉還後、泊まっている宿に暗殺の刺客が襲撃し、あれほど明治維新のために活躍した竜馬と中岡慎太郎があっけなく殺されてしまった。
こんなことがあるのだろうかと思う。
本当に日本を変えて、やることが済んだらそのまま用済みかのようにいなくなってしまった。
「何者か」が日本をそうさせるように竜馬をこの時代の日本に派遣したのではないかと思ってしまう。
そういった歴史のあやがある。なんだろうか、とても不思議に思う。
小説では竜馬暗殺の事件もあっけなく書かれており、そのまま終わりとなってしまった。
自分としては、その後の戊辰戦争だったりしたことも知りたかったのだが、まあこの小説のテーマではないので仕方ないが・・・
そんなんで黒船襲来から始まった事件もこれで終幕となった。
色々な事をこの小説から知り、考えも変わったし、幕末から明治維新の日本をもっと知ってみたくなった。
坂の上の雲からの小説だったけど、自分の中に考え方の大きな礎が出来たような、そんなとても衝撃を受けた経験でした!!
是非色んな人に読んでもらいたいと思う小説です。
そんなんで、以上☆
面白い度:★★★★★
読みやすい度:★★★★☆
ためになる度:★★★☆☆
また読みたい度:★★★★★
竜馬がゆくもこれで最終巻である。
「坂の上の雲」では、明治維新後の復興する日本を描いていたが、
この明治維新という革命に賭ける志士たちの物語も面白かった。
まずは文化が面白かった。
封建制度をとっていて、身分がとても厳格に決められている。
下の身分に生まれたら、ずっと下の身分で暮らさなければいけない。
・・・まあ歴史の中ではいくつか例外もあったと思うが。
あと、当時の日本の統治体制。
今の日本のような中央集権国家が普通だと思ってたけど、当時は日本は藩という単位に分かれていて、違う藩に行くには自分の藩に届出が必要だったりして、どこにでも行ける訳ではないうことや、
藩はそれぞれ領主が治めていて、徳川幕府が全土と管理しているわけではないということが分かった。
これって歴史学んでいたら知ってて当たり前のことだと思うけど・・・
あと日本人って言葉。
これはこの時期から使われてきたんだなぁと思って、今までは、自分の藩の人間こそ国民で、他の藩の人間は部外者みたいな扱いだったけど、坂本竜馬が日本を一つの国にしたことで、日本人という言葉が共通の認識になっていったんだなぁと思う。
マジで坂本竜馬や西郷隆盛、桂小五郎やその他多くの志士たちで起こしたこの明治維新がなければ、本当に日本は外国の植民地になっていただろうなぁと思う。
ここから坂の上の雲の物語につながっていくが、本当に日本はよく今の形で残ったと思う。ホントに奇跡の上に日本は成り立っているんだと思う。
だって、、、中国は香港とか色々取られて植民地にされたし、韓国とかはもう分断されちゃってるわけだからね・・・
本当にすごいよ。愛国心っていう言葉があるけど、変な意味じゃなくて本当に日本という国がすごいと思うし、誇りに思うようになりました。国民性も本当にすごいと思う。
日本人全員がこの小説を読んで、そういった日本は今まですごいことをやってきた!ってことを知ると、日本も変わるとは思うけど・・・
そんな心を揺さぶられた小説でした!!
そんなんで竜馬はこの間で大政奉還を成し遂げる。
その後、竜馬はこれからの日本を形作るための暫定的な政府に関わる人たちの名前を書く。
そこに竜馬の名前がない。
西郷が不思議がって、なぜ坂本ハンの名前が無いのか?とたずねると。
わしゃぁ官僚的な空気は好かん。これからは世界の海援隊をやるきに。
と言った。
これが坂本竜馬なんだろうなぁと思う。
その後、竜馬はあっけなく死んでしまう。
あれほど何回も危ない目に会って、その度死線を潜り抜けてきたのに、
この大政奉還後、泊まっている宿に暗殺の刺客が襲撃し、あれほど明治維新のために活躍した竜馬と中岡慎太郎があっけなく殺されてしまった。
こんなことがあるのだろうかと思う。
本当に日本を変えて、やることが済んだらそのまま用済みかのようにいなくなってしまった。
「何者か」が日本をそうさせるように竜馬をこの時代の日本に派遣したのではないかと思ってしまう。
そういった歴史のあやがある。なんだろうか、とても不思議に思う。
小説では竜馬暗殺の事件もあっけなく書かれており、そのまま終わりとなってしまった。
自分としては、その後の戊辰戦争だったりしたことも知りたかったのだが、まあこの小説のテーマではないので仕方ないが・・・
そんなんで黒船襲来から始まった事件もこれで終幕となった。
色々な事をこの小説から知り、考えも変わったし、幕末から明治維新の日本をもっと知ってみたくなった。
坂の上の雲からの小説だったけど、自分の中に考え方の大きな礎が出来たような、そんなとても衝撃を受けた経験でした!!
是非色んな人に読んでもらいたいと思う小説です。
そんなんで、以上☆
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