胃生検の小部屋 Cottage for Gastric Biopsy

胃生検からはじまる消化管病理の美しい世界

炎症性ポリープ、食道胃接合部、bizarre stromal cell

2018-05-30 | 食道非腫瘍
食道胃接合部の炎症性ポリープです。
Bizarre stromal cellに注意したいです。Overdiagosisされることがあります。
2015年にも同じネタで投稿していますのでご覧下さい。
生検の採取部位や内視鏡像に注意したいです。



An inflammatory polyp at the esophagogastric junction. Be careful about bizarre stromal cells, which might be overdiagosed. I have shown a similar article in 2015. Please have a look. We would like to pay attention to the biopsy site and the endoscopic image.
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3 コメント

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恐ろしい (Lee)
2018-05-31 14:28:14
はじめまして。
私は韓国のseegeneというlab centerで勤めてある病理医
イサンファと申します。偶然,先生のblogを見つけ出したあとたびたび寄って勉強いたしました。本当にいい勉強になりました。ありがとうございます。今度のbizzare stromal cellもatypiaに目を奪われず採取ところと内視鏡所見をちゃんと確認すべきことを改めて学びました。実は以前一度慌てて免疫組織化学染色をいっぱいしたことがあります。次のupdateも楽しみにお待ち致します。
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감사 (Dr. Qussie)
2018-05-31 22:07:20
고맙습니다
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Unknown (mkx)
2018-06-08 23:48:06
いつも興味深くHPを拝見させて頂いております。

ドキッとするような組織像ですが、Bizarre stromal cellがreactiveなものであるということは、日常病理組織診断でどのような手法で鑑別すべきなのでしょうか。(EGJのInflammatory polypでは普通にありうることなのか、知識不足で悩んでしまいそうで自身をもってbenignとは即断できません)
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