胃生検の小部屋 Cottage for Gastric Biopsy

胃生検からはじまる消化管病理の美しい世界

AIG最前線!幽門前庭部大弯側生検組織第2弾 biopsy from the distal antrum, greater curvature (A2)

2023-01-22 | 胃炎
 Autoimmune gastritis; AIG (Anti-parietal cell antibody; APA高値です) の幽門前庭部大弯側生検組織です。
 写真の右側では腺頸部以深のリンパ球浸潤が(写真の左側に比べて)強いですよね(写真クリック!)。
 つまり、ここは元々腺境界部粘膜で写真右側が胃底腺側、左側が幽門腺側であって、右側からAIGが攻め寄せている像ではないかと想像しています。壁細胞達は殲滅されています。
 頑張れ壁細胞!
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 領域性とは:GA-FG(OGA)を... | トップ | SSLD (sessile serrated lesi... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

胃炎」カテゴリの最新記事