胃の神経鞘腫です。意外と稀な病変です。胃の非上皮性腫瘍といえばGIST、あるいは胃上部から食道下部に多い平滑筋腫が頭に浮かびます。
本例は胃神経鞘腫の特徴をよく表しています。少々の細胞異型もみられます(右上)。Lymphoid cuffが明瞭で(左上)、腫瘍内にはxanthomatous aggregates(左下)もみられました。
S100がdiffuse strong positiveでした(右下)。S100はその名の通り、100種類の腫瘍に染まると揶揄されることがあります。しかし、diffuse strongにS100が発現する可能性があるのは(もちろん核に)腫瘍は少なくて、cellular schwannomaとmelanomaです。
本例は胃神経鞘腫の特徴をよく表しています。少々の細胞異型もみられます(右上)。Lymphoid cuffが明瞭で(左上)、腫瘍内にはxanthomatous aggregates(左下)もみられました。
S100がdiffuse strong positiveでした(右下)。S100はその名の通り、100種類の腫瘍に染まると揶揄されることがあります。しかし、diffuse strongにS100が発現する可能性があるのは(もちろん核に)腫瘍は少なくて、cellular schwannomaとmelanomaです。