机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

デザインの世界

2011-04-04 12:56:00 | 楽描き
絵を書かない人、書けない人にもオリジナリティやアイディアはあると思う。

いや、むしろ書く人、書ける人より斬新かもしれない。

人の価値感の中の「芸術」とは自分で自分の事を認める、という事に集約されるのだが、商業美術となるとそうはいかない。

相手の意向を飲まなければならない。

酒やお茶、好きな物は飲めるが相手の意向は口に苦い。
自分の意にそぐわないからだ。

裏をかえせば、自分の無学をさらけ出しているかも知れない。

人が集うて一番先に出る話題は衣食住である。

特に食などは皆それぞれにこだわりがあり、好き嫌いもある。

衣食住は人間の価値感の中で何のカテゴリーに入るだろう。やはり芸術だと思う。

なるほど、他人が嫌いでも自分は大好物だ。

自分が自分を認める、という範疇で行けば立派な芸術だ。

洋服にしてもそうだ、皆それぞれに色や形に自己表現にこだわりがある。

そうして見ると、世の中全部の人が芸術家、デザイナーという事になる。

問題は商業が絡む場合だ。
相手の意向は、いくら苦くても、口に入れてソシャクしなければならない。