子供頃に読んでいた手塚作品や石ノ森作品をみて思う事があった。
少年像は置いておいて青年像は一体誰を、何をモデルに描かれているのだろうか?である。
極端にディフォルメされデザイン化された絵からは断定はむずかしいが、おそらくは時代的にみても此の方ではないかと思う。
佐田啓二。昭和を代表する映画スターである。彼の垂れ下がった前髪をみて、そう思う。手がかりが一点だけというのも頼りないが、当時の人気振りをみれば納得がいくと思う。
両氏は映画好きである。おおいに感化されたのは疑いがないと思う。とくに手塚先生は若き漫画家諸氏に映画を観る事を推奨していた。手塚作品の中には映画からインスパイアされた作品もあるのだと思う。
時代を代表する映画俳優を両氏が見逃すはずがない。
そういうわけで、僕はこの数年、佐田啓二にぞっこんである。
絵は素で仕上げようと思ったが、スクリーントーンをフォトショップで処理した。実は今書いている作品「眼の壁」も素で行こうかスクリーントーン処理で行こうか迷っている。
絵にシャカシャカを入れると画風がガロ風になるな。(苦笑)
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