菜園を借りて野菜を育てて、10年を経過して11年目に突入しています。
丁度、東日本大震災の少し前に始まりました。
始めた理由は、日本版「ダーチャ」をつくろうという意気込みで住宅地に
少し余裕のある地域で菜園をしながら、自然を感じながら、ある程度、
自給自足の生活をしながら住むという贅沢な暮らしを目指して10人ぐらい
のメンバーで活動を始めたのでした。
ロシアのダーチャについての概要を少しウィキペディアから引用します。
ロシア語でダーチャはダーチ(与える)という動詞に由来し名詞ダーチャは(与えられたもの)の意味である。
現在のような大衆的ダーチャは第二次世界大戦中から大戦後の食糧不足の対策として、市民に対し土地を与える
ように州政府や国に要求する運動が起こり、1960年代にフルシチョフ政権が一家族に最低600ソートック(平米)
の土地を与えるよう法制化したものである。
週末のみ利用する持ち主が多いが、特に夏の間は盛んに利用され、夏休みに家族そろって長期間ダーチャで過ごす
ケースも多い。かつての貴族の別邸から掘っ立て小屋のようなものまで、規模や質はさまざまである。
所有者は、この近くで菜園(огород:個人所有の菜園のこと、国有のものはполе)を営んだり家畜を飼ったりしている。
ダーチャを日常化する。ダーチャの日本版を目指して、まずは自ら菜園を始めて野菜をつくろうとしたのです。
少し、郊外で土地の安いところで、菜園で野菜を育てながら、人としての本来の暮らしを
実現しようと試みたプロジェクトでありました。
実際にいろいろなところを見にいったり、どんなことが可能なのかを探りながら、
まずは、野菜だけでも育ててみようをいうことで、スタートしたプロジェクトでした。
そんなことがキッカケで始めたことですが、今はすっかり野菜作りが
ライフワークになってしまいました。そこから、いろいろとわかったことがあり、
その辺りを少しずつアップしていこうと思います。
今は、菜園生活=日本版ダーチャへのイメージも湧いてきました。
野菜作りの経験を踏まえてアップ出来たらと思います。