元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

転勤

2012-02-04 | Weblog
もう3年か4年前から頻繁に来ていただいているお客様のグループのお一人が3月末で転勤する、って昨日ご報告を受けた。
もう一人の方は心機一転、海外へ行かれる。
どちらの方も帰省の際にはまたお目に掛かることが出来るのであろうが…、今までとは状況が違ってくる。
仕事によっては転勤は宿命であり、仕方のないことなのであろう。
ふと、自分の事を思い出してしまった。

かつてサラリーマンであった私は、入社後研修を受けすぐに大阪へ配属となった。
実は東京以外のどこかに配属されるのであろうとわかっていたが、大阪だけは嫌だと思っていた、そしたら大阪だった。
最初の数ヶ月は休日もすることが無く、ずっと家にいた。
その内に以前やっていたバンドをまたやりたいな、と思い楽器屋さんでメンバー募集の張り紙を見て連絡を取った、そして加入した。
食べ物も、東京の人間には色も味も薄くて最初は物足りなかった、でも知らないうちにそれに慣れていた。
知らないうちに一生ココにいてもいいかなぁと思い始めていた、そうしたら香川県高松に異動となった、大阪生活は3年間で幕を閉じた。
高松も最初は嫌でしょうがなかった。
またバンドをやりたいと思い最大手と言われる楽器屋さんに行ってみた、メンバー募集の張り紙なんて全くなかった、なので店員さんに「メンバー募集の張り紙ってしていないんですか?」と聞いた、すると「25歳にもなってバンドなんてやっている人間はココには居ない」って馬鹿にされたように言われた、何てところに来てしまったんだと思った、後にヤマハに行って張り紙も見つけちょっとだけバンドに加入していたが。
高松もだんだん好きになっていった、ココは排他的なところがあり素直によそ者を受け入れる、という訳ではない街なのだ、しかし顔見知りになり友達になると面倒見はいいし付き合いやすいところだった、それに子供が生まれてからは子供のためのいろいろな、例えば公園だとか医療補助だとかが完備されていた。
そして次は福岡だった、もう転勤慣れしていたのか、親が九州出身だったからか、ココは最初から違和感がなかった。
結局、どこに行っても・どこにいても住めば都なのである。

もう一人の方は海外へ行かれる、転勤ではなく自分を試すために。
大学生だった頃、学部事務所の掲示板に提携校がアメリカにあり留学しませんか?みたいな事が書いてあったのを覚えている。
でも当時は留学?何様だよ?って感じだった、だってまだ当時は「憧れのハワイ、一度は行ってみたい」だったから、今みたいにオフシーズンなら29,800円でサーチャージ込み、何てノはあり得ないことだったから。
サラリーマンだった時、会社のトップが私を中国の大連に行かせる、って話しをしていた、でもその時既に私は年内に会社を辞めて店の準備を始める覚悟が出来ていた、だから他人事のように聞いていた。
もしタイム・マシーンで学生の頃に戻れるならば、迷わず海外へ留学する。
だって、だから、今更のように、数年前からカナダやフィリピンへ語学留学(っていっても1~2週間程度だが)しているんだもん!

お二人とも、その地で頑張っていただけるモノと信じている。
それからもう一人の方、お一人でもまた来ていただけるモノと信じている。
頑張って下さい、もう一人の方も…ははは。

今日は
「お子様は無料でジュースが飲み放題!」
の日です。
さらにお子様に節分用のナッツも差し上げています!

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