鶏のムネ肉

鶏肉は大好きです、でもそれはもも肉他であって、決してムネ肉やササミを意味するものではありません。
まだササミは、何か挟んだり乗せたり、何らかの調理工夫をしていますので食べられるのですが、ムネ肉はダメなのです。
かつてサラリーマン時代に私の担当ではありませんでしたが、鶏もも２Ｋｇのブロックをアメリカから輸入して販売していました。
それはもも肉であり、ムネ肉は欧米諸国で自己消費されるので生産のバランスがとれていたのです。
欧米人は何故あのパサついたムネ肉なんか食べるのだろう？
ず～っと、少し前までそう考えていました。
つい先日、妻が茹でた鶏ムネ肉を夕飯に出して、しょうがないな…というつもりで食べたのです、すると結構美味しい。
確かに若干のパサつきはあるのですが、身に味わいが感じられるのです。
数日後にはムネ肉でチキンステーキを焼いてしまいました、味わいが感じられる…
以前は、こんな事はなかったのに、柔らかく脂ののったもも肉こそが美味しいチキン　だったハズなのに。
年齢による嗜好の変化、なのでしょうか？
今でももも肉は、それはそれで大好きです、ただ大嫌いであったムネ肉も認めることが出来る様になってきたのです。
こうやって、加齢は趣味嗜好を変えていくものなのでしょうか、「ミョウガ」コレもほんの数年前まで絶対に食べたくないものでした、それが今では大好きな野菜・香味野菜になっています。
いずれにせよ、好きな食品が増えたり・嫌いなものが食べられる様になる、ということは喜ばしいことなのではないか、その一言で片付けてしまうことにします。

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