昨日に続いて、マカオでの旅行記をご紹介致します。
マカオへの行き方を全く調べていませんでした、セブから香港行きの飛行機に乗っている間に初めてガイド本を読み、香港空港からどうやってマカオへ行ったらいいのかを調べました。
マカオへはフェリーで渡ります、つまりフェリー乗り場へ行けばいいのです、香港空港からは①空港エクスプレス②バス③タクシーのいずれかで香港駅まで行きます、私は空港エクスプレスで香港駅へ行きました、ガイド本にはそこからタクシーで上環のフェリー乗り場まで行くとありました、香港駅で駅の職員にフェリー乗り場までタクシーで行きたいのですがタクシー乗り場はどこですか?と聞くと、ここから地下鉄で行けると答えます、で…地下鉄の乗り場を聞いて地下鉄で行くことにしました。
上環駅に着きました、そのビルの3階にフェリーの窓口があります、そこにはいくつかのフェリー会社があります、その1つで香港島へ行きたいのですがチケットはここで買うのですか?と聞くと、向こうのターボジェットの窓口ですと教えてくれました。
窓口でチケットを買い、その際にこのスーツケースはどうしたらいいのか?と聞きました、すると向こうで追加料金を払ってくれと言われ、寸法を測って25香港ドル(HK$)を支払いました。
フェリーは約1時間の乗船、到着間際に隣の席の女性にタクシー乗り場の場所を聞きました、流暢な英語で教えてくれます、さすがにマカオだな…そう思っていました。
タクシー乗り場は長蛇の列、やっと自分の番がきてタクシーに乗りました、10m位進んだ所で行き先の確認をしました、ホテルのバウチャー(予約書)を見せると知らないと言われました、え~!結局タクシーを降ろされ、再び長蛇の列の最後尾からやり直しです、2度目のタクシーは何とか分かったような分からないような…、とにかく走ってくれました。
20分位して信号で止まっている時に降りろと言われました、え?ホテルはまっすぐ行ったところだ、って言っているようです、ちなみにこれ全部英語ではありません、何言っているのか分かりませんので雰囲気で理解したのです。
ホテル…?これ?
なんかガラスの扉にそれらしき名前はあります、とにかく扉の向こうの細い階段を上って2階に着きました、そこに小さなカウンターがあって、いやそれがフロント?全く言葉が通じません、英語が通じないのです、でも私の格好を見てチェックインだとは分かっていたようでキーを渡されました、403号室です、スーツケース約20Kg+バックパック約5Kgを自分で担いで細い階段を上りました、部屋は思ったよりひどくはなかったです、エアコンもテレビもバス・トイレもありました。
さて、次に香港ドルに両替をしないとなりません(空港で両替したお金はもう100HK$しか残っていません)、それから翌日に申し込んでいる観光ツアーの待ち合わせ場所:ロイヤルホテルの場所を知っておかなければなりません、もう一度フロント?に行きました。
さっきのおばさんがいます、ダメだと思いながら英語で「両替はどこで出来ますか?」と聞きました、全く通じません、仕方がないので紙に両替と書いて見せました、それでも分かりません…カジノへ行けば両替が出来る、そう思いCASINOと紙に書きました、え?それも通じないの?
紙に、where exchange casino royal hotelそれらの単語を書いても全く分かってもらえません、そこに別の家族連れのお客さんが来ました、助かった…英語話せますか?NO…って。
ここにいても何もならない、そう思い外に出ました、隣の店の女性・向かいの店の男性・その横の店の男性…誰も英語なんて話せません。
片っ端から通行人に話しかけました、全く誰も英語を話せません…もうダメだ…明日のツアーにも参加出来ない…何も食べることも出来ない…。
多分30人目位で犬を連れて散歩している女性がいました、英語話せますか?少しだけ…やった!
ロイヤルホテルってどこですか?少し考えて、まっすぐ行って右に曲がり左に曲がったところです、そう教えてくれました、本当にありがとうそう感謝して歩きました、かなり遠いです…本当にこの道で良いのか?心配になりました、そこに若いカップルが歩いてきました、英語話せますか?女性の方が少しだけと答えてくれました、ロイヤルホテルはどこですか?
分かってもらえません、言葉は通じているのです、写真はありますか?と聞かれました、もしかしたらと思いガイド本を探しました、ありました!それを見せるとああ、そこを左に行ったところです、と教えてくれました。
やっとロイヤルホテルに着くことが出来ました、少なくともコレで明日のツアーには参加出来る…。
ロイヤルホテルのフロントで両替は出来ますか?と聞くともうこの時間では出来ないと言われました、今夜は食事無しか…そう思いました、もう一度フロントでこの周りでこの時間に両替出来るところはありませんか?と聞きました、するとこの道を真っ直ぐ10分行ったところにリスボアホテルがあって、そこは24時間やっていますと教えてくれました、直ぐさま歩き始め…10分じゃない、30分近く、リスボアホテルの派手な建物に着きました、ガードマンに両替所を探しているが…と聞くと、このビルではなく隣ですと言って途中まで案内してくれました。
そっちのリスボアホテルに着き、3~4人の人に都度場所を聞きようやく両替所に着きました、ちなみにロイヤルホテルとリスボアでは英語が通じます。
そこから再び1時間弱掛けて自分の泊まっている宿に辿り着きました、そこから近くの食堂に入って何だかよく分からない豚ラーメンみたいなものを食べました、でも意外や美味しかったです、もちろんこの店も英語なんて通じませんです。
翌日ツアーに参加致しました、そこで日本人の添乗員さんに言いました、全く誰も英語を話せないんですけど…。
添乗員さんは、マカオでは英語なんて誰も話せませんよ、英語が通じるのは、高級ホテル・カジノだけです、街のレストランもタクシーもほとんど通じませんよ…、言葉は中国語、正確には広東語だけです…って。
私はもうマカオを大っ嫌いになっていました。
もし私が、パッケージツアーでマカオに来ていたり、高級ホテルに泊まっていたら、印象は違っていたことと思います。
でも底辺というか、そういうところからマカオを見てしまった私は、もう2度と来ない、そう思ってしまいました。
言うまでもありませんが、香港へ戻る日の朝、私の居るホテル宿の近くにはタクシーなんて来やしません、重い荷物、スーツケースを引きずって別のホテル、ロイヤルホテルまで歩いていき、その近くでタクシーに乗りフェリー乗り場へ帰りました。
最後に1つだけ、最終の夜、添乗員さんに逆に英語しか通じないと教えてもらったロイヤルホテルの2階にあるポルトガル料理のレストラン、そこは言葉が通じて・快適で・料理も美味しかったです。
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