木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 307 むち打ち症3

2006-05-27 | PCRT(心身条件反射治療)
ムチ打ちの患者さん。頚部痛が若干残っている。手首、肩関節の痛み無し。可動域正常。

昨日の来院時の検査ではほとんど症状なし。痛いときないですか? 「車の運転のをしていて右に振り向いて後方確認をするときに少し痛みます。」仕事や日常生活では?

「仕事や日常生活では同じ動作で痛くありません。」検査をする。どうしても事故の「不安」「恐い」がでてくる。しかし、今回の事故の「不安」や「恐い」は開放されている。

車を運転しているときはどんな気持ちですか?「楽しいです。車の運転は好きなんですけど」 どうしても車の運転が関わっている。深く探っていく。

交差点での「不安」がでてきた。交差点での「細心の注意する」がでてきた。患者さんは特にそんな注意を払っていない。しかし、でてくる。潜在意識の中で「交差点」「注意」が出る。

聞いてみた。事故は初めてですか?「前に事故を起しています。軽い事故でしたが今回で2回目です。」交差点で左側方から追突されたらしい。そのときの感情が残っていた。

その後潜在的に交差点での「細心の注意」の感情がブロックしていたようである。開放したときから頚部の張りがなくなった。自分の意識では認識できないような感情が潜在的にあり、開放されていないと悪さをする。

患者さんのなかには2,3回と事故を起す人がいる。本人は細心の注意を配りながら運転しているのだろうがどういうわけか事故を起す。もらい事故など典型的な相手の問題である。どういう訳か巻き込まれています。何か不思議なものを感じる。運命と言ってしまえばそれまでか。

拳骨