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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 988 左右のバランス3

2009-06-09 | 感情ストレス
陸上のリレーの選手。シンスプリントとオスグッドが治り何とか今日の試合に間に合った。昨日はレースの前と会って「少し緊張しています」と緊張の開放に見えた。

緊張パターンを探ってみると「レースまえ」「アンカー」ででた。特に「アンカー」が強く緊張パターンをつくっている。さらに深く検査すると「バトン渡し」で出る。

この選手はアンカーでバトンを左で受けるらしい。左での受けがどうも緊張を作っているようである。小生はバトンの受け渡しはわからないが、順番で右、左と次々に左右を変えて渡すらしい。

この選手は右利きで左でバトンを握るのが苦手らしい。そこで左でバトンを受けると走りにくく緊張するらしい。

人間の目、耳、腕、足は左右の利きがある。大方は全て同側の利きとなる。目が右であれば耳も右、腕、足も右になるのがふつうである。ばらばらでも病的な異常ではない。

この選手は手足は右利き。耳も右利き、目と腕は左利きになっている。お母さんに小さい問いのハイハイを聞いてきた。

「1歳未満で伝い歩きを始め、ハイハイはあまりしなかった。」幼児のハイハイは起立歩行の前段階で歩行メカニズムの反射機能を構築する際に大切な運動である。

伝い歩きは腕が死んでいる状態で下肢だけの左右の歩行になる。手足の左右の体格螺旋の反射機能を低下させる動きになる。

脳のブレーンマップで検査すると前頭葉に問題があった。左の前頭葉で反応し開放すると左手バトンの反応が消え緊張パターンから開放された。

拳骨

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