気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

プラウダ高校 アエロサンRF-8 完成です!!

2025年01月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7ではもう一方の橇を組み付けます。次のステップ8では乗員を組み立てますが、これは不要ですのでステップ7が組み立ての最終工程となります。

 

 ステップ7で組み付ける橇のパーツです。

 

 組み上がりました。これで塗装前の組み立てが完了しました。カチューシャのベッドになっている操縦席の前にある、フロントガラスの支持部の三角の突起は、劇中シーンに見えませんので撤去しようかと迷いましたが、操縦席の本来の形も再現出来るためにフロントガラスとハンドルのパーツを取り外し自在としてパーツを別に保管していることもあり、そのままにしました。

 

 塗装に進みました。車体はプラウダ高校チームの冬季カラーであるクレオスのミスターカラーの69番グランプリホワイト、エンジンは28番の黒鉄色、エンジンカバーはポスカの黒、プロペラはポスカのこげ茶、座席は43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 この時点で劇中シーンと比較して確かめたところ、妙な違和感を覚えました。あっ、ここが違うな、と気付きました。上図のエンジンカバー下の空間です。

 

 御覧のように、後ろから見ますと前の座席つまり劇中でカチューシャがベッド代わりにしている操縦席部分が見えますが、劇中では閉じられているので操縦席部分が見えないようになっています。

 

 劇中シーンを見ますと、黄色枠内に示すように、エンジンの下が黒い板で閉じられています。遮熱板のようにも見えますが、劇中車独特の仕様のようですので、これに合わせる追加工作を行ないます。

 

 エンジン下の空間に合わせてプラ板を台形にカットし、上図のように中央を黒く塗りました。

 

 それを上図のようにエンジン架台の下に張り付けて空間を閉じました。

 

 後ろから見ると、このように劇中車の状態に近づきました。

 

 エンジンカバーとラジエターの部分は御覧のようにポスカの黒で塗りました。ラジエターの下端は白のままとしていますが、これも劇中シーンに合わせた仕様です。

 

 御覧のように該当部分が白いままであるのが分かります。ちなみに内部も白ですが、劇中シーンでは焚火の光の陰となっていて黒く見え、上縁だけが白く見えます。その上縁とラジエター下端の該当部分が同じ白であることも分かります。

 

 かくして、このように組み上がりました。プロペラは接着せず、収納時に外せるようにしてあります。前照灯のレンズはキットのパーツからウェーブのアイズのクリアパーツに置き換えました。

 

 左右側面に校章マークのデカールを貼りました。左右対称の位置です。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 斜め後ろから見ました。プロペラの大きさが目立ちます。このプロペラと橇が収納時にもスペースを取りますので、プロペラと同様、四つの橇も出来れば着脱自在にしたかったです。

 

 以上で、プラウダ高校チームのアエロサンRF-8が完成しました。製作日数は、2023年8月3日から8月5日までの3日間で、組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。

 キットはトランペッター製品を使用し、ほぼストレート組みで仕上げました。劇中の仕様に合わせて機銃やハンドルを除去したほか、エンジン下の遮熱板とみられる部品を自作追加しました。小型の橇ですのでパーツ数も最低限で、一日あれば組み上がる楽なキットでした。難しい工作や改造が少なくなく苦労の多いガルパンプラモデルの製品群のなかでの、息抜き製作にはもってこいだと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 アエロサンRF-8 作ります!! その2

2025年01月09日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3では引き続き車体を組み立てます。ガイド図下段のBの図にある、パーツB4と透明片とハンドルのB21は劇中に見えませんので不要とします。ハンドルは本来は後ろの操縦席に付きますが、操縦席はカチューシャのベッドになっているので、操縦席としての機能が維持されているのかは不明です。個人的には、プラウダ高校チームの隊長専用の野営用ベッドとして使われているのではないか、と推測しています。またA5の左右に付く三角形の突起も劇中には見えませんが、A5そのものが付いているのか付いていないのかは劇中からは読み取れませんので、A5のみは一応付けておくことにします。

 なお前席は銃手席で、本来は7.62ミリDP28軽機関銃が付きますが、これも劇中では外されています。前のステップで組み立てたエンジンをここで車体後部に組み付けますが、私の製作では塗装後に組み付ける予定です。

 

 各パーツを切り出して準備しました。エンジンも置いてありますが、ここでは組み付けません。

 

 組み上がりました。操縦席パネル、座席、エンジンは塗装後に組み付けるので、ここでは保留しました。

 

 ステップ4では車体各所の部品、橇のサスペンションアームなどを取り付けます。エンジンカバーのA7、ラジエター部分のA3およびA8は、塗装後にエンジンを組み付けてから取り付けるので、これらもここでは組み付けないで保留にします。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。エンジンカバーのA7とラジエター部分のA3およびA8は一つの部品として組み立てておき、塗装後にエンジンと共に取り付ける予定です。

 

 エンジンカバーとラジエター部分を仮組みした状態です。エンジンを中に組み付けた後でこのように仕上げるわけです。

 

 ステップ5では後部のプロペラやサスペンションの一部、プロペラガードとみられる細い棒などを組み付けます。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。プロペラのB25はエンジンに取り付けるので、これも塗装後に組み付ける予定です。

 

 後ろから見ますとこのように、左右に棒が張り出して、ちょうどプロペラの回転範囲をカバーしています。それでプロペラガードだろうと推定しています。

 

 ステップ6では右側の橇や前部機銃などを組み付けます。前部機銃は劇中には見えませんので不要ですが、その指向レールB8は付いていますので組み付けます。

 

 組み立て前の各パーツです。

 

 組み上がりました。橇が思ったよりも長くてスペースをとるので、橇は接着せずに着脱自在にしようかと考えましたが、それだとグラグラしたり外れたりするので、結局は接着固定しました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒森峰女学園 パンターG型(4輌目)を作りました

2025年01月08日 | ガルパン模型制作記

 2023年6月のサークルの売買譲渡会にて、AFV部会の先輩Sさんに、グンゼ産業のパンターG型のキットを頂きました。以前に制作した2輌目と同じキットでしたので、持ち帰ったその日のうちにのんびりと作り始めて、9日で完成させました。

 グンゼ産業の旧ドラゴン製品は、タミヤ製品や最近の海外各メーカーの新製品に比べるとパーツ数が少なくて組みやすく、それでいて劇中車仕様に近いため、適応キットとしては一番良いのではないかと個人的には思っています。

 

 なので、組み立ても気楽に進めて、私の製作計画における黒森峰女学園チームのパンターの4輌目が出来上がりました。計画では4輌を作ることにしていましたから、今回の製作がラストでした。1輌目をタミヤのキットで2015年3月に制作してから、8年余りを経てのことでした。

 テレビシリーズの第10話の決勝戦の陣容は20輌、そのうちパンターは6輌でしたから、初めは6輌を各メーカーのキットで作り比べて楽しもうと考えていたのですが、作ってみるとかなりの大型車輛で収納スペースも小型車輌2輌余り分を要することが判明したので、計画総数を15輌に減らしてラングを6輌から3輌に、パンターを6輌から4輌に変更した次第でした。
 現在の住居に居る限りはこれでも多すぎて収納に苦労しているため、嫁さんが言うように、いずれ広い家に引っ越せば、さらに追加製作することも出来るでしょう。

 

 ともあれ、黒森峰女学園チームのパンターG型(4輌目)が完成しました。製作期間は2023年6月7日から6月15日までで、組み立てに6日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。製作工程は2輌目と同じでした。

 パンターG型は、個人的には昔から一番好きなドイツ戦車ですので、機会があればライフィールドモデルやタコムのスーパーブリッツのキットでも作ってみたいです。広い家に引っ越せたら、あと最低2輌は確実に組み立てると思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プラウダ高校 アエロサンRF-8 作ります!! その1

2025年01月04日 | ガルパン模型制作記

 2023年夏、まだ作っていないガルパン車輌を連続して製作していた時期に、プラウダ高校チームの車輌はあと4輌を予定していました。そのうちの1輌、正確には1台と言うべきでしょうが、上図のカチューシャがベッド代わりに使っていたアエロサンRF-8を最初に作りました。

 

 RF-8は、ソ連軍が第二次大戦期に使用した軍用アエロサン(プロペラ推進式スノーモービル)の一種です。テレビシリーズの対大洗女子学園戦の試合中に登場しています。

 

 劇中では上図の左側面観の大部分と・・・。

 

 後ろからみたアングルの2種類のシーンがあります。右側面観と前面部の様子は分かりませんが、大体は史実上のRF-8そのままに描写されているようなので、その適応キットもストレートに組み立てれば良いかな、と思いました。劇中のRF-8独特の仕様があれば、合わせてゆけば良いだろう、と割り切りました。

 

 適応キットは、上図のトランペッターの製品を5年前に購入してあったのを使用しました。適応キットは他にヴィジョンモデルからも出ていますが、私自身はキットの実物を目にした事がありません。

 

 中身です。今回は戦車ではなく橇ですから、転輪や履帯のような手間のかかるパーツが一切ありません。半日あれば完成までいけるのでは、と予想しましたが、塗装は別の日に行う予定でしたので、最低でも2日はかかる見込みとなりました。

 

 組み立てガイドの説明文はロシア語と中国語と英語でした。

 

 塗装見本図です。劇中車とはちょっと違います。劇中車はサスペンションのスプリング部が車体と同じホワイトで、エンジンカバー上部が黒っぽいカラーになっています。

 

 ステップ1ではエンジンを組み立てます。ステップ2では本体を組み合わせます。いずれもガイド図の指示通りに進めます。

 

 ステップ1で組み立てるエンジンのパーツです。エンジンは外、後ろから見える状態になりますので、ポスカやガンダムマーカー等で塗りながら組み立てます。

 

 組み上がりました。

 

 斜め前からのアングル。

 

 小型バイクのエンジンのような小さなサイズです。GAZ-M1と呼ばれる50hpのエンジンで、推進速度は50キロであったそうです。

 

 ステップ2に進みました。本体を組み立てます。

 

 あっという間に仕上がりました。

 

 この時点ですでにRF-8の姿になってきていました。小型でパーツ数も少ない、楽なキットです。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続高校 T34-76(アリ車&レイノ車・最終章仕様)を作りました

2024年12月24日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第4話の劇場での初視聴にて印象に残ったもののひとつに、序盤の包囲戦にて継続高校チームのアキが示した上図の手描きの対陣配置図がありました。試合中に砲撃もこなしつつ短時間でよくここまで描けたな、と驚きましたが、それ以上に継続高校チームの布陣の様子が初めて分かったことが感動的でありました。

 この時点でヨウコのⅢ号突撃砲が隠密行動を取っていて除外されますから、図に示される8輌と合わせて9輌が、この時の継続高校チームの全兵力であるのか、と思いました。
 ということは、試合開始時の15輌のうちの6輌もが、既に撃破されていたのか、と悟りました。視聴した限りでは凍った川付近での交戦で1輌、雪だるまからの奇襲時に応戦されて2輌、五十鈴華の芸術的な射撃で2輌、の計5輌ぐらいか、と数えていたからです。

 そして対陣配置図の右には「うちらとタミたち」とあって、これはBT-42と随伴のT-26の部隊だと分かりました。反対側の「シープがーるず」はリーゼントの連中か、シープって何だろう、図の描き方からしても戦車はKV-1だろうな、と考えました。

 

 そして下の「アリぐんだん」には、アリって子が居るのかと察し、おそらくアリがリーダーの小隊だろうな、と思いました。直前の序盤戦にてBT-42以下の本隊と連携していたT34/76が少なくとも2輌視認出来ていましたので、おそらく「アリぐんだん」とはT34/76で編成された小隊なのだろう、T34/76はもう1輌いて、この3輌になっているのだろう、と察しました。

 

 その推測は、上図のスキージャンプ台とみられる施設での対峙シーンにて間違っていなかったことが分かりました。御覧のように3輌のT34/76が横一列の隊形を組んで大洗女子学園チームに砲口を向けていました。中央の1輌が迷彩で目立つので、これがリーダーのアリの搭乗車だろう、と察しました。

 

 その後の急斜面の直滑降シーンでアリが登場し、上図の迷彩のT34/76がアリの搭乗車だと確認出来ました。

 

 冬季ホワイトカラーの2輌のうちの上図の1輌は、スキージャンプ台とみられる施設での対戦にて大洗女子学園のポルシェティーガーやマークⅣの降下時の足場にされて押しつぶされ、次いで砲撃を受けて無力化されました。

 この車輌の車輪は、よく見ますとホワイトではなく、ブラウン系のカラーで塗られているのが分かります。大半に雪がこびりついているので見えにくいですが、公式設定資料図でもブラウン系の色が確かめられます。

 

 それで、残った1輌がアリの搭乗車と共に急斜面の直滑降シーンまで行動し、車長のレイノも登場してその搭乗車と確認出来ましたが、その後のマークⅣとの格闘戦で撃破され、戦列より除けられました。

 このT34/76の迷彩とホワイトの2輌を、手持ちのジャンクパーツで作れそうだな、と思いついたのは11月半ばのことでした。

 

 手元には、タミヤのT34/76やT34/85のキットでプラウダ高校チームの所属車などを製作した際に、部品取り用として使った同型車キットの残りパーツ類が車体2輌分、転輪なども劇中車と同じディスクタイプのものが1輌分、細かいパーツに至っては4輌分ぐらい貯まっていました。

 しかし、六角形の砲塔や履帯などは転用して無くなっていましたので、これだけではパーツ不足で製作には進めませんでした。その数日後にたまたまサークルでの売買譲渡会がありましたが、そこでも目指すパーツ類は見つかりませんでした。

 

 それで、不足している六角形の砲塔や履帯、転輪の一部をタミヤカスタマーに注文して取り寄せました。上図のパーツ類が届いたのは12月7日のことでした。その翌日から2輌まとめての製作に取り掛かりました。

 

 組み立ては2日で完了し、2輌のT34/76が上図のように仕上がりました。

 

 塗装も2輌まとめて行ない、ホワイトで吹き付けて塗りました。

 

 片方を迷彩とすべく、上図のミスターカラーの43番のウッドブラウン、それから136番のロシアングリーン2で筆塗りにて塗装しました。

 

 迷彩が仕上がった状態です。劇中では転輪や履帯に雪がこびりついていますが、それらの雪を取り払った状態にて再現しました。転輪の迷彩は、雪で隠れている部分もあったために明確には分からず、推測で仕上げました。

 

 「アリぐんだん」のリーダー、アリの搭乗車の勇姿です。

 

 レイノの搭乗車のほうは、車体はホワイトですが、車輪は前述したようにブラウン系のカラーになっています。劇中で車輪にこびりついた雪を取り払った状態にして、43番のウッドブラウンで塗りました。

 塗りつつも、継続高校チームの車輌にブラウン系のカラーというのは今回のT34/76が初めてだなあ、と気付きました。おそらく、車輪もホワイトのままにすると、プラウダ高校チームの所属車と変わらなくなってしまうため、差別化の意味でこちらの車輪を別のカラーでまとめたものと推測されます。

 

 「アリぐんだん」の1輌、レイノの搭乗車の勇姿です。

 

 以上で、継続高校チームの「アリぐんだん」のT34/76の2輌、アリ搭乗車およびレイノ搭乗車が完成しました。製作日数は、2023年12月8日から12月11日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。

 今回はタミヤのミリタリーミニチュアNo.59のキットの余剰パーツ類の活用も兼ねて、T34/76の2輌を一気に仕上げました。仕様はプラウダ高校チームの所属車と共通ですので、詳しい製作手順およびガルパン仕様への工作に関しては製作記の「プラウダ高校T34-76(1号車)」の項を参照いただければ、と存じます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 完成です!!

2024年12月22日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業の続きです。装備品などの木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。消火器は車体と同じカラーでした。

 

 履帯を取り付けました。

 

 車外装備品類のシャベル、鶴嘴、消火器を取り付けました。前部の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。無線手ハッチは、最初は接着固定する積もりでしたが、接着するのを忘れたまま塗装しましたので、ピットマルチにて開閉自在にしました。

 

 車外装備品類のジャッキ台、ジャッキ、予備履帯を取り付けました。

 

 エンジン点検ハッチは取り外し自在ですので、中のエンジンを見る事が出来ます。

 

 砲塔をセットし、主砲の同軸機銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 校章デカールは、モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー Vol.8」より適当なサイズのものを計6枚使用しました。今回のヨーグルト学園車輛は、ガルパンの車輌のなかでも校章マークの数が多いです。

 

 大きいサイズの3枚は砲塔の左右側面と背面に貼りました。小さいサイズの3枚は左右のエンジン点検ハッチの側面前方と・・・。

 

 背面部の左上隅に貼りました。

 

 初めて作ったヨーグルト学園の戦車、初めて貼ったヨーグルト学園の校章です。感慨深いものがありました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 パステルカラーの車体は、光輝性がないにも関わらず、パッとした明るさがあって眩しさも感じられます。少なくとも戦車に相応しい色には見えませんが、目立つことは目立ちます。これがヨーグルト学園のポリシーなのかもしれません。

 

 今回の車輌は、大洗女子学園カメさんチームの搭乗車と仕様が共通ですので、その色換えバージョンを作ったようなものでした。ただ、フルインテリアキットなので、塗装にも組み立てにも相当の手間がかかりました。他の車輌の製作の合間に少しずつ進めましたので、完成までに2か月余りを要しました。

 

 以上で、ヨーグルト学園チームの38(t)戦車B型が最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年7月28日から10月4日までで、組み立てに54日、塗装に8日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 使用キットはホビーボスの品で、限定版のフルインテリアパーツ付きのキットでした。それで内部も完全に再現して隊長ソフィアも見ていた戦闘室空間の雰囲気も味わうべく、塗装しながらの組み立てを行ないました。ちょうど最終章第4話の公開前までの未製作車輌の連続製作の時期にあたっていたため、他の車輌の製作と並行で進めましたが、インテリアの塗装と製作に手間取り、実際には他の車輌の製作の合間に少しずつ進めました。

 仕様は大洗女子学園カメさんチームの搭乗車と共通で、キット自体が劇中車に近い仕上がりになるため、ガルパン仕様への改造および追加工作は最低限で済みました。38(t)戦車そのものの製作は、今回の車輌で5度目になるため、慣れてきてガイドを見なくても作れた部分が少なくなく、その意味では楽なほうだったと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その8

2024年12月21日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ9です。オプションのアンテナパーツは劇中車にありませんので不要です。砲塔を車体にセットし、履帯を繋ぎます。さらに劇中車に合わせて細部の仕上げを行ないます。

 

 砲塔を車体にセットしました。

 

 車体左側面の前部に付くアンテナ基台はE型以降の仕様で今回のB型のキットには付いていませんが、劇中車には付いていますのでジャンクよりドラゴンのパーツを持ってきて取り付けました。

 

 履帯は連結式でした。一枚一枚繋いで作りました。

 

 このように各部のパーツとして作り、塗装後に車輪に巻きつける際に繋いで接着することにしました。

 

 塗装に入りました。今回の劇中車のカラーはちょっと独特で、見ようによってはメタル系にも光沢系にも思えますが、劇中の戦闘シーンで各所がキラキラと光っていないので、輝きのある、つまりは光輝性のカラーではないことが分かります。

 それで、光輝性は無いけれども明度が高くて見栄えもするパステル系のカラーを試みに使ってみようと思い立ち、手元にあったアクリルガッシュのパステルシリーズより2色をチョイスしました。まずは上図の171A番のパステルエナメルを取り出して公式設定資料の図と比べてみました。御覧のとおり、ほぼ同じカラーです。

 

 ひととおり塗りました。水性塗料ですから扱いやすく、失敗しても水で洗い流せます。結果として、黄色味がやや眩しい感じになりました。劇中車のカラーはどちらかといえば薄茶色系ですので、そちらに色調を移して合わせる必要が生じました。

 

 そこで、次のカラーとして174A番のパステルサンドを取り出して、先の色がまだ生乾きのうちに上から塗り重ねました。先の色と次の色がふわりと混ざってゆきました。水性塗料だから出来る芸当でした。

 

 仕上がりました。なかなかいい感じです。光沢やメタル感こそありませんが、パステルカラーならばでのパッとした明るさが出ています。

 

 続いて、転輪のタイヤゴム部分のパーツを、ポスカの黒で塗りました。

 

 ポスカが乾いてから、転輪にはめ込みました。

 

 履帯はミスターカラー28番の黒鉄色で塗りました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その7

2024年12月18日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8からは砲塔の組み立てになります。ステップ8の工程1から2までは砲身を組み、工程3から5までは砲塔を組み立てます。ペリスコープB14の筒部の中央の輪は劇中車にないので削り取り、防水カバーのB15も不要です。B14を直接天板B1の指示位置に取り付けます。砲塔前面の視察窓の上に貼るエッチングパーツのPE1はプラ板に置き換えます。

 あとは全てガイドの指示通りに進め、インテリア部分もインテリアの組み立てガイドのステップ7を参照して組み立てます。

 

 ステップ8の工程1および2で組み立てる砲身のパーツ類です。インテリアに含まれる一部のパーツは塗装しています。

 

 あちこち塗装しながら組み立てて、上図のように仕上がりました。6色のカラーで塗り分けました。

 

 主砲の右側の機銃は可動にしましたが、あまり動かすと横の主砲のパーツに当たって塗装が剥げたりしますので、極力動かさないように努めました。

 

 ステップ8の工程3から組み立てる砲塔のパーツ類です。工程5までをまとめて一気に作り上げます。

 

 インテリアの組み立てガイドのステップ7です。これらのパーツもまとめて組み立てます。こちらもガイド図の指示通りに進めます。

 

 インテリアを先に組み付けながら砲塔の各部を組み立ててゆきました。

 

 砲塔が組み上がりました。ペリスコープB14の筒部の中央の輪を削り取り、B14を直接天板B1の指示位置に取り付けました。砲塔前面の視察窓の上に貼るエッチングパーツのPE1はプラ板に置き換えました。

 

 砲塔の天板は接着せず、外して内部を見られるようにしました。

 

 砲塔の天板を外した状態です。砲塔内部が御覧のように見られます。

 

 上図では見えにくいですが、砲手および装填手の座席も砲塔内部下端に付いています。装填手は機銃手を兼ねるようです。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その6

2024年12月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5では車外装備品類を組み立てて車体にセットします。ガイド図は2、3種のバージョンを図示して選択する流れになっていますが、いずれも劇中車の仕様とは違いますので、ここは劇中車の状態に合わせて部品を組み立ててゆきます。大部分の装備品は塗装後に取り付けますので、ここでは仮組みして位置をチェックするだけにとどめます。

 

 パーツの中には、ジャッキのように形状が異なるのもあるため、ドラゴンのパーツに置き換えたりしました。上図右のボックスはF6、F7、F8のパーツを使用しました。中央の穴開きボックスは2種類があり、ここではガイド図のCを選びました。

 

 左フェンダー前方につく消火器も、形状が異なるため、ドラゴンのパーツに置き換えました。

 

 鶴嘴も、キットのパーツは大型なのでドラゴンの小型のパーツに交換しました。その後ろのボックスは蓋の外縁やラッチをプラ板で追加改造して劇中車の仕様に合わせました。その脇のフェンダー外縁のリブもプラ板で追加しました。

 

 右フェンダー上においては、ジャッキの長さを2ミリほど縮めたほか、ジャッキ台の留め具も劇中車に合わせてプラ板で追加しました。

 

 ステップ6では上面装甲板を貼り付けます。D48は不要です。

 ステップ7では、エンジン点検ハッチ等を取り付けます、オプションのロケット砲関連は不要です。C16、E28、PE4も不要です。ここではガルパン仕様への追加工作が6つ加わります。
 一つ目、後部ライトのD5は位置が異なるのでA10ともども車体左側面後方へ移します。二つ目、車間距離標識D3の上半分のカバーをプラ板で追加します。三つ目、牽引フックのD14およびD15は外側に曲がらないので真っすぐに直します。
 四つ目、予備履帯は2枚ですが、劇中車のは3枚ですのでパーツを追加します。五つ目、排気管C17の右のパイプ部分の形状が違うのでランナー等で改造します。六つ目、背面部にセットされるワイヤーは、キットにパーツがありませんので、ジャンクより調達してセットします。

 

 ステップ6で貼り付ける上面装甲板とハッチのパーツです。ハッチは隅部の改造のため接着固定します。

 

 組みつけました。これによってインテリアの半分ぐらいは完全に見えなくなりました。

 

 ステップ7に進み、各部品を組み立てながら、6つのガルパン仕様への追加工作を行ないました。

 

 仕上がった状態です。エンジン点検ハッチはピットマルチにて開閉自在とし、内部のエンジンを見られるようにします。後部ライトのD5はA10ともども左側へ取り付けました。車間距離標識D3の上半分のカバーをプラ板で追加しました。牽引フックのD14およびD15は真っすぐに直しました。予備履帯は3枚にしました。

 

 排気管C17の右のパイプ部分の形状の改造が最も手間取りました。パイプ部分を真ん中でカットし、カットした部分を反対に付け直してクランク状にしてヤスリがけで形を整えました。

 

 背面部にセットされるワイヤーは、キットにパーツがありませんので、ジャンクより調達して作りました。タミヤのⅣ号戦車装備品セットからホールドのパーツをもってきて、ワイヤーも他のキットの余りを使いました。

 

 劇中車のワイヤーのセット状況は大洗女子学園カメさんチーム搭乗車のそれと同じで、未だにどのような巻き付け方なのかが分かりませんので、適当に形状を合わせてなんとか上図のようにセットしました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その5

2024年12月14日 | ガルパン模型制作記

 車体の組み立てに戻りました。ステップ3から入って車輪を取り付けますが、付けるのは起動輪と誘導輪のみとし、転輪は塗装後に取り付けます。
 ステップ4では戦闘室前面部と左右フェンダーを組み立てます。戦闘室前面部は左隅部の形状を劇中車に合わせて改造します。左右フェンダーもガルパン仕様にあわせてリブを削り取ります。

 

 ステップ3で組み付ける車輪類やダンパーのパーツです。転輪はタイヤゴム部のパーツを付けていない状態です。

 

 転輪を仮組みし、サスペンションの並びを一直線に揃えて調整し、サスペンションを接着固定しました。転輪は後で外す予定です。上部転輪は取り付けてタイヤゴム部のパーツを塗装後に組み付けます。

 

 ステップ4に進んで戦闘室前面部の組み立てにとりかかりました。ガルパン仕様に合わせて、不足している視察窓ハッチをドラゴンのジャンクパーツよりもってきました。上図のグレーの2個のパーツです。

 

 戦闘室前面部のパーツC6です。このまま使うと劇中車とは形状が違ってきます。左右に突き出すステーは位置がやや後ろにずれますので、後でカットし、位置をずらしてジャンクパーツなどで補完します。

 

 視察窓のハッチをドラゴンのパーツに置き換え、機銃のパーツを組み付けました。

 

 内側は塗装しています。

 

 車体に組み付けたのち、左隅部の形状を劇中車に合わせてプラ板を張り、上図のように改造しました。

 

 改造部分は内側ではそのままにしました。完成後は完全に見えなくなるからです。

 

 左側の視察窓ハッチを取り付けました。

 

 戦闘室前面部の組み立てと並行して、左右フェンダーのガルパン仕様への改造も進めました。キットのパーツC26およびC27は余分なモールドも多くて形状もやや異なるため、不要パーツに含まれているF1およびF2に置き換えました。F1およびF2はE型以降のタイプなのですが、劇中車のフェンダーがこれに最も近似しているためです。

 おそらく、劇中車の基本デザインは、従来言われてきたように、B型からE型までの各型の特徴を合わせているのでしょうし、それによって史実には無いB/C型などという謎バージョンが設定されたのだろう、と推察します。

 

 さて、キットのパーツでは御覧のように4本のリブがステーの位置を飛ばして先端から後端までモールドされていますが、劇中車のフェンダーにはリブが無く、平滑面となっています。

 

 そこで4本のリブを削り取り、ヤスって平滑面に仕上げました。上図ではまだ痕跡が見えていますが、この後でアートナイフでカンナがけして更に削っています。

 

 そうして車体に組み付けた左右フェンダーの様子です。

 

 戦闘室前面部のパーツC6の、カットした左右のステーを劇中車の位置に合わせてドラゴンのパーツで付け直しました。

 

 以上でステップ4が完了しました。戦闘室前面の機銃は、ボールマウント部を接着固定していませんので、実車と同じように可動で、グルグルと旋回出来ます。上図の状態は仰角いっぱいに上げています。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その4

2024年12月11日 | ガルパン模型制作記

 インテリアの組み立ての続きです。ステップ4からステップ5までは車体および各所のインテリアの組み立て、ステップ7は砲塔内部の砲弾ケース等の組み付けになります。いずれもエッチングパーツは省いて必要な箇所のみプラ板に置き換えます。
 ステップ6で組む無線機はE型以降向けのオプションパーツで、これは今回のB型には取り付けませんので不要です。ステップ7の工程は砲塔の組み立ての際に同時並行で行うので、ここではステップ4からステップ5までの工程を進めます。

 

 ステップ4では車内の右側面の装備品などを組み付けます。砲弾ケース、消火器、トランスミッションの軸部、何かの小部品などをそれぞれ塗装して準備しました。基本的には現存実車の車内の色に合わせていますが、機械の駆動部はパーツ毎に細かく塗り分けて、メカ感を強調してみました。

 

 組み上がりました。

 

 車体に組み付けました。

 

 続いて車内の左側面の装備品などを組み付けます。こちらは砲弾ケース、ロッド、何かのケースを取り付けます。トランスミッションの軸部は取り付け済みです。

 

 組み付けて車体にセットしました。前のステップで保留にしていた細かいパーツの取り付け位置も見えてきたので、全て組みつけました。戦闘室内部は、あと前面部の計器類のみとなりました。

 

 いっぽう、エンジンルームにおいては背面板の取り付けがまだですが、これは保留にしておきました。

 

 続いてステップ5に進みました。

 

 ステップ5で組み付ける前面上部装甲板と内側の操縦席計器類のパーツです。

 

 組みつけました。

 

 車体にセットしました。これによってトランスミッションの大部分は見えなくなりました。これが、トランスミッションの各所に色々と貼り付けるエッチングパーツを省いた理由です。

 

 完成後はこのエンジン点検ハッチをピットマルチにて開閉自在にして中が見えるようにします。

 

 保留にしていたエンジンルームの背面板と、エンジンからの排気管を準備しました。いずれも塗装しています。

 

 取り付けてみたところ、排気管の長さが少し足りないことに気付きました。排気管は、背面板の外側のマフラーに繋がる筈なので、足りない部分はプラ棒で補完するということに本来はなりますが、上部の装甲板を貼るので完成後は完全に見えなくなります。それで、このままにしておいても良いだろうと判断しました。

 

 エンジンルーム側からみると、排気管の足りない長さは約3ミリほどでした。後で3ミリのプラ棒を繋いでおこうか、と考えました。

 

 並行して、本組み立てガイド図のほうのステップ2の車体前面部の組み立てを行ないました。上図のパーツ類を取り付けます。フックのパーツD16およびD17は形状が異なるため、タミヤのⅣ号戦車装備品セットのD19に置き換えました。

 

 組み上がりました。上図の白い板はエンジン点検ハッチです。これでステップ4からステップ5までの工程が完了しました。次回は車体組み立てのほうに戻ります。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その3

2024年12月08日 | ガルパン模型制作記

 インテリア組み立てのステップ2では座席を組み立てます。ステップ3では3段階に分けてエンジンや吸気装置、車内隔壁などを組み立てます。各所にエッチングパーツの取り付け指示がありますが、エッチングパーツは全て不要とし、必要な箇所のみプラ板に置き換えます。

 

 ステップ2で組み立てる座席などのパーツです。パーツ毎に塗装してから組み立てます。

 

 組み上がりました。座席は操作機器やトランスミッションなどを取り付けてから付けることにして、ここでは保留にしました。

 

 操作機器のペダル類のパーツH15を取り付けました。

 

 ステップ3の最初の工程にてエンジン本体を組み立てます。38(t)戦車のエンジンはプラガEPA4ストローク水冷直列6気筒ガソリンエンジンで、これは以前に制作したドラゴンのG型のキットにも入っていたのですが、こちらのほうが形状をよく写し取っていて精密感もあります。

 

 組み上がりました。これに色々なパーツを取り付けてゆきます。

 

 パーツ毎に色を考えながら塗り、全体としての見栄えがよくなるようにイメージして付けていきました。

 

 今回は、試みにパーツ毎に色を少しずつ変えて組みつけたらどうなるか、どのような雰囲気にまとまるのか、を実験検証する機会としましたので、パーツ毎に色を変えています。組み合わせる前の各パーツの形が一目で分かります。

 

 ここからステップ3の2番目の工程になります。パイプ関連、配管関係はだいたいガンダムマーカーのシルバーまたはメタリックシルバーで塗りました。

 

 組みつけていくに従って、エンジンらしい姿形と輪郭と雰囲気とが出来上がってくるようでした。

 

 とにかくパーツが細かくて、塗るのも組みつけるのも緊張の連続で疲れました。エンジンだけで25個のパーツから成りますので、間違えないように組み上げるだけでもひと苦労でした。

 

 組み上がりました。右側が前方にあたります。

 

 こちらは後方からみた図です。

 

 ステップ3の3番目の工程に進みました。エンジン以外の部品を組み立てます。ラジエター、バッテリー、吸気装置、燃料タンクなどです。

 

 それぞれの部品が組み上がりました。

 

 車内隔壁のパーツH40は白く塗りました。一度車体への仮組みを行なってパーツの合いと位置とを確かめました。

 

 エンジンルーム部分を一気に組みつけました。どこかで干渉するかな、と考えましたが杞憂に終わりました。全ての部品がピッタリ、キッチリとはまったので、さすがはホビーボスだな、と感心しました。

 

 後ろから見た図です。完成後は大部分が見えなくなりますので、記録の意味で撮りました。

 

 エンジンの前方のマウントが、車内隔壁の穴にピッタリとおさまっています。

 

 右側面の様子です。緑をベースにしたカラー配分でまとめましたので、戦車というより車のエンジンのように見えます。

 

 ステップ3のラストの工程で、戦闘室内の各部品をまとめて取り付けます。

 

 組み上がりました。エンジンとギアボックスを繋ぐシャフトも綺麗にはまりました。

 

 左側面から見ました。ギアボックスの上のレバーのグリップは目立つようにメタルレッドで塗りました。この範囲には今後もさらに色々なパーツを取り付けてゆきますので、上図の画像も記録の意味で撮りました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その2

2024年12月04日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1では、車輪とサスペンションを組み立てます。ステップ2では車体を組み立てます。いずれもガイド図の指示通りに進めます。

 

 ステップ1で組み立てる車輪とサスペンションのパーツ類です。ホビーボスらしい細かいパーツ割です。そのぶん作業量がありますが、仕上がった状態の精密感もまた違います。

 

 組み上がりました。転輪のタイヤゴム部分がパーツ化されているので、塗装してからでもはめ込む事が可能です。塗り分けるよりは楽だと思います。それで塗装後に組み付けることにしました。

 

 ステップ2に進んで車体のパーツを切り出して準備しました。

 

 ここでは組み立てず、全てのパーツの内側をアクリルガッシュのホワイトで塗りました。今回のキットは限定版のフルインテリアキットなので、内装はもちろん、エンジンも完備しており、それらの塗装を行ないつつ車体の組み立てを進めてゆくことにしました。

 

 限定版のフルインテリアキットですから、組み立てガイドも2種類が入っています。通常の組み立てガイドの他に、インテリア部分の組み立てガイドもあり、今回は両方のガイド図を作業順に参照します。

 インテリア部分の組み立てガイドはステップ1から6まであります。ここからインテリアの組み立てに取り掛かるので、上掲のガイド図もインテリア部分の組み立てガイドのステップ1に移ります。操作機器、トランスミッション、ギアボックスなどを組み立てます。エッチングパーツも相当数が含まれますが、完成後は殆ど見えなくなりますので、なるべくプラ板に置き換えるか、省略します。

 

 最初に組み立てたギアボックスです。アクリルガッシュ、ポスカ、アキーラなど、手持ちの水彩系塗料を駆使して実車の資料図をみながらパーツ毎に塗り分けて組み立てました。

 

 仕上がった状態です。今回の製作に際して、現存する38(t)戦車の内部写真資料をサークルのAFV部会の先輩に借りてきて見ましたが、車輌ごとに塗装色がまちまちであるようで、これは生産工場ごとの差なのかな、と思いました。もっともカラフルにみえるクビンカ戦車博物館の保存車のインテリアを参考にして、ガルパンらしく彩度を上げたカラーで塗り分けることにしました。

 

 トランスミッションと操作機器のパーツ類です。これには多数のエッチングパーツが付きますが、塗装が難しくなるので使わない事にして、必要な箇所だけをプラペーパーに置き換えました。独特の操縦桿は16点ものエッチングパーツの積み重ねで構成しますが、細かすぎて目がついていけないので、上図右端のドラゴンの同形のプラパーツに交換しました。

 

 組み上がりました。操縦桿に繋がる2本のロッドは、車体への据え付け時に組み付けることにして、ランナーに付けたまま、塗装だけしておきました。

 

 以上でインテリア部分のステップ1が完了しました。これだけで1時間かかりましたので、塗装しながらの組み立ては大変です。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーグルト学園 38(t)戦車 作ります!! その1

2024年12月01日 | ガルパン模型制作記

 2023年の春から夏にかけて未着手のガルパン車輌をドンドン製作していた時期、目標の一つに据えていたのが「最終章第4話の公開開始までに、無限軌道杯に参戦した全てのチームの車輌を1輌だけでもいいから具体化する」でした。無限軌道杯に参戦したチーム16校の戦車のうち、5月時点で未着手であったのがコアラの森学園、ヨーグルト学園の車輌でした。

 既に前月の4月の時点で両方ともキットを確保済みでしたが、コアラの森学園のセンチネルAC1はガレージキットで手間がかかりそうに思えたため、ヨーグルト学園の38(t)戦車を先に制作することに決めました。このチームの戦車は、上図でも分かるように劇中に登場した全ての車輌が38(t)戦車でした。その仕様は、大洗女子学園カメさんチーム搭乗の同型車と共通のようでした。

 

 ヨーグルト学園チームは、アニメでは最終章の無限軌道杯にて初めて登場し、第1試合で継続高校チームと対戦しています。
 その終盤戦は、継続高校側のBT-42が単独でヨーグルト学園の本隊とおぼしき数輌の車列に殴り込みをかける形で発生し、上図のように肉薄突撃をしかけるミカたちのBT-42を、ヨーグルト学園側の護衛の1輌が体当たりで排除しようとしました。

 

 しかし、BT-42は体当たりを受けてもミッコのハイレベルな操縦テクニックでうまくかわして体勢を維持したまま、体当たりしてきた護衛車の後ろに続いていた上図のフラッグ車を素早くL15.55/114mm榴弾砲H18の射界内に捉えました。

 

 その最後の一撃が炸裂する直前の、ヨーグルト学園のフラッグ車です。高速ですれ違った瞬間に相手に捕捉されたと気付かなかったのか、左右へ退避する動きすら見せずに一直線に走り去ろうとしました。それがBT-42の絶好の的であったことは、周知の通りです。

 

 そのフラッグ車の38(t)戦車が隊長車であったのかは未だに分かっていませんが、隊長のソフィアはDVD特典の「タイチョー・ウォー」にて初めてその白銀一色の可憐な姿を現しました。

 モデルはもしかして、ブルガリア人として史上初めてアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞助演女優賞などにノミネートされたマリア・バカローヴァでしょうかね・・・。ソフィアはブルガリアの首都の名前でもあります。

 

 一見して内気でおとなしい性格に見えます。隊長が集まっての会議中、周りをそっと見ては何かを気にしたりしているような雰囲気でした。

 これは、ブルガリア人が他のヨーロッパ人と比べてかなりシャイであり、優しい性格であり、初対面の時点ではあまり好んで近かずに距離を置く、という基本的な傾向をみせることに沿ったキャラクター設定でしょうか。

 

 ですが、ブルガリア人は、いったん知り合いになるとかなりフレンドリーに接してくれます。自分の意見を常に持っている傾向がありますので、言うべき場ではちゃんと言う、自身の思うところをきちんと述べる、というスタンスになります。

 ガルパンのソフィアも、そんなブルガリア人テイストのスタンスを持っているようで、意見はしっかりと述べていました。彼女が目指して常に心に抱く戦車道とは、どのようなものでしょうか。

 

 そのソフィアも搭乗していた38(t)戦車を、上図のホビーボスのキットで再現してみたいと思います。このキットは元はトライスターが出していたのですが、その解散後にホビーボスが金型とパッケージを引き継いで販売しているものです。パッケージデザインもあまり変わっておらず、中身もトライスター製品のままです。

 ホビーボスの38(t)戦車の1/35スケールキットは、現時点ではB型、E/F型、G型の3種類のキットがあり、B型のキットにはインテリア付きの製品も含まれます。今回はそのB型のインテリア付きキットを使用しました。劇中車がガルパン設定でいうB/C型であるので、これに対応する適応キットがB型であるからです。

 

 中身です。ランナーの大部分のタグにはトライスターのロゴがついたままでした。

 

 インテリア付きキットなので、組み立てガイドも右のメインのガイドに加えて、左のインテリアの組み立てガイドが添えられて2冊セットになっています。

 それぞれに工作ステップの番号が付されていますが、フルインテリアキットはだいたい車体とインテリアを同時並行の形で組むことが多く、私の製作ではインテリアのパーツの塗装も一緒に行いますので、2冊のガイド図を作業順に沿って組み合わせつつ参照してゆくことになります。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖グロリアーナ女学院 センチュリオン 完成です!!

2024年11月23日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ21では、砲塔および履帯、スカートをセットします。いずれも塗装後に行なうので、このまま塗装作業に移りました。

 

 塗装前の状態です。この後、薄くサーフェイサーを吹き付けました。

 

 本塗装を行ないました。車体色は、公式キット指定のミスターカラー301番グレーFS36081を使用しました。履帯は28番の黒鉄色を吹き付けました。

 

 転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。

 

 車外装備品を塗りました。金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 砲塔の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。車体色とあまり変わらない気がします。

 

 車体前面の予備履帯も28番の黒鉄色で塗りました。

 

 仕上がりました。操縦席バイザーのマスキングテープも剥がしました。

 

 ワイヤーも28番の黒鉄色で塗りました。

 

 仕上がった状態です。

 

 左側フェンダー上の車外装備品、鶴嘴の身と柄を取り付けました。

 

 右側フェンダー上の車外装備品、スコップとハンマーとパールを取り付けました。

 

 履帯をはめこみました。やや緩かったので、スカートに隠れる部分で調整しておきました。

 

 左右のスカートを取り付けました。

 

 砲塔左右側面に校章マークのデカールを貼りました。いつものモデルカステンのガルパンデカールセットから適当なサイズのものを選びました。

 

 最後に薄くつや消しクリアを吹き付けて仕上げました。

 

 斜め前からのアングル。デザイン的にシンプルであるためか、全体的にスマートにみえます。

 

 斜め後ろから見た背面部です。砲塔も車体も背面部は独特の形状をしているため、このようなアングルから見るとセンチュリオンらしさがより感じられます。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのセンチュリオンが最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年12月24日から12月29日までの5日で、組み立てに4日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 キットはプラッツの公式キットを使用しました。中身は扱いやすさで定評のあるAFVクラブの製品でしたので、組み立て自体は割合に楽でした。ガルパン仕様への工作は幾つかありましたが、難しい作業は無く、いずれの追加工作も簡単に出来ました。
 今回は最終章第4話の聖グロリアーナ女学院チーム所属車として作りましたが、劇場版の大学選抜チーム所属車と仕様は変わりませんので、いずれを選んでも作りやすい、初心者にもお勧めのキットです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする