島田宿大井川川越遺跡の見学を終えて旧東海道を東へ進み、市道34号線に出たところで左に進むと、上図のバス停がありました。島田市博物館の受付にて教えてもらった、川根温泉行き路線の最寄りのバス停でした。
御覧の通り、島田市コミュニティバスの川根温泉線のバス停「向島西川越し街道入口」です。この川根温泉線はJR島田駅と川根温泉ホテルを結ぶ路線なので、これに乗れば、この日の宿の川根温泉ホテルに行けるわけです。
乗るバスの時刻は15時20分、時計を見ると15時17分でした。
川根温泉線のバス停一覧です。JR島田駅までは約5分、終点の川根温泉ホテルまでは54分もかかりますが、運賃はなんと300円という破格の安さです。ほぼ同じ距離を約40分で走る大井川鐡道の新金谷駅から川根温泉笹間渡駅までの運賃が830円ですから、全然違います。島田市民が大井川鐡道をあまり利用しない、と言われていることの理由の一つが実感出来ました。
つまり、川根温泉ホテルや川根温泉の施設に行くには、大井川鐡道よりも島田市コミュニティバスのほうが安くて便利であるわけです。ホテルの入口にバス停がありますから、降りたらすぐに宿へ入れます。
実際、私が乗ったバスの、終点までの乗客は11人で、全員が川根温泉ホテルの利用客でした。それで実質的にこの路線はホテル利用客のメインアクセスになってるわけだな、と感じました。
バス停の案内マップです。さっき見てきた島田市博物館および島田宿大井川川越遺跡とバス停の位置関係が分かります。島田市博物館まで徒歩10分、とありますが、足が速いほうの私の記録では8分でした。
このマップには、私がJR島田駅から島田市博物館までの移動で利用した路線のバス停が示されていません。そちらは大井川沿いに博物館のすぐ前まで通っていますので、博物館へ行くのならばそちらが便利です。
16時14分、終点の川根温泉ホテルに着きました。降車後に乗って来たバスを撮りました。このバス路線は、大井川鐡道とは反対側の、大井川東岸の丘陵地域を抜ける旧街道筋を走るので、途中の景色は色々と変化があって面白かったのですが、写真を撮るのを完全に忘れました。
バス停の目の前が川根温泉ホテルの玄関口です。
また来ましたよ。来たのは三度目、泊まるのは二度目になりました。ここの食事が素晴らしいので、リピーターになる人が多いそうですが、同感です。
なにしろ、毎年の全国温泉宿ホテル総選挙で1位になっている超有名なホテルですからね・・・。ゆるキャン聖地巡礼の方々はあまり利用しない、と言うよりもキャンプがメインでこのホテルの存在を知らない人が多い、と聞きますが、勿体無いですね。一度は泊まってみることをお勧めします。
部屋は前回と同じでした。というか、一人宿泊用と二人以上宿泊用との二つのゾーンがあるようで、上図のこのゆったりした広さでもシングル向けなのだそうです。
ということは、次に嫁さんと泊まる予定なのですが、その時はもっと広い部屋になるのだろうか、と思いました。
チェックインが16時15分で、夕食の時間を19時30分のほうで指定しましたので、3時間余りの寛ぎタイムがありました。まずは、とホテル自慢の大浴場へ向かったのは言うまでもありませんでした。 (続く)