砲塔が仕上がったので、車体の組み立てに進みました。
組み立てに先立ち、パーツの合いを再確認しました。最初の整形作業でそれぞれのパーツを念入りにメンテナンスしていますが、僅かに歪みが残るパーツもあったので、合わせる際に瞬間接着剤で強引につける箇所をチェックしておきました。
左右のフェンダーのパーツです。これらを劇中車の仕様に直します。フェンダーの前方部に縦に二本のリブが通りますが、劇中車にはリブがありません。
さらにフェンダーの後方部には、雑具箱や燃料缶などの装備品類の固定枠とみられるものが左に2つ、右に1つモールドされていますが、劇中車にはありません。
御覧の通りです。フェンダー前方部の二本のリブ、後方部の固定枠がありません。これらは劇中車独自の特徴であるようです。
劇中車の仕様に合わせた後の左右フェンダーです。前方部の二本のリブは削り取り、後方部の左側の2つの固定枠も削り取りました。
ただし、劇中車の画像では見えない後方部の右側の固定枠はそのまま残しました。ボービントン戦車博物館への貸与展示実車にも、この位置の固定枠だけが見られるからです。
全てのパーツを組み合わせました。歪みの残る部分は瞬間接着剤で強引に繋ぎました。
続いて各所の部品を取り付けました。これらはガイドの指示通りに取り付けました。
作業中の状態です。左右のボックス以外は取り付けています。
ここでガルパン仕様への改造工作を行ないました。上図のフェンダー上の一番目のステーの位置を前にずらします。
劇中車においてはやや前にステーが位置しています。車体側面の小ハッチの真下にあたりますので分かり易いです。
ステーを丁寧に削り取りまして・・・。
位置をずらして接着しました。反対側のステーも同じように移設しました。 (続く)