LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

任侠と義理掛け

2014-06-28 14:01:50 | ブログ

 前回までのあらすじ

 関西系池田組は栄町に事務所を構え、地元宮里組やその舎弟古弦組と一悶着有ったが、今では表向き平穏である。週末限定の酒場を開催し、地元や全国からの組長などで賑わっている。池田組池田組長と兄弟の盃を交わした地元八高組組長八高は今夜も足を運ぶ。

「まあ、向こうへ行けば食い物とか有るが、どなたさんに会うか判らないし、食い物など食ってる場合じゃあ無いと決まってるから、まずは腹ごしらえと行くか。」

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「さてと、そろそろ、義理掛けの頃あいに違いねぇ」

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「池田の兄弟、少し遊ばせてもらうぜ」関西系池田組池田組長「ああ、ゆっくりしていってくんねえ」「いらっしゃい、ハチの旦那」「くでみねえさん、お世話になります」

「おお、これは杉田の叔父貴、何時こちらへ?」関東系杉田組杉田組長「おお、ハチか、昨日着いてよ」「さいで、叔父貴、この間は結構な土産、ありがとうございます」「へへ、物が物だけに運びのルート面倒で済まんな」「いえ、滅相も有りません、それでは皆様方ちょっくら後ろから失礼いたしやす」

地元仲村組仲村姉御「は~い八さん、お久しぶり~」「おお、これは美乃の姉御、又、珍しいお運びで」「ちょっと客人を接待なんでね」「そりゃあ、良い」

「あっ、これはこれは、三木の親爺さん、昨日と言い、今日と言い僥倖なことで。」関東系三木組三木組長「おう、ハチか、まあ、座ってゆっくりしなよ」「ありがとうございます。ところで親爺さん、昨日の菱の代紋のホームページですが、「麻薬追放国土浄化同盟」で検索すれば見られるっう話です」「そうか、ありがてえ」

女将(組長)が九州系島村組若頭島村兄弟「ハチの兄弟、先日の砂川組長、あの物言いは済まなかった、気を悪くしないでくれないか」「何を仰る島村の兄弟、あんたが謝る筋合いのことじゃねえよ、ここだけの話だが、まあ、砂川の2代目親爺の跡目で頭になったボンボンじゃあ、ねえか、我がままで口のきき方に難が有るのは兄弟も承知のことじゃあねえか」「ちげえねえ」「わははは」

「おお、又吉の叔父貴、珍しいお運びで」地元糸峰組代頭又吉「おお、ハチか、実は今日、本家筋の客人の接待で、ここいらを廻ってるって」「おお、美乃の姉御と同じって訳だ、こりゃあ楽しいや」

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池田組長「みんな、好きなだけ飲んでいってくれ、お代はしっかり頂戴するさかいに」

全員「う~商売人~」

とかいいつつお土産の日本酒ちゃっかりゲット。池田組長あとで泣いたはずです。

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にこやかに殴り込みの計画中。

「じゃあ、話もまとまったんで、ここいらで失礼いたしやす」

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金髪美人のマリリンの天井桟敷に行けば又吉組長先乗りで接待中。

よんでくれてありがとうございます。