もうすぐ黄昏時になろうっていう栄町市場、自動操縦爺がソリアーノの暖簾をくぐったと思いねえ。(暖簾は無いけどね)
「お。これはミキ兄いじゃあ、ありませんか、先だっては何かとお世話になりやした」「おお、ハチ公かい、こりゃあ奇遇だ、一杯やるか?なんて聞くまでもねえ、ここは酒場うひひ」
「しかしまあ、昨今の雲助、ありゃ、いけねえ、こちとらお客なんですがタメ口をききやがる」「まあ、そう文句のひとつも出るのは判るが、全部が全部ダメってはなしじゃあねえ、中には真面目で凛とした運転手もいるじゃあねえか」「へい、仰る通りで」
とか話している側ではビールサーバーの冷え具合を気にして、ビールそのものを温度計で確認する、スピーディ貴夫&メーカーと思われる男性2名。こちとら爺ふたりも、何故か見入ってしまう。(爺二人は途中で帰ったので結末不明)
「で、ミキ兄い、これから、どちらへ」「おう、豚串にちょっくら、お邪魔しようかなんてね、あそこの焼き加減、例えば新小屋が山の手のちょいと気取った、まあ、ちょいレアなハイカラとすりゃあ、豚串、下町風、まあ赤羽みたいな町のキッチリ焼く、こりゃあ、大好きな串」
「そいつは、結構なことで、思う存分楽しんでくだせい」「おう、けえるか」。てな流れで各々目的地まで。
COOL爺は偶然の遭遇を理由に、つるんで飲むなんて料簡は無く、あくまでも一匹狼な酒飲みであった。
とか言いつつ同居人のリクエストで潤旬庵。奴が現れるまでの一時間ちょっと一人酒&秘密の県民ショーで薄ら笑い中。(はたから見れば白痴かも)
二日連続で牛タン塩焼(600円)付け合せのレタスがありがたい。長崎県産甘唐辛子(300円)これは万願寺と同じく、獅子唐とピーマンの合いの子みたいな味わい。ヘタの周辺に辛い部分があったりします。
白身魚の雲丹焼き(値段忘れました)
あ、そういえば明日は可愛いマリリンのお誕生日。今日でお祝いしましょうね。手ぶらでは行けないのでフルーツ方面購入。
「じゃあ、お父さんと私の誕生日を祝ってシャンパン開けますね」「1本2万円とか取らないように」(プレゼントでした)
少しお祝いして珍しいマリリンの愚痴(Kの日)を聞いて、
金秀レバー(天井桟敷ではブーム中)入りおつまみ食って、
さようなら
よんでくれてありがとうございます