時代劇、名作「必殺仕置き人」を見て困ったと言うか混乱する。まず今回のターゲット「首切り役人侍・内田坐衛門(仮名)」で、あれ?公務員ジャン、お仕事で打ち首業務に忠実なだけで、お白洲で打ち首決定の皆様を流れ作業的に切る、KILLが当たり前。こいつが悪いとか無罪?とか考えず、御上の指示で実行ね、なのでナゼ仕置きされるか理解不能。
そしたら何らかの陰謀で身内は無罪と信じる侍が打ち首され、逆恨みの未亡人(お役所は解決済み案件)、すでに旦那の首は飛んで取り返しがつかないから、内田坐衛門に仇討ちを(実の弟も助太刀)実行。あ~あプロの侍に女+弱腰侍では返り討ちが関の山ねと予想。そしたら、
あっという間に弟侍切り殺され、残った未亡人美人なので(多分、緑摩子)内田坐衛門、惨殺死体の側の納屋風建物内に置いて強姦して殺さず放置。夫、弟を殺され自らも辱めを受けた未亡人、自死するかと思えば暗殺者集団に内田坐衛門の殺害を依頼。根性ある?執念深い?
で、秘密の会合、これは何組かのグループが胴元(ボス)の元に集合し、入札制度で一番安い請負金額提示者が落札した。今回未亡人が支払ったのは10両、落札額6両なので胴元4両の儲け。えげつない。そして、暗殺者3名速やかに行動開始するが、あっさり全員返り討ち。弱いじゃん。それとも内田坐衛門が強すぎか?
殺害終了の朗報を待つ未亡人の前に内田君現れ「おぬしが刺客をやとったんだろ?仕返しさせてもらうわ」とか言うので、また強姦するね、こ奴はと見ていたら「この女、くれてやるわ~」と大声で合図する。すると外で待機していた町人人足風軍団8名くらいがなだれこみ、こいつは上玉~とかエヘへとか、まいう~とか、大騒ぎで輪姦始まる。輪姦現場を去りつつ「わしの見てきた地獄、お前にも味あわせてやるわ」と捨て台詞。あ、初めて内田坐衛門の心象風景の描写があった。(紫色のスポット演出で笑う)。しかし、首切りの地獄と輪姦される地獄が同じとは思えなんだ。
余談ですが当時の江戸、女子が少なくて男衆は大変苦労あり、結婚できないなど当たり前で遊郭だって高級なのでおいそれとは行けなかったらしいです。だからと言って輪姦はいけませんが・・・
で、最後は主役の藤田まことグループがあっさり仕置きしますが「お前に切られて死んだ者の痛みを味わいな、すぐには死なないように腹を突いてやったから」と言いつつ、とどめを刺す。あれ?慈悲?無慈悲?アイドンノー。
緑摩子の未亡人どうなった?と思っていたら番組最後の3分前、尼さん姿で通りすがり番組終了。
終わった・・・
気分直しにカリータイムのビーフカリー
よんでくれてありがとうございます
時代劇は最高さ!