から、電話が掛かってきた「ハチコさん、コロナのせいにして、もう半年以上こないじゃない。今夜遊びに来て!そしたらお店がはけた後ふたりで何処かに飲みに行きましょうよ」
ぎゃはは、今、夜の8時、サーシャの店に10時ごろ行けばバッチリね。と電話を切れば、ここはリゾートホテルのプールサイド。プールの中で座ったまま酒が飲めるスタイル。周りを見れば全員知り合いと言うか社員で、全員が、一口飲んでは潜り、プカプカ泡など水中からはじけ出し、ブアーと大きく息を吐きだしつつ浮上して酒をお代わり。これを繰り返す。俺も真似して遊ぶが苦しいだけで、このような不毛な酒は早く打ち切り、愛しいサーシャに会いたいな~と熱望する。
この宴会(忘年会?)を早く終わらせるべきであるから隣の砂川君に「早く、開会、閉会の挨拶してけじめを付けなさい」と物申すが「私は係ではありません。なぜなら前期で担当を外れたのデス」「じゃあ、係は誰?」「そのような担当者は存在しないから、この宴会はいつ終わるか誰も知りません」このやり取りを聞いている周りの社員は聞かぬふりして潜水、酒、浮上を繰り返す。あ、これじゃあ帰れない、もしかしてサーシャに二度と会えないと思うと悲しくなった。
そしたらキャバクラ嬢そのままのファッションした細君現れる。おばさんだけど可愛いなと薄ら思った。
「県外に遊びに行くから5千円頂戴」「?」現在の所持金は1万5千円なので5千円あげたら残金は1万円。これじゃあ、心もとない、あげる?あげない?でも、こちらも悪巧みな脛に傷持つ身上なので困った。そしたら目が覚めた。
寝ぼけながら、ナゼ、サーシャ?奴は純粋島人系日本人じゃんと小声で笑った。細君は(またまた既知外がぶり返ししてる)と顔に書いてある。
ミッションコンプリートです。スタートから12時間後、慰労なお酒を幸せのうちに味わう。
ラグーン・スタッフの皆様の気配りに感謝。2次会無しで直帰(お疲れでした)
よんでくれてありがとうございます