朝、実家の掃除に戻るため、国道沿いのバス停を捜した。
見事に悪いのが交通の便だ。
いつも思う。
車社会が地方を駄目にしている。
実にもったいない。
まずは、人が歩いている風景を作ること、その街作りだ。
車はたくさん走ってる。
しかし、人間が全く見かけない。
人間だけがいない。…
…
やっとバスがきた。
乗る人はたくさんいる。
しかし、全て高齢者。
高齢者はたくさんいて、みんなバスを利用するのに、そのバスが1時間に1本。こんなバカな無駄なことをなぜやるのだろう。
武蔵野市で見かけた、住宅地を練り歩くバスがある。
(その良し悪しは僕は武蔵野市の住人ではないからわからない…)
しかしこれを、地方に適応し、ゆっくり走るトロッコ風な小型バスにして、本数を増やし、縦横無尽に町や村を練り歩かせたらどうだろう。
都会で車がいらないのは、地下鉄があるからだ。
地下鉄をトロッコ風バスと置き換えればいい。
通勤者も通学生も、高齢者も大人も、子供も病人もみんな利用するだろう。
常に町や村の隅々をバスが練り廻ることで、治安的にも良いし、安全かつ地域の活性化にもなる。
主だったバス停には、カフェや休憩所を設ける。
そこには、小さなコミュニティーが生まれるはずだ。
…
午前9時
延岡市内で降りた。
目覚めにコーヒーを飲みたいがどこにもカフェがない。
やはり、ここでも人間を見ない。
ファミレスもMacも街の外れの国道沿いにしかない。
一軒ファミレスを見つけた。
入った。
さながら、クリントイーストウッドのマカロニウェスタンがごとく。
嵐の後の静けさだった。
酒瓶が転がり、飲みかけのビールグラスがいたるテーブルに散らばってる。
奥のテーブルの長イスには、酔っ払いの若者が転がるように爆睡している。
宴会後の居酒屋のようだ。
40過ぎに見える中年の痩せたウエイトレスが、静かに一人後片付けをしていた。
重ねる食器の音が静けさを表していた。
都会で見る、モーニングメニューの穏やかなファミレスの風景はない。
その昔、春日部で見たファミレス風景に似てると思った。
…続く
見事に悪いのが交通の便だ。
いつも思う。
車社会が地方を駄目にしている。
実にもったいない。
まずは、人が歩いている風景を作ること、その街作りだ。
車はたくさん走ってる。
しかし、人間が全く見かけない。
人間だけがいない。…
…
やっとバスがきた。
乗る人はたくさんいる。
しかし、全て高齢者。
高齢者はたくさんいて、みんなバスを利用するのに、そのバスが1時間に1本。こんなバカな無駄なことをなぜやるのだろう。
武蔵野市で見かけた、住宅地を練り歩くバスがある。
(その良し悪しは僕は武蔵野市の住人ではないからわからない…)
しかしこれを、地方に適応し、ゆっくり走るトロッコ風な小型バスにして、本数を増やし、縦横無尽に町や村を練り歩かせたらどうだろう。
都会で車がいらないのは、地下鉄があるからだ。
地下鉄をトロッコ風バスと置き換えればいい。
通勤者も通学生も、高齢者も大人も、子供も病人もみんな利用するだろう。
常に町や村の隅々をバスが練り廻ることで、治安的にも良いし、安全かつ地域の活性化にもなる。
主だったバス停には、カフェや休憩所を設ける。
そこには、小さなコミュニティーが生まれるはずだ。
…
午前9時
延岡市内で降りた。
目覚めにコーヒーを飲みたいがどこにもカフェがない。
やはり、ここでも人間を見ない。
ファミレスもMacも街の外れの国道沿いにしかない。
一軒ファミレスを見つけた。
入った。
さながら、クリントイーストウッドのマカロニウェスタンがごとく。
嵐の後の静けさだった。
酒瓶が転がり、飲みかけのビールグラスがいたるテーブルに散らばってる。
奥のテーブルの長イスには、酔っ払いの若者が転がるように爆睡している。
宴会後の居酒屋のようだ。
40過ぎに見える中年の痩せたウエイトレスが、静かに一人後片付けをしていた。
重ねる食器の音が静けさを表していた。
都会で見る、モーニングメニューの穏やかなファミレスの風景はない。
その昔、春日部で見たファミレス風景に似てると思った。
…続く