素晴らしい試合だった。
宮崎県民として、誇りに思う延岡学園の決勝試合だった。
普通の人が見ても、感動した試合だっただろう。
前橋育英の、完璧なまでのチーム力は、延岡学園を確かに上回っていた。
しかし、延岡学園は末広がりな未来形だ。
これからの日本の可能性を占うような、素晴らしいチームだった。
そして、宮崎らしさが、存分に表れていた。
それが、昔型の前橋育英と、グローバル延岡学園の大きな違いだった。
それが、今後の両チームの未来でもあるだろう。
キャプテン横瀬投手は、楽天マー君の苫小牧駒澤時代と被って見えた。
横瀬選手には、恵まれた天性の体と天性の度胸の座りとが備わっており、持って生まれた才能からして、今後良い指導者に出会えたら、プロで十分通用する選手だ。
何より、延岡学園は、さわやかで、実に気持ちいい、最高のチームだった。
それは、若い監督の表情に、全てが表れていた。
人物的にも、素晴らしい人なのだろう。
前橋育英は、監督はじめ、従来の日本型スポーツ特有の、勝たねばならない使命を背負わされた、悲壮感ばかりが伝わるチームだった。
延岡学園がさわやかなばかりに、余計に前橋育英の選手が痛々しかった。
だから、前橋育英の選手達の将来のためにも、(^^;;結果的にこれで良かったのだ。
つまり、互いに大きなミスもなく、4-3…理想的なスコアだ。(^^;;
宮崎は、最近ますますいい感じだ。
なんだか、この10年余で、良くも悪くも、何かにつけ、宮崎は話題にあがるようになり、すっかり全国区となった。
僕の知ってた宮崎とは比較にならないほど、(^^;;例えが悪いが、すっかり垢抜けしてきた。
歴史的にも、近県にくらべ新しい分だけ、可能性が今、開花しようとしているのかもしれない。
延岡学園、感動をありがとうございました。
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