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幸せな年でありますよう!

2016-01-05 | 諸行無常…let it be



これと言って派手なこともなかったけれど、家族無事で、今年も、幸せな一年でした…

故郷に暮らす、親友の幼馴染みから、今年も年賀状に、彼のこの一年が、小さく添えてありました。

名文です。

彼の年賀状には、毎年名文が、小さく添えてあります。

彼とは、小学生の頃からずっと、親友です。
僕の、心許せる、数少ない友人です。

人生を、正直に生きて来た人です。

世のステレオタイプに合わせるならば、

彼こそが、勝ち組です。

賢者とは、こういう人のことを言うのだと、思います。


ほっこりと、あゝしあわせ!

故郷からの年賀状に、今年も、ほっこりと、しあわせな気持ちになりました。

幸せな気持ちになるとは、不幸感染しないための、ワクチンですね。

幸せな気持ちは、健康の源です!

名文とは、人を幸せな気持ちにさせる一行のこと!


こんな名文添えられたら、どんな大金持だって、ビルゲイツだって、参りモンスター!

ですよ…!(笑)




哲学者が不在の時代!


都会で暮らしていると、時々、自分だけが、ドンキホーテに思えてしまうことがあります。

孤独で、情けない気持ちになることがあります。

年末の暇つぶしに、朝生テレビをやっていたので、たまたま、観てしまいました。

30年前から、全く変わらない、同じ内容の討論番組です。
変わらないことが、長寿番組の秘訣なのでしょう。

田原さんが、すっかりご老人なことには、ビックリしました。

常連の朝生チルドレンが、ちょっと見ない間に、みなさん、すっかり高齢化してました。

猪瀬元東京都知事がいました。

あんな、こっ恥ずかしい辞任劇に、その悔しさは、いかばかりのものだろう。
もはや、政治の世界には嫌気がさして、出家でもするのでは…

心配ご無用!(笑)

何事もなかったかのように、政治や社会の、この国の悪を、勇ましく、論破されておりました。

結局、彼もまた、そんな自分が大好きなんですね、構ってくれる世間が存在する限り、それが、何よりの、ご馳走のようです。

普通の人の神経なら、生きちゃいないか、気が狂ってるはずです。

僕には、猪瀬元都知事の、無邪気な笑顔が、この番組の全てを、物語っているように思えました。

同じ朝生チルドレンの舛添都東京都知事も、しばらくすると、また、何事もなかったかのように、この席にいることでしょう。

新年早々、いきなり、峠を越えたオジちゃんが、格差社会、格差社会と、騒ぎ立てて見せる、その豊麗線顔の面々が、なんとも滑稽でした。

もう10年後⁇ 20年後⁇

この出演者の何人が、普通に生きてるの‼︎

生きてはいないはずです!

だから語れる、人生の学びが、きっとあるはずなのに…。


もっと俯瞰できる人物、もしくはパンクはおらんものか⁇

高齢の文化人は、煩悩をひけらかすのではなく、せっかく長生きしてきたのだから、生きてきたことの真実で、論破しあう方が、社会の核心に辿りつける近道だと思うのですが…

いかに!



僕がこの番組を、楽しみに観ていたのは、大島渚や野坂昭如が、まだバリバリの論客だったころでした。

その彼らも、もう、いない。

今いる人も、もうすぐ、いなくなる。

かつては、こんな番組が、テレビとしての役割だった時代は、確かにあったと思います。

でもそれは、野坂昭如のような哲学者がいたからです。

小田実や、西部邁みたいなパンクが存在したからです。

そんな哲学者やパンクがいなくなったのではなく、面倒臭いから、排除している様子。

それが、なんだか、もったいない!




そもそも、社会問題ならば、何よりも、これからを生きる、二十代に討論させるべきこと。

なぜなら、彼等は、これから、普通に4~50年生きるんだから、彼等の暮らし易い世の中や、未来を討論させるのが筋です。

その他の世代は、彼等の辞書になればよいのです。


難しいことなのかな。

みんな最初は、正しい正義があったのでしょうね。

友の名文は、結局、世界中に暮らす人々の、名文なんですよね。

今年は、良い年にしたいなぁ!