これと言って派手なこともなかったけれど、家族無事で、今年も、幸せな一年でした…
故郷に暮らす、親友の幼馴染みから、今年も年賀状に、彼のこの一年が、小さく添えてありました。
名文です。
彼の年賀状には、毎年名文が、小さく添えてあります。
彼とは、小学生の頃からずっと、親友です。
僕の、心許せる、数少ない友人です。
人生を、正直に生きて来た人です。
世のステレオタイプに合わせるならば、
彼こそが、勝ち組です。
賢者とは、こういう人のことを言うのだと、思います。
ほっこりと、あゝしあわせ!
故郷からの年賀状に、今年も、ほっこりと、しあわせな気持ちになりました。
幸せな気持ちになるとは、不幸感染しないための、ワクチンですね。
幸せな気持ちは、健康の源です!
名文とは、人を幸せな気持ちにさせる一行のこと!
こんな名文添えられたら、どんな大金持だって、ビルゲイツだって、参りモンスター!
ですよ…!(笑)
…
哲学者が不在の時代!
都会で暮らしていると、時々、自分だけが、ドンキホーテに思えてしまうことがあります。
孤独で、情けない気持ちになることがあります。
年末の暇つぶしに、朝生テレビをやっていたので、たまたま、観てしまいました。
30年前から、全く変わらない、同じ内容の討論番組です。
変わらないことが、長寿番組の秘訣なのでしょう。
田原さんが、すっかりご老人なことには、ビックリしました。
常連の朝生チルドレンが、ちょっと見ない間に、みなさん、すっかり高齢化してました。
猪瀬元東京都知事がいました。
あんな、こっ恥ずかしい辞任劇に、その悔しさは、いかばかりのものだろう。
もはや、政治の世界には嫌気がさして、出家でもするのでは…
心配ご無用!(笑)
何事もなかったかのように、政治や社会の、この国の悪を、勇ましく、論破されておりました。
結局、彼もまた、そんな自分が大好きなんですね、構ってくれる世間が存在する限り、それが、何よりの、ご馳走のようです。
普通の人の神経なら、生きちゃいないか、気が狂ってるはずです。
僕には、猪瀬元都知事の、無邪気な笑顔が、この番組の全てを、物語っているように思えました。
同じ朝生チルドレンの舛添都東京都知事も、しばらくすると、また、何事もなかったかのように、この席にいることでしょう。
新年早々、いきなり、峠を越えたオジちゃんが、格差社会、格差社会と、騒ぎ立てて見せる、その豊麗線顔の面々が、なんとも滑稽でした。
もう10年後⁇ 20年後⁇
この出演者の何人が、普通に生きてるの‼︎
生きてはいないはずです!
だから語れる、人生の学びが、きっとあるはずなのに…。
もっと俯瞰できる人物、もしくはパンクはおらんものか⁇
高齢の文化人は、煩悩をひけらかすのではなく、せっかく長生きしてきたのだから、生きてきたことの真実で、論破しあう方が、社会の核心に辿りつける近道だと思うのですが…
いかに!
…
僕がこの番組を、楽しみに観ていたのは、大島渚や野坂昭如が、まだバリバリの論客だったころでした。
その彼らも、もう、いない。
今いる人も、もうすぐ、いなくなる。
かつては、こんな番組が、テレビとしての役割だった時代は、確かにあったと思います。
でもそれは、野坂昭如のような哲学者がいたからです。
小田実や、西部邁みたいなパンクが存在したからです。
そんな哲学者やパンクがいなくなったのではなく、面倒臭いから、排除している様子。
それが、なんだか、もったいない!
…
そもそも、社会問題ならば、何よりも、これからを生きる、二十代に討論させるべきこと。
なぜなら、彼等は、これから、普通に4~50年生きるんだから、彼等の暮らし易い世の中や、未来を討論させるのが筋です。
その他の世代は、彼等の辞書になればよいのです。
難しいことなのかな。
みんな最初は、正しい正義があったのでしょうね。
友の名文は、結局、世界中に暮らす人々の、名文なんですよね。
今年は、良い年にしたいなぁ!