若手アーティスト捜査線シリーズ!
最近、良く聴いてる、GARY CLARK JRは、32才のブルースマン。
ジミヘンみたいと、言われるだけはあって、ギターテクが凄いです。
しかも、実にカッコいい。
でも、上手い例えがわかりませんが、揃いすぎていて、ジミヘンやレイボーンのような、特有の、ガツーンとくる印象が、まだ薄味ゆえに、ちょっと、物足りなさを感じます。
でも、何より本場ですから、素材も鮮度も良いから、これから、じっくりと煮込まれて、味をだすのかもしれましたせんね。
ジャンルは、全く違いますが、今時だと、Jack Whiteのような、インパクトが、もしも、彼に出てきたら、音楽史に残る、ギタリストとなる予感がします。
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僕の、今年のマイブームは、年齢のせいでしょうが^_^;
自分の聞きたい歌が、既製品に、見つかりません。
ならば、いつそのこと、自分のために‼︎
自分で、自分の聴きたい歌詞をこさえ、自分が聴きたくなるようなメロディをこさえよ~!
まさに究極の作詞作曲が、マイブームです。(^ ^)
もちろん、大好きな、アーティストや音楽は、何も変わりません。
心にスッと納まる、心サイズの既製品が、あちこち探してみるのですが、もはや、見つからなくなったからです。
心も身体も、同じですね^_^;
若い頃は、心のツボを、キュンキュンと解してくれる、そんな歌が、たくさん、見つけられました。
お陰で、若い心は、すぐに元気になりました。
それが、年をとると、治りが悪くなり、若い頃効いたものが、効かなくなってきます。
加齢とともに、即効性がよくないことを、身体が教えてくれます。
音楽とは、漢方みたいなものです。
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タラタラ生きているだけでも、人生とは、船底の藤壺がごとく。
人生と言う、時間経過の中で、小さな事情が次々と生まれ、それが、心にへばりついて、どんどん大きくなっていきます。
やがて、40も過ぎた頃には、事情はすっかり大きくなり、立体化して、人は、ハッキリと、事情で生きてることを、認識します。
事情と言う藤壺は、時々、削ぎ落とすことをしないで、放っておくと、心が、その重さでフリーズしてしまいます。
それが、長い月日で、肥大化して、ある日、big bangする。
それが、認知症なのかもしれません…(^_^;)
そんなことを、思ったりします。
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頭を隠すことだけで精一杯、お尻を隠す余裕もない!
それが、40を過ぎたあたりからの、人の素直な姿です。
なぜなら、みんな、一生懸命生きているからです。
お尻丸出しな自分は、誰よりも、自分が、最も良く知ってるわけです。
でも、それだけは、口が裂けても、認めたくはない。
それだけは、誰からも、言われたくはない、悟られたくない。
だから、人は人と、面と向かう時、人は、人に、精一杯、見栄を張り、精一杯、強がってみせるわけです。
そして、それすらも、否定する人もいる。
でも、その理由は、背中に、はっきり現れます。
ある年齢から、背中が語るようになります。
そこに、唄があるんです。
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ちなみに、老人介護のヘルパー教習では、人それぞれ、人生と言うリュックを背負ってる…。
必ず、その話から、始まります。
そのリュックの中身を、1つ1つ確かめることで、認知症の老人の、行動パターンが、わかってきます。
老人介護をやると、必ず、それを、経験します。
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人それぞれの事情が、わかるようになると、むやみに、人を責めることをしなくなります。
できなくなります。
自分を完璧だと、よほどの自信家でもない限り、他人の人生を責めることなど、自分に不利がない以上、絶対にできません。
例えそれが、今生の別れとなろうとも、ただ、見守る、あるいは、ただ、見送るだけです。
それが、大人の、本当の意味での、心からの、おもてなし、なのでしょう。
海外の名作映画と呼ばれる作品も、共通するのが、それだから、おそらく、万国共通することなのでしょう。
自分も含めて、人はみんな、人それぞれの事情を抱えながら生きるもの、それを理解するようになるからです。
それは、諦めなのか、許しなのか…
それは、僕には、わかりません。
人は、互いの、本音を、見て見ぬ振りしながら、本音を語り合うことで、友情も関係性も守られるわけです。
互いに正解を求めない、そのお約束を条件に、人は人とのバランスをとろうとします。
事情で生きることの上で、人は、みな平等が保たれるのです。
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賑やかな表通りから、1つ脇道に逸れ、人気のない、裏通りにこそ、ブルースがあると、本気で信じてた、青春のGlory daysが、今はナツメロみたいに、懐かしく、蘇ります。
40を過ぎると、どちらも同じ、ただの通り道なんだと、わかるようになります。
それが、大人になると、言うことなのでしょう。
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時々‼︎
大人は、生きてきた証を、確認したい夜があります。
生きてきた証に、大人は、酔いたい夜があります。
そんな時、聴きたいのは、背中に描かれたドラマを、歌にした作品です。
もちろん、映画もそうでしょう。
亜流も、時流も、所詮、One Of Themに過ぎない。
つまり、
人は、生きるを、演じている。
生きるとは、どう自分を演じられるのか⁇
そんな、明日の暮らしに、何の得にもならんことを、晴れた日の、戸山公園のベンチで、ふと、思いつきました。
^_^;
朝ドラ、マッさん、から、中島みゆき歌詞研究をしております。
しかしながら、中島みゆきと言う人物は、なんで、こうも、人が奥底に隠し持つ"ゆらぎ"を、上手に表現できるのだろうと、ただ、感心するしかありません^_^;
例えば、吉田拓郎のために書いたと言う、⁇、"永遠の嘘をついてくれ"には、ホントに、ドキッとさせられました。
なぜに、彼女には、大人の男心が、わかったのでしょう。
まさに、大人の事情、そのものを表した名作ですね。
その他にも、見事なまでの、心理描写を、描いた曲が、たくさんあります。
もちろん、僕は、男性だから、僕に理解できるのは、数多くの彼女の作品の中で、乙女心ではない、楽曲に限られますが…
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僕は、今のところ、22年間、高田馬場で、お客さん達と生きてきました。
お客さん達、一人一人の事情と、生きてきました。
僕の今のところの正解は、人は、みんな、一生懸命生きている…です。
だから、背中に書かれた文字を、僕は、拾い集めてみたいと、やっています。
" てメェなんかに、何がわかる、俺はな、一生懸命生きてんだ‼
な~んてね‼︎
^_^;