JAXAは軌道高度にして300kmより低い軌道を将来の地球観測などで利用するための研究をしています。 この軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。 この超低高度軌道を利用する最初の地球観測衛星が超低高度衛星技術試験機(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)です。 「つばめ」はJAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を行います。 三菱電機株式会社がバス部プライムメーカーとして、設計・製造を担当しており、協力して開発を進めています。
主要ミッションセンサ
(1)原子状酸素(AO)モニタシステム
(a) AO計測センサ
(b) 材料劣化モニタ
(2)小型高分解能光学センサ
(a) AO計測センサ
(b) 材料劣化モニタ
(2)小型高分解能光学センサ
運用軌道 軌道高度 268km~180km
打上げ年月日 2017年12月23日