世界標準技術開発フォローアップ市場展開

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17/12弧状列島,自助, 新たな軌道開拓により、衛星利用の新たな可能性を拓く 超低高度衛星技術試験機

2019-09-02 20:39:47 | 連絡

JAXAは軌道高度にして300kmより低い軌道を将来の地球観測などで利用するための研究をしています。 この軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。 この超低高度軌道を利用する最初の地球観測衛星が超低高度衛星技術試験機(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)です。 「つばめ」はJAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を行います。 三菱電機株式会社がバス部プライムメーカーとして、設計・製造を担当しており、協力して開発を進めています。
主要ミッションセンサ 
(1)原子状酸素(AO)モニタシステム
(a) AO計測センサ
(b) 材料劣化モニタ
(2)小型高分解能光学センサ
運用軌道 軌道高度 268km~180km
打上げ年月日 2017年12月23日

 

17/12弧状列島,自助, 超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)とは

2019-09-02 20:32:08 | 連絡
新たな軌道開拓により衛星利用の新たな可能性を拓く

軌道高度にして300kmより低い軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。この超低高度軌道を利用する最初の地球観測衛星が超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)です。
超低高度での飛行を可能にすることで、地上により近くなるため、光学画像の高分解能化、観測センサ送信電力の低減、衛星の製造・打ち上げコストの低減などが期待されています。 「つばめ」が飛行する超低高度軌道では、多くの地球観測衛星が周回する高度600~800㎞の軌道に比べ1000倍もの大気の抵抗を受けるため、従来に比べ大量の燃料が必要となります。 JAXAはこの課題を解決するために、ガスジェットに比べ燃料の使用効率が10倍良いイオンエンジンを採用し、また、大気の抵抗が小さくて済む小型の衛星を開発し、超低高度でも長期間にわたって軌道を維持するための技術を実証します。「つばめ」を用いて超低高度での軌道上技術実証を行い、超低高度衛星の実用化に向けた一歩を踏み出します。

平成29(2017)年12月23日10時26分22秒(日本標準時)打ち上げ