『半年で人生の成功チャンスをつかんだ方法』(セルバ出版刊)の著者、子成場健太郎さんは、大学を卒業後、人間関係がうまくいかず職を転々とするも、心身ともに擦り切れるようにして故郷の新潟に戻った。その時点で職がなく、うつ気味だった子成場さんだが、スペイン語と出会い、勉強を重ねたことで人生ががらりと変わった。今では翻訳者・通訳者として活躍しながら、世界各地を旅する生活をしている。
まさに人生の大逆転。だが、語学を学ぶことが即人生好転につながるということではない。そこには子成場さん自身の変化があったという。
1.儲かる分野を見つける
2.手を広げすぎず、決めた分野に集中する
3.その分野のメンターを見つける
一人でやろうとせず、メンターをつけることで成功する確率を高めることができる。注意すべきは、メンターは一人に絞ること。複数いると相談事への答えやアドバイスが違っていたりするため、混乱しがちになる。
一人でやろうとせず、メンターをつけることで成功する確率を高めることができる。注意すべきは、メンターは一人に絞ること。複数いると相談事への答えやアドバイスが違っていたりするため、混乱しがちになる。
4.メンターを信じて一点集中する
信頼できるメンターを見つけたら、疑問に思うことがあっても、ひとまずはアドバイスされたことをすべてやってみるつもりで食らいつく。中途半端に我流のやり方を挟むとかえって遠回りになってしまう。
信頼できるメンターを見つけたら、疑問に思うことがあっても、ひとまずはアドバイスされたことをすべてやってみるつもりで食らいつく。中途半端に我流のやり方を挟むとかえって遠回りになってしまう。
5.「隣の芝は青く見える」ことを忘れない
勉強やトレーニングの成果が目に見えない時期は、他の分野が楽しそうに見えたり、他のメンターの方が自分に合っているように思えてしかたないはず。しかしこれは「隣の芝は青く見える」というだけのこと。何らかの成果が出始めれば、今やっていることに確信が持てるはずだ。不安な時期ならではの心の動きに惑わされないようにしよう。
勉強やトレーニングの成果が目に見えない時期は、他の分野が楽しそうに見えたり、他のメンターの方が自分に合っているように思えてしかたないはず。しかしこれは「隣の芝は青く見える」というだけのこと。何らかの成果が出始めれば、今やっていることに確信が持てるはずだ。不安な時期ならではの心の動きに惑わされないようにしよう。
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自身の経験から子成場さんが導き出した「人生を変える方法」は、このほかにも多岐に及ぶ。もし、今の自分の生活、自分の人生に嫌気がさしているのなら、方向転換は早い方がいい。本書はそのための転機になってくれる内容である。