共有オフィスサービスが小規模な企業による短期的なリースに依存していることや、景気後退期には短期リースが更新されない公算が大きいことなどに言及し、「こうした新たなリース・モデルで空き室などが増加する可能性があり、不動産市場でこうした側面が増大していることで次の景気後退期で商用不動産市場が被る損失が膨らむ恐れがあると懸念している」と述べた。
ソフトバンクグループの出資先で、共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーを念頭に、巨額投資で賃貸オフィス物件を増やす事業モデルの脆弱(ぜいじゃく)性に警鐘を鳴らした。