
★オンラインと対面方式併用時分割空間分割シフト勤務体制事例か>



★対面方式時分割レッスン事例か>


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2021/04/13 08:00 著者:日沖 健
日沖 健(ひおき たけし)Takeshi Hioki
経営コンサルタント
日沖コンサルティング事務所代表。1965年、愛知県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。日本石油(現・JXTG)で社長室、財務部、シンガポール現地法人、IR室などに勤務し、2002年より現職。著書に『変革するマネジメント』(千倉書房)、『歴史でわかる!リーダーの器』(産業能率大学出版部)など多数。
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4月になり、新入社員を迎え、全国の企業・組織で新人導入研修が行われています。この1年間、新型コロナウィルスの影響でいろいろなビジネスのやり方が変わりましたが、研修も大きく揺れ動きました。
最大の変化は、Zoomなどによるオンライン研修が増え、従来行われていた対面方式の研修が減ったことです。昨年3月から7月、感染第1波を受けて企業は不要不急の研修を中止し、昇格者研修など必要火急のものについては、既存の研修をオンライン化することで緊急対応しました。9月以降感染が沈静化したことから、対面方式の研修を復活させる企業が増えましたが、1月からは2度目の緊急事態宣言を受け、オンライン研修が再び主流になっています。
4月からの新年度では、引き続きオンライン開催を予定している企業と対面方式を基本にしつつ状況次第でオンライン方式でも開催できるよう両にらみで備えている企業に分かれるようです。
こうした1年間の変化を受けて、今後、研修はどう変わっていくのでしょうか。今回は、企業の教育部門の担当者への取材を踏まえて、研修の未来について考えてみましょう。
■オンライン研修「最大のメリット」とは?
■対面方式をなくすかべきか、という迷い
■研修は将来どうなるのでしょうか。結論的には、①オンライン方式、②対面方式、③ハイブリッド方式の3つに分かれると思います。
多くの研修が①オンライン方式に移行し、物理的な実技・ロールプレーを伴うものや新人研修のように人脈形成を大きな目的にするものは、②対面方式を続けます。そして、両者を組み合わせた③ハイブリッド方式が広がるでしょう。