世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

(^。^ ) 坂本冬美/夜桜お七

2024-01-29 18:10:08 | 連絡
(^。^) 滑舌 歌唱 腹筋トレ 脳トレ洋楽 足裏マッサージ 散歩 縄跳び 黒木瞳 舘ひろし 中村雅俊

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2024-01-29 16:43:00 | 連絡
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【CES 2024】未来への『問い』が提示された今年の見どころは「ヒューマンセキュリティー/インクルージョン」#2024.01.23#西村真里子

2024-01-29 11:37:29 | 連絡
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西村真里子Official Columnist
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日本IBMのITエンジニアとしてキャリアをスタート。
アドビシステムズのフィールドマーケティングマネージャー従事後、2011年、クリエイティブ企業バスキュールにプロデューサーとして参画。
カンヌライオンズ金賞受賞。2014年株式会社HEART CATCH共同創業。2020年米国ロサンゼルスにHEART CATCH LA共同創業。
テクノロジー&クリエイティブのキャリアを活かし、企業や自治体の新規事業案件の企画に多く携わる。
内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員。
経団連Web3タスクフォースメンバー(2022年)、デジタル庁スピンオフWeb3研究会DAO "Dig DAO" メンバー。
日米のスタートアップに投資しグロース支援、オペレーション支援を実施。Art Thinking Collective(仏パリ / ビジネススクール ESCP)メンバー。
武蔵野美術大学大学院 客員教授。
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〇ヒューマンセキュリティー/インクルージョン
世界各地で起きている紛争や弾圧により国連が掲げる「人間の安全保障(Human Security)」の必要性は高まっている。
CES主催CTAは2年前から国連の「万人のための人間の安全保障(Human Security for All / HS4A)」キャンペーンに参加し、テクノロジーを軸に人間の安全保障をどのように行うべきか?参加企業、参加者に問いかける。
具体的には、食料問題、医療/ヘルスケアへのアクセシビリティ、環境問題、政治の自由、テクノロジーへのアクセシビリティーなどが挙げられる。
CTAの姿勢としては、テクノロジーは全人類に届くポジティブな変化を可能にすると考えている。
 CES主催CTA代表ゲイリー・シャピロが基調講演で「万人のための人間の安全保障」について紹介
◇まず医療分野へのアクセシビリティについて。
韓国のスタートアップSMARTSOUNDはSkeeper という手のひらサイズのリモート聴診器による遠隔医療の可能性を紹介していた。
体内から発生する音を通じて健康管理を行うAIソリューションを有しているので、聴診器として心臓音、肺の音、妊婦さんのお腹の音から母子の健康管理を行うことができる。
このデータを医師に送ることにより遠隔診療が可能になるのだ。
今まで自分の体内で発せられている音は医師が聴診器で聞き診断するだけで終わっていた。
ただ、このリモート聴診器は自分の音を録音して残すことができる。
なので、セカンドオピニオンに持っていくことも可能だ。
遠隔医療だけではなく、自分に適切な診察をしてくれる医師にアクセスしやすくなるのもテクノロジーのおかげと言えるだろう。
 「
手のひらサイズの聴診器(写真水色の円形デバイス)で遠隔医療を可能にする 

今年は、AgeTech(シニア向けテクノロジー)を紹介するエリアが拡大していた。
MITのラボや、サムスンも出展しており、高齢者向けのソリューションは日本だけではなく米国および世界中でも必要性が高まっていることを感じる。
このAgeTechエリアで米国のElli-Q は高齢者向けの会話型生成AIを紹介していた。大規模言語モデル(LLM)技術を利用することにより、高齢者とのスムースな会話を促進し、孤独の軽減や社会的なつながりの促進、高齢者の健康や独立性の向上に寄与していくことを目的としている。
高齢者が語りかけると、会話中に左側のランプが優しく光り、コミュニケーションをとっていることを示す。
スマホのディスプレイだけだと高齢者には無機質に見えてしまうので、このようなランプ型インターフェイスを採用しているという。
日本の場合だとこのようなユースケースでは、ヒト型や動物型などのインターフェイスにするところ、少し無機質なランプと会話させるところは、様々な宗教の方が共存する米国においては必要なユーザーインターフェイスの工夫なのだろう。
 「
高齢者向けのLLM会話型サービス。ランプが優しく会話中に光る


 CES 2024は、今まで以上に「サステナビリティー」「人間の安全保障」そして、それを支えるテクノロジーとしての「AI」が際立った展示会だった。
もちろん、今回紹介できてない楽しい・ワクワクするエンターテインメント要素たっぷりのプロダクトも多くあったのだが、当記事では昨今の世界情勢を鑑みて、どうしたら一人ひとり/各社ごとに喫緊の社会課題に対して向き合っていくべきか? 考えていくべき展示にフォーカスを当てて紹介した。
 「万人のための人間の安全保障(Human Security for All / HS4A)」というCES/CTAが国連と協調する指針にどう向きあうべきか? パナソニックが示した素材の革新、新たな家電の概念など、今後のテクノロジー企業がどうあるべきか? 数多くの「問い」も提示されたCES 2024だったと考える。
来年以降CESに参加する方は、ぜひ世界150カ国以上、4000社以上集まる展示企業から未来への「問い」の姿勢を感じて、観てほしい。
当記事からも未来に対しての「問い」が少しでも生まれていれば幸いである。


【CES 2024】未来への『問い』が提示された今年の見どころは「サステナビリティー」#2024.01.23#西村真里子

2024-01-29 11:10:54 | 連絡
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西村真里子Official Columnist
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日本IBMのITエンジニアとしてキャリアをスタート。
アドビシステムズのフィールドマーケティングマネージャー従事後、2011年、クリエイティブ企業バスキュールにプロデューサーとして参画。
カンヌライオンズ金賞受賞。2014年株式会社HEART CATCH共同創業。2020年米国ロサンゼルスにHEART CATCH LA共同創業。
テクノロジー&クリエイティブのキャリアを活かし、企業や自治体の新規事業案件の企画に多く携わる。
内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員。
経団連Web3タスクフォースメンバー(2022年)、デジタル庁スピンオフWeb3研究会DAO "Dig DAO" メンバー。
日米のスタートアップに投資しグロース支援、オペレーション支援を実施。Art Thinking Collective(仏パリ / ビジネススクール ESCP)メンバー。
武蔵野美術大学大学院 客員教授。
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〇サステナビリティー
世界最大級のテクノロジートレードショーというと、デジタルガジェットが多数並んでいる印象があると思うが、パナソニックのブースはそのような印象を払拭するものだった。
◇パナソニックは2年前のCESで「Panasonic GREEN IMPACT」を発表したのだが、その成果を展示ブース全体に反映させていた。
キラキラしたプラスチックに溢れた他企業のブースとは一線を画すパナソニックブースには、植物由来の什器や、再生紙を用いた展示パネルも含まれ、サステナビリティへの真摯な姿勢を示していた。
そしてなんとなくホッとする優しさに包まれていた。 
パナソニックの展示ブースの説明パネルは再生紙でできていた
また、植物由来のセルロースファイバーを高濃度で樹脂に複合する技術「kinari(キナリ)」を展示し、コーヒーのカス、もみ殻などから作るレジンで作るプラスチックに変わる製品デモンストレーションも、デジタルガジェットが並ぶ他企業ブースとは一線を画していた。  
パナソニックのブースでは脱プラスチックを実現するKinariが展示されていた
」 
◇シンプルな展示ながらインパクトのあるメッセージを放っていたのは CES 2023で発表していた「マルチシェイプ(MultiShape)」だ。 
モーター電子部分を共通化し、用途ごとにアタッチメント変更することにより、従来よりも60%の素材削減を可能にしている。
環境のためだけではなく、洗面台で絡み合うコードをスッキリさせるためにもありがたいプロダクトだ。
 アタッチメントを変えるだけで利用可能な家電達。60%の素材削減に貢献
」 
他企業のような派手さはなくともパナソニックの環境に向けての真摯な取り組みは好感が持てる。
テクノロジーの見本市とはいえ、企業の社会的責任を果たす強い姿勢がパナソニックからは強く感じられる。
 他にも3Mが緩衝材(プチプチ)をプラスチックから再生紙利用に変えていたり、IoT 標準規格matterに則った製品を出すSmartwingsが自然由来のカーテンをIoT化していたり(日本でいうところのすだれのIoT化という感じ)、今まで以上にテクノロジー見本市は「自然由来」の「再生」プロダクトに溢れていた。
 3Mも脱プラスチック。緩衝材に再生紙を利用
 すだれを模したかのようなSMARTWINGSのIoTブラインド
」 
日本のスタートアップinQsも存在感を示していた。
CESのベストオブイノベーションを受賞したプロダクトは、見えない光でも発電する物質(無色透明発電素子 SQPV)を用いたガラスを紹介していた。
薄い発電フィルムを貼ったガラスは透過性も問題なく、通常のガラスとして使える。
しかも太陽光だけではなく、室内の光でも発電可能。
 今あるリソースを活用して発電を可能にするガラスがあらゆる場所で採用されるようになれば、私たちは電力にまつわる不安(原発利用、電気代高騰 etc)から少しは解放されるのだろうか、と考えさせられる。
 「
太陽光・室内光でも発電するinQs。日本のスタートアップ。CES 2024ベストオブイノベーションを受賞
」 
空気から飲料水を作り出す家庭/オフィス用淡水生成器GENESIS SYSTEMS社の 「WaterCube 100ウォーターキューブ」も ”空気”という今あるリソースを活用して飲料水を生み出す。
約450リットルの水を毎日生成するので四人家族分を賄うことができるそうだ。
大人数の家族やオフィスで利用する際には、WaterCube 100をスタックすることにより生成する水量を増やすことも可能だ。
 4人家族に必要な水を空気から生成するGENESYS SYETEMS
 2050年には世界人口の40%以上が水問題に直面すると予測されている現在、安心安全な水にオフグリッドでアクセスできるソリューションは地球レベルで必要になる。
日本のスタートアップWOTAも今年出展をしていたのだが、能登半島地震の影響で避難している方、断水に見舞われている地域の方に向けてWOTAシステムを導入することに注力しており、最小限のメンバーでブース対応していた。
被災地で実際に使われるソリューションを出展しているWOTAが、来年以降のCESでも大きく注目されることを期待してやまない
 日本の水リサイクル・ソリューションを有するWOTA。
CES 2024イノベーションアワードを受賞


【CES 2024】未来への『問い』が提示された今年の見どころは「AI」#2024.01.23#西村真里子

2024-01-29 10:29:59 | 連絡
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西村真里子Official Columnist
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日本IBMのITエンジニアとしてキャリアをスタート。
アドビシステムズのフィールドマーケティングマネージャー従事後、2011年、クリエイティブ企業バスキュールにプロデューサーとして参画。
カンヌライオンズ金賞受賞。2014年株式会社HEART CATCH共同創業。2020年米国ロサンゼルスにHEART CATCH LA共同創業。
テクノロジー&クリエイティブのキャリアを活かし、企業や自治体の新規事業案件の企画に多く携わる。 
内閣府日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員。
経団連Web3タスクフォースメンバー(2022年)、デジタル庁スピンオフWeb3研究会DAO "Dig DAO" メンバー。
日米のスタートアップに投資しグロース支援、オペレーション支援を実施。Art Thinking Collective(仏パリ / ビジネススクール ESCP)メンバー。
武蔵野美術大学大学院 客員教授。
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世界最大級のテクノロジーの祭典であるCESが、2024年1月9日から、眠らず輝き続けるシン・シティー(罪の都)ラスベガスで華々しく幕を開けた。
新たなランドマークとなった球形ドームシアター『Sphere(スフィア)』が、その輝きを一層際立たせる。
世界各地で紛争の煙がくすぶる一方で、ラスベガスではいつものように華麗なるテクノロジーショーケースが展開され、デモや政治的な動きは影を潜めていた。
CESで有名なスタートアップショーケースエリア『Eureka Park(エウレカパーク)』では今年もウクライナとイスラエルが出展していた。
紛争があろうともテクノロジースタートアップの勢いは止めてはならないというメッセージだろう。
中国はファーウェイ事件以降出展が減ったが、今年は久々Alibabaが出展していたり、数多くのガジェット系サービスを展開する中華系の出展が賑わいを戻していた。
かくして世界150カ国から4,300出展社の出展、135,000人の参加者が集うCES 2024は、今年も盛況のうちに12日幕を閉じた。
 さて、回のCESで最も印象深かったのは「AI」、「サステナビリティ」、「ヒューマンセキュリティー/インクルージョン」の3つのテーマだ。
この3テーマに対して「人間や地球のために営利企業としてできることは何か?」その問いの姿勢に真摯に向き合っていた出展社を紹介していく。
〇AI
 まず「AI」。2023年の生成AIブームを背景に今まで以上に多くの企業が生成AIを活用したプロダクトを紹介していた。
CES主催CTAが提供するテックトレンドセッションでも、生成AIの登場のおかげで一般消費者のAIに対するネガティブな印象が薄れてきているという。
 「
CTAの消費者AI意識調査(2023年9月)によるとAIに対して恐怖(Scary)や、 悪意ある(Malicious)という印象よりも革新的(Innovative)、未来志向(Futuristic)、賢い(Intelligent)という印象が強くなっている 
◇サムスン「AI for ALL」をプレスカンファレンスのスローガンにしていた。
サムスンが今まで推し進めてきたコネクテッドな家電がAI機能を有することにより、デバイス間でコンテンツ体験をシームレスに連動させる。
また、AIによるデバイス制御がエネルギーのピーク時を自動的に回避し、エネルギー料金の節約に貢献する。
サステナビリティーにも貢献するAI、を打ち出していた。
◇アメリカ最大の小売業者ウォルマートは、マイクロソフトと手を組み、AIを駆使した新しいショッピング体験の提供を開始するとCESにて発表した。
ウェブサイトやアプリにAIを統合し、顧客の行動を分析して購入提案を行う仕組みを構築するそうだ。
使用されるAI技術は、ウォルマート独自の技術とマイクロソフトのAzure OpenAIサービスに基づいた、小売業向けの検索機能を組み合わせたものらしい。
ウォルマートの新しい生成AIは、iOSとAndroidのモバイルデバイス、および同社のウェブサイトから利用できるようになり、消費者メリットとしては個別の商品を一つ一つ検索して購入していく代わりに、「誕生日祝い」「クリスマス」などのイベントを自然言語で入力することで、おすすめの商品を探すことができる。
イベント準備にありがちな買い忘れを防いでくれそうで良い。
自然言語の会話を行うことで、自分に必要な商品をウォルマートが提案してくれるようになる
」 
 ちなみに、CES出展企業のプレスカンファレンスで「マイクロソフトと協業する」というシーンは多く見受けられた。
サムスンはGalaxy Book4にMicrosoft Copilotを搭載していくことを発表し、ソニーのプレスカンファレンスでは、SONY HONDA MOBILITYがマイクロソフトとMicrosoft Azure OpenAI Serviceを利用した会話型パーソナルエージェントを開発する契約を締結したと発表していた。
AI時代のパートナーとしてのマイクロソフトの存在が目立った。
生成AIを使った興味深いサービスは、ビューティーテック系で初めて基調講演を務めたロレアルの発表でも紹介された。
「ビューティー・ジーニアス」という名のサービスは、スマホ上で自分の肌や髪など気になることを入力するとおすすめの対応方法を教えてくれる。
基調講演壇上でニコラ・イエロニムスCEO自らがアプリとコミュニケーションのデモンストレーションを行った。
CES 2024にてビューティーテック系企業として初めて基調講演を行ったロレアル
」 
生成AIを用いた「Beauty Genius」がパーソナルビューティーアドバイスをする
……ただ、気になるのは「Beauty Genius」で検索すると、資生堂のアプリがヒットする。
ロレアルの基調講演後にロレアルのサイトで「Beauty Genius」で検索してもヒットしないので、ネーミングを変更して今後リリースされるのではないかと予想する。

◇スタートアップも生成AIを使ったサービスを紹介していた。
ショッピングコマースを対話型で行う韓国の「enstead」、生成AIでウェブマンガの制作を効率化する「onoma.ai」など興味深くスタートアップの生成AI活用を見て回ったが、私が一番気に入ったのはフランスのスタートアップ「Imki」だ。
 ファッションデザインの分野で生成AIが人間のデザイナーをサポートするもので、実際にフランスのファッションブランド「The Kooples」と組んで服を作っている。
面白いと思うポイントは、縫製工場のレギュレーションをサービスに組み込んでいるので、マスプロダクションにも対応できる点だ。
通常、「The Kooples」はカップル向けの黒を基調とした衣服を販売している。
ただ、生成AIが”間違えて” 銀色のジャケットを提案したという。
この「思いもよらない遊び」のデザインが「The Kooples」ブランドチームも気に入り実際に制作までに至ったという。
人間であれば「The Kooples = 黒」のルールの中でデザインをするところ、生成AIはルールを逸脱して提案をしたので、それが功をなしたと Imkiの説明員は教えてくれた。
もちろん人間のデザイナーでもルールを逸脱した提案は可能だ。
Imkiはあくまでも人間のデザイナーの提案のバリエーションを増やすことを主軸としている。
 フランスのスタートアップImkiはThe Kooplesと組んで生成AIによるファッションデザインを展示
」 
生成AIを活用したファッションデザイン。既存の縫製工場へのワークフローに沿っているのでマスプロダクションも可能
」