カンボジア…裕福ではない家の少年、チャクラ、14歳。
重たーい肥料担いで汗だく。
同じ年頃の学生さんらーが、
スクーター→自転車→徒歩で追い抜かしていきます。
ようやく畑について、肥料を撒いて…
家に戻ると
父、母、兄、妹、弟、赤ちゃんが、先にご飯食べてます。
お疲れさまーの一言もなく、
おとうやん、
「明日はどこどこの畑に肥料を撒け」
って、次は兄がやる番でしょ?
はぁっ?兄はそんなことやらねーよ。
🤔🤨家でいじめられるみたい???
妹も弟もしらーっ、馬鹿にした感じでご飯先にたべてます。
ひどい!!!
チャクラは家を出てタイに働きに行くことにします。
が、
斡旋料は500ドル。
500ドルなんて持っていなかったチャクラと、
中年のおさーんはみんなとは別の場所に連れて行かれ、
行き着いた先は、ペットフードの原料になる雑魚を採る漁船だったのでした。
漁船では奴隷みたいに働かされるんだけど、
時折、休憩してたりで、
臭いのと汚いのが平気ならなんとかいけそうか?
体力なくなった中年のおさーんがまず、海に捨てられ、
逃げようとしたおさーんも海に沈められ…
反撃したおさーん(チャクラと一緒にきた人)は、
見せしめのため船裂きの刑にあいます。
14歳のチャクラは、
よく働くし、目端も聞くので可愛がられていたのですが、
同胞のおさーんがなくなって、
新しい働き手が、ミャンマー人だけになってしまい、
ハブられ怒りを覚え…
ご飯全部食べちゃったむかつくミャンマー人が💩してるところ、突き落とします。
で、だんだんと壊れていくチャクラ…
ついに船を乗っ取り!
お金全部取って、丘に上がり、
故郷に帰って、ヒッチハイクで乗り合わせたタイ人にジュース貰って感激し…
故郷に帰って、
田んぼで働く父を見てなみだがこみあげますが…
多分、家には帰らなかったんじゃないかと思います。
1983年の海辺のポーリーヌ…
みんなセクースにしか興味なくって、
美味しいフレンチも美しい浜辺(かつてそこは第二次世界大戦での勝利決めた分岐となったノルマンディ大作戦…のノルマンディの浜なのであったが、まったくそんなん関係なし)も、楽しまず、セクースにしか興味ないのって、人としてどうなの?って思ったのですが、いやっ!それでいいい!むしろそれで良かった!
って思えました。
全く生きる喜びなんてないのに、
死にたいする本能的恐怖のせいで、
生にしがみつく人間ってのは、
なんとも悲しいなぁと思ったのでした。
現在も東南アジア、約20マンが奴隷船に乗って、
漁獲しているのだとか…。
ここに出てきた人、みんな芝居してるって感じがまるでなく…
チャクラくん、本物だよね?!?
人が海に投げ込まれた時に、
一瞬だけ虹がキラッとしたり…
映像美に対するこだわりを感じました。
星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️かなぁ〜。
面白い映画をありがとうございました😁