実話がもとのお話だそうです。
1928年、シングルマザーで電話交換手のクリスティンの一人息子が、
仕事中に姿を消します。
警察へ捜索を要請し、
5ヶ月後に「見つかった」と呼び出され、
迎えに行きますが…
君だれ?
私の息子ちゃんちゃいます!
なんですが。
警察から「体裁もあるんで一応写真だけ撮って」
とお願いされ、
仲良くツーショットパシャリ。
新聞に大きく載っけられて…
いやいやいや…
君、私の息子じゃないでしょ?
何が目的なの?
って9歳の男の子に聞くんだけど、
「ママぁ」って…
???
身長も7センチも小さくwなってるし!!!
歯の治療あとから別人って判断してもらったし!
学校の先生も違うって言ってくれたし!
警察が息子ちゃん捜索してくれないなら、
マスコミに発表しよう!
って、牧師さんらも手伝ってくれるのですが。
警察から呼び止められて…
裏口から入れって…
入って行ったら…
はーーい!
精神病院に無理矢理連行!!!
「きみさー、一人になって楽しかったから、実は息子ちゃん帰ってきて欲しくなかったんでしょ?だからそんな嘘つくんでしょ?妄想癖なの?」
って。
ここでは警察と繋がってる警察なんで、
どうやったって異常者扱いだよ!!!
😱
ハードな梅毒検査とかされて…
(ペニシリンが発明されたの、同年の9月だそうです)
???
うわーーーー。
ひどいお話でしたねーーー。
牧師さんらに助けて貰い、
警察相手に訴訟起こすことにします。
ちょうどそのころ、
不法移民で捕まった少年が、
自分の従兄弟が20人近い少年を拉致、監禁し、
殺害し、それを少年に手伝わせていたという…
ものすごい情報を流し、
不明になったウォルター少年の写真、
拉致した少年の特徴と一致していると証言。
えええええ?!?
ひどーーーーい。
警察に不法に入院させられていた
仲間を助け出すことはできましたが、
偽ウォルターを名乗った少年が早く真実を話してくれていれば…
(こいつ、都会に行ったら有名人に出会えるかもとかそういう理由で子供の振りしてたらしく、おかんが迎えにきた。おかんも少年もサイコだと思います)
警察はきちんと捜査し直し…
まだ生きていた可能性もあったのに…
だとか、
色々ともう、
被害が火だるま式にひどくなっていってしまい
散々なんですが、
アンジェリーナ演じるクリスティン
文句も言わず…
見苦しく現実逃避もせず…
淡々とジェントルなのは立派でしたーーー。
そんなふうにありたいですが、
あそこまでの体験、とても受け入れられませんです。
ところで実話はもっとエグくて…
なんと殺人のお手伝い、実母もやっていたそうです。
(そこまで書いたらお話が、まるで変わっちゃうほどのインパクト)
逃亡した少年もいるという情報から、
クリスティンさんは息子さんの捜索を生涯続けたそうです。
クリスティンさんとウォルター少年、
被害に遭われた少年、遺族の方…
事件に関わった全ての方のご冥福をお祈りします。
面白い映画をありがとうございました😊