2015年
今度はファニアが…
旦那も息子のアモスも献身的に世話しますが、
主演 ナタリー ポートマン
監督 ナタリー ポートマン
脚本 ナタリー ポートマン
😁
アモス オズの自伝小説が原作です。
ポーランド、ナチの迫害を逃れてイスラエルへ来た母親ファニア。
ポーランドに残った彼女の知人はすべて亡くなったらしい…。
旦那のアリーは学者さん?(図書館勤務兼ヘブライの学術的な本も執筆している)
で、まぁ…イケメンじゃないが、
いい人です。
とはいえ、何か結婚に問題があったのかもしれない。
旦那のおかーは、ファニアのボルシチに「まあまあ」といいつつも、
「甘すぎる!ユダヤ人じゃない使用人だってもっと酸っぱくつくるのに!ポーランドの料理はなんでも砂糖ばかりいれる」と文句言ってたし、
ファニアのおかーは、家にやってきて、
「あんたなんか置いてけば良かった」とか怒っていました。
イスラエルの建国が認められ、
ようやく俺たちの国がでけたーーー!
と、喜んだのも束の間…
すぐにパレスチナと紛争が起こり、
地下室での集団暮らし、配給生活になります。
それも終わり平和になりましたが、
今度はファニアが…
不眠症になって…
鬱やねん…
旦那も息子のアモスも献身的に世話しますが、
今度はハイテンション?
おしゃれ決めてアモスを迎えに来て、旦那と食事しましょ〜
困惑しつつも付き合いましたが…
すぐに鬱が…
ファニアは姉妹のいるテルアビブに療養に行くことになります。
テルアビブは気候もええし、ビーチもーあるでよ。
だがファニアはすぐに自殺してしまったのだった。
🤔
ファニアは文学少女で、
理想の男性をイメージしてたけど、
旦那は全く違う感じで…
🤔
ホロコーストの悪夢から生き延びたた主人公たちの物語からすれば、
彼女、両親姉妹もいるし、
理想じゃなくても優しい旦那と、
賢い息子いるし、
なんというか、
なんで鬱になるのかなぁ〜
って思えてしまい…
🤔
ましたが、
イスラエルの長い歴史そのものを
wikiでちらっと読んだだけでも、
なんというか、胸苦しい…気持ちになり、
彼女の鬱もジワジワ納得できるかなぁと思いました。
息子のアモスは、母の死後、家を出て、
農夫開拓者(労働シオニスト)、
結局、物語好きな母の本質を受け継いで、ジャーナリスト、作家として成功しました。
面白い映画をありがとうございました。