2002年 日本
娘の親権を巡って離婚調停中の淑美。
仕事も住居も決まっていない状態なのに、
5歳の娘連れて出てきちゃった…。
で、雨の日に娘連れて、住処探し…です。
すでに何件か回っていたのか、娘ちゃんは疲れきっていました。
「今度で最後、ね」
などうまいこと行って…雨の中、テクテク…
古めのマンション…
広いし、管理人さん在中だし、
壁紙貼りなおしたら綺麗になりますというので、
決めました。
引っ越しの最中…
娘の郁子は勝手に屋上に出て、赤いバッグを広います。
中にはおもちゃが入っていました。
「よかったねぇ〜」郁子にあげようとする管理人さん…
って、
お
と
し
も
の
ですよ?
非常識すぎる…
バッグは落とし物コーナー作ってカウンターに置かれることになりました。
郁子は新しい幼稚園に行くことになります。
なんかそこの先生も、
子供をネチネチ叱ったり、変…ですが、
そんなことも言ってられません。
そしてこのマンション…
水漏れ?
がひどい。
管理人さんに言っても「古い建物だから」
(って!おい!こんなひどかったら、管理人さん部屋の中に入れて見てもらおうな)
淑美の性格が、
なんというか、
要領わるい?コミュ障?
食事中なのに何かに気になったら、食事放って電話かけたり…
ヒステリックでイライラします。
メンヘル?
独身時代、精神科にかかっていたんだとか…。
メンヘルのヒューマンエラー系ホラー?
淑美は、ごみ収集場のゴミ捨ての中に、
赤いバッグが捨ててあるのを見ます。
(管理人さんが勝手に捨てたらしい!非常識!)
淑美は幼稚園で、
赤いバッグの女の子が2年間から行方不明になっていることを知ります。
就職先の決まった淑美ですが、
幼稚園のお迎えに遅れることしばしば…。
あまりに遅れた夜、幼稚園には誰もおらず…。
夫が変わりにお迎えに来ていたのでした。
淑美のメンヘルのせいで、
親権争いは不利と見られましたが、
弁護士さんが頑張ってくれ、
水漏れも解消…。
なんと無人の上の階の水道が出っぱなしだったのだ!
熱を出して寝込んでいた郁子も元気になり、
明日からまた幼稚園に行こうというその日…
お道具を用意しようと食事中に思い立った淑美…
(ご飯食べ終わってからにしようなぁ〜)
そこにはなぜか赤いバッグが!!!
赤いバッグを捨てに行く淑美…。
水の記憶が…
赤いバッグの女の子、みつこちゃんは…
貯水槽の点検の日に、
誤って落ちてしまっていたのだった…
(バッグもろとも落ちたのに、物理的に神出鬼没の赤いバッグはなんでだ?)
父子家庭で母のいなかったみつこ、
母親を求め?
みつこと同じように淑美も幼い頃、母親の愛に飢えていたから、
共鳴したのかもしれません。
アタシも昔、こんなんやってん…
力を得た?
水が郁子を襲います。
淑美は郁子のために、
みつこの方に行くこと決めたのでした。
おかーーさーーーん…
10年後、
友人とともに偶然近くまできた郁子、
すっかり古びたマンションに入ります。
って、廃墟やん…
そこには母、淑美が暮らしていた!
麦茶を出される郁子…
が、
気がつくと
そこには誰もいなかった…
みつこがいるよ〜
郁子は母親が自分を守るために、
犠牲になったのだと母の愛を知ったのだった…。
最後、淑美が犠牲になる必要あるか?
ギューと抱きしめて愛を送れば成仏できたんじゃないかとも思いますが。
淑美は郁子には愛情を示していましたが、
一番子供の事考えて、
愛情があるなら…
多大に無理してでも、見かけは夫婦で仲良しやって!
離婚しないでぇ〜と、言いたい。
夫婦で諍いあってるのは、子供が一番しんどいでしょ?
劇中の旦那には特に問題があるように思えず、
淑美の精神疾患的なものが原因だと思える…。
子育てあるある負の連鎖…
は、もう終わりにしよう!
黒木ひとみさんの演技が素晴らしかったです。
もろメンヘルっぽかった!
そして細くてスタイル抜群!
子役さんも可愛くて演技うまかった。
びしょ濡れのシーン、大変だったと思います。
ホラーにしては怖くないし、
ハッピーエンドのカタルシスもないし、
後味悪すぎでもなくて中途半端な気がしました。
10年後…2011年の設定なのに2011年ぽくなかった(女子高生がガラケー)のと、
マンションに他の住人がいないっぽいのが嘘っぽかった、
(最初に犬を連れた老姉妹がいただけ)
そこら辺手抜きっぽい気もしたので…。
⭐️⭐️⭐️⭐️
面白い映画をありがとうございました😊
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