入院仲間

「１０月に　島根から　検診に来る際　会いませんか。」
と　メールが来た。　
久し振りに　会えることが嬉しい。

彼女は　再手術を受けた。
明るくしていたが　傷がなのか　おっぱいの形なのか
汚くて　見せられないと　言っていた。
入院時も　入浴を　一緒にと言ったが　一人で　入っていた。
心に　かなりの傷を受けている。

私も　胸の形は　気にいってはいない。
でも　傷は　本当にきれいだ。
スーパー銭湯に　行ってみようと思っているが
いまだに　実現していない。

誰も　内に　何らの傷を持っている。

でも　 元気に過ごせているんだから　「良し」としよう。

クリニックは　二条城の近くにある。

私は　二条城に行って　向かいのホテルで　お昼を。　
と　思っているが　彼女の　帰りに乗る時間が　３時半という。
時間がなければ　お昼を食べながら　お話が出来ればと
今から　楽しみにしている。
　

お母ちゃん 何をすればいい？

この頃の 母は 寝てばかりです。
食事の途中でも 居眠りする。
１日の大半は 寝ている。
食事も ほとんど食べてくれない。
今 すぐにでも 私の元から いなくなりそうな 気がする。
私には まだ 覚悟が出来ない。
テレビを 見ていても座ったまま 寝ている。
外に 行こうと 言っても [しんどいから。]と言う。
お母ちゃん。この 小さな空間でいいの?
あんなに 出歩く事が 好きだったのに…
旅行も 行こうよ。
北京に 行った時も あんなに 楽しそうだったのに。
行こうよ。ハワイも ２度も 行ったね。
もう１度 行きたいよ。漫才みたいに 笑いながら。
お願い。起きて お母ちゃんの 笑顔が みたい。

母からの質問

昨日の　朝　いままで　咲かなかった色のアサガオが　咲いた。
母と観て　遅咲きだが綺麗だね。って話した。

その母が　テレビを見ながら
「私は　死ぬときは　ガンなのかな。」と　言った。
私：「そうじゃないでしょ。死ぬときは　老衰よ。」
母：「治るの？」
私：「治るために　薬を飲んでるんだから。もしも　治らないにしても
　　　薬さえ飲んでれば　病気を静めておけるから　大丈夫だよ。」

母は　やっぱり気にしている。
大丈夫だよ。おかあちゃん。よくなってるんだから。

経過は良好

母は　ＣＴを撮った。
その後　いつものように　鉄分補給の為の　点滴をする。
血液検査もする。
腫瘍マーカーは　１週間後にならないと分からない。

母の診察が　来るまで　私は心配でならない。
何度　手を合わせただろう。
信仰のない私が　何にということなく　手を合わせずには
いられなかった。

点滴をしていると　何人もの方が　受けていらしゃる。
いろんな話を　聞く。
頑張らないとと思う。

母の診察がまわってきた。
ＣＴを見せてもらう。
先生が　前のと比べて　小さくなってきている。
赤で　○をつけて　説明をして下さった。
私は　嬉しくて　本当に　嬉しくて。
先生に　お礼を言った。

母は　小さいから　先生が　独自の薬の量にして下さった。
少しづつでいい。体に負担が　少ないように　治療を続けていく。　

お母ちゃん　良かったね！！
私は　幸せだよ。
いい先生に　巡り会ったことに　感謝しようね。

お尻の手術

９日に　２度目の手術をする。
前に　とったポリープは　心配するものではなかった。
一安心。

今度の手術法は　オーレガン痔核結紮術。
輪ゴムで　縛り　血流を止め　壊死させると
自然に脱落するというものだ。
手術時間も　５分くらいだそうだ。

先生は　これで終わると言われた。
ホッとする。痛くもないそうだ。　

先生は　お尻の話をして　オッパイを忘れていた。　
月に１度の　検診です。
検診の結果は　変わりなし。
いつもの薬（ノルバッテックス）をもらう。

８月２７日

相変わらずの メニューだ。１日に少しでも　肉を取るようにと
看護師さんから　アドバイスをもらった。
しかし、あまり　食べてはもらえない。