おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃん X'masだね

2015年12月24日 20時58分46秒 | 乳がん記録
おかあちゃん 術後 色んな事がいっぱい起こる。
乳ガンの為の下着を 何枚も買った。
ブラジャーのウエスト部分?
つまり一番下のホックを止めると締まる部分。
とても痛い。骨が痛い。
おっぱいの下の骨。横隔膜の辺の骨。
そこが痛くて。辛い。

21日に水を抜いた。24日の今日 元に戻った。パンパンに張っている。
私のX'mas。いつか 思い出になるかな。

カップ付きのタンクトップを買った。
これは少しましだ。

グンゼの乳ガン用ブラジャーが 昨日届いた。
これはいいみたい。

みんな 縫い目なし。で買ったけど ウエスト部分に 縫い目がある。
全部 縫い目のないってないのかな。

ユニクロのカップ付きタンクトップがいい。と経験者の体験が載っていた。
明日 買いに行こう。

ガン保険に加入している。
こんなに大変で おっぱいまで無くす事になっていても 私の場合 初期中の初期。
ガン保険は 降りない。
でも 初期で良かった。と思う

本当の私は 今も 死にそう(ToT)

なんとか なんとか なるさ。

リンパ浮腫を起こしたら 絶対に治らないらしい。
日焼け 土いじり 傷 輪ゴム等々 気をつける。
ペットの引っ掻き傷には 要注意。
無理 無理 無理
前に「私は 百姓よ 無理 無理」
そう言っていた人を思い出す。

おかあちゃん 夏に長袖。出来るかな。
しなくては。
色々有りすぎて 笑えてきた。


おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね





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おかあちゃん ごめんね

2015年12月20日 03時36分46秒 | 乳がん記録
おかあちゃん 手術して1週間が経った。
おっぱいには 胸まで水が溜まり パンパンに張っている。

手術ロスってあるのかな。
私は ボーっと 何も出来ない。
やっとの思いで ワン子の世話と散歩に行く。
おかあちゃん うつってこう言う感じかな。

先生は女性だけど 手術はしても 経験がない。
「溜まれば 抜けばいい」と言うけれど
当事者は どんな思いをしているか 感じてはいない。
「おっぱいが 元に戻ったようになりますよ」
どれだけ 悲しい思いの女性がいるかは
感じていない。
果たして この最新の手術はいいんだろうか。
せめて 辛い手術の後 痛い 怖い等々がなければ。

それでも 私は生きている。
手術前に沢山聞いた。でも 術後に分かる事がいっぱいある。

手術後 先生に「痛いですか」と触られた。
私は「何も感じない。感覚がない」と答えると 「取ったどころは 感じません。」と言われた。
歯を抜く時の感じに似ている。
感覚はない。けど触られている事は分かる。
残酷だね。ないおっぱいがある。
そのおっぱいは チャポンチャポンという。
下を向く時 手を上の方に置き 水が動いてこないようにする。

今日 我慢出来ないので 抜いた。
太い注射器で 7本目からは 数えなかった。
真っ赤な液体だった。心配で「血が混じっているのか」尋ねた。
「心配するものではない」と言われた。

それから 前回の診察日 帰りに スピード違反で切符を切られた。
25キロオーバー。1万5千円。
制限速度は40キロだった。私は65キロで走っていた。
これで ゴールド免許証とはお別れ。
大きな事故が起こっている。すいません。翌日 支払った。

おかあちゃん ごめんね。また身体に 傷を付けてしまった。
悲しまないで。私は大丈夫だよ。

おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね





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おかあちゃん 退院するよ

2015年12月13日 07時54分49秒 | 乳がん記録
おかあちゃん 今日 退院するよ。
ありがとう。おかあちゃんに見守られていたね。

おかあちゃん 歩くと チャポンチャポンと音がする。
超変な感じ。怖いよ。
次の診察は 16日に決まった。それまでに どうなっているのかな。

おかあちゃん 昨日は寝られなくて。
ベットの上に座り込んでいた。
何を考えていた訳でもなく。
ワン子に会いたいな。あの子が 私の唯一の支え かな!
ペットが支えなんて 寂しい生活だ。と思うだろうが 
いえいえ 本当に支えなの。
ワン子が待っていると思うと 何だかんだ言ってられない。
早く会いたいな。元気になるからね。
帰えったら散歩に行こうね。
ワン子 少しだけ ゆっくり歩いてね。
引っ張らないでね。走らないでね。
ワン子との生活 始まるよ。ワン子 よろしくね。

おかあちゃん 私ね。ズーと思っていた事があるの。
私だけが 生きている。これはおかしい。
もういいではないか。私が 強く強く感じている
おかあちゃんに会いたい。
何もしないで 生きられるだけ。人生を全うしたい。
私は 自分の人生の最後を決めるかな。といつも思っていた。
だから 最後を決めなくていい。チャンスかな。と思った。
そんな時 ワン子が私の顔を覗いて ペロペロする。
この子の最後は 私が見てあげないと。
バカみたいだけど この子が 私を助けてくれた。

おかあちゃん 待っていてね。
私とワン子で会いに行くよ。
お空の上を走ろうね。



おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからもズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね
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おかあちゃん 生きているよ

2015年12月12日 11時53分42秒 | 乳がん記録
おかあちゃん はじめて涙が出ました。
ワン子と一緒に寝られなくなるのかな。
ワン子が 飛びついてきても抱いてあげられないのかな。
涙が止まりません。ワン子は私を待っています。
ペットショップに電話をしたら「ワン子が 外を見ている。待っていまよ。」って言われた。
ワン子は 甘えん坊で寂しがり屋です。
ゲージに入れないで ズーと見て下さる所を見つけた。
昼間は ショップに 夜はオーナーさんが連れて帰って下さる。
有難い。お礼を受けて下さらなかった。
迎えに行く時 何かお品を持って行こうかな。何がいいかな。

さっき先生が 病室へ来られた。
ワン子の事を考えて 涙していた。
はじめて私の涙を見られた。私だって はじめて涙したんだもん。
先生にお聞きした。ワン子と一緒に寝ても大丈夫だって。掻き傷に注意。
ワン子との散歩もいいですよ。って。

ワン子 分かってくれるかな。
ちょっとは ヒロちゃんの事 考えて。
ワン子 楽しく暮らそうね。
これからは もう楽しむだけでいい。


<病室です 個室にしました>
思い出します。おかあちゃんと私。
ソファーのところにベットを置いて
私はおかあちゃんの横にいたね。
私達 いつも2人だった。





シャワー室


洗面所




微妙な場所でもあるので個室にしました。
シャワー室があるのがいいです。
歩くと おっぱいが ポチャポチャって
水の音がします。
溜まってきました。触られても感覚がありません。
先生は「取ったから 感覚はない」
そんな事を教えて欲しかったです。
経験して はじめて知る事が これからもあるのかな。
おかあちゃん 前だけ見て生きます。
私は 生きています。生きている。生きているよ。

おかあちゃん ありがとう いっぱい心配掛けたね もう大丈夫だよ 
おかあちゃん 愛しているよ 好き好き好き好き好きだよ ありがとう ありがとう
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね

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おかあちゃん お別れするの

2015年12月10日 17時21分29秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃん 手術が終わりました。
おっぱいと お別れしました。
私は 元気です。おかあちゃんと声にすると涙が出ます。
でも泣いてないですから(^-^)
おかあちゃん 心配掛けたね。笑ってね。
私は生きています。

<病室から見える紅葉が残る山>


おかあちゃん 愛しているよ 愛している 好き好き好き好き好きだよ 本当にありがとう
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね


____________________________________________
11日 8時20分
<手術に向かう前に書いたけど ネットが繋がらなくて>

おかあちゃん もうすぐ 手術します。
おかあちゃん おっぱいとお別れします。

おかあちゃん 私は大丈夫です。
泣かないで下さい。
私は 生きています。
目が 覚めて 生きていると感じられますように。

おかあちゃん 私は 生きてみます。
しなければならない事があります。

生きてみます。生きます。
おかあちゃん 横で見ていて下さい。
怖くなったら 視線を避けてね(^^)

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おかあちゃん 怖いよ

2015年12月04日 09時09分56秒 | 母の事(肺がん) そして絆
(12月4日 午前3時)
おかあちゃん おっぱいの手術日が
今日確定する。
先生は 温存でいい。と言われた。
それでも 全摘出を願望した。
「そこまで 言われるなら。」と。
今日 最終決定を 先生に伝えなければ
ならない。

ネットを見ると 温存も全摘出も生存率は変わらない。とある。
私は なぜこんなにこだわっているのかな。考えてみた。
クリニックで知り合った 彼女にあった。
おっぱいがただれ その上に容赦なく当てられる放射線。
真っ黒になり 痛い。と涙を浮かべて 私に訴えた。
放射線の恐ろしさを 叩き付けられた。

でも 決定的な事は 再発だ。
初期で 再発 転移はない。と言われた。
それでも するのだ。と思うと もうこんな思いはしたくない。
だけど 生存率も再発リスクも変わらないと聞くと迷いが出てくる。
おかあちゃん 私は 弱い人間だ。
でも 物事は決める力は持っている。
後 数時間のうちに決定しなければ。

夜中 凄い風が吹いていた。怖いな。
その横で ワン子は寝ている。
それを見ていると 怖さが薄れる。

おかあちゃん ありがとう 好き好き好き好き好きだよ 愛しているよ
これからも ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ よろしくね
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