おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

おかあちゃんと家へ帰ろう

2011年11月30日 08時37分43秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃんには、もう奇跡は起こらない。なのにまだ信じられない。今まで何度も奇跡を起こしきた。もう日単位だろう。夜中に目を開けてじっと1点を眺めている。いつもそうだった。私を起こす事はない。苦しんで大きな声を出す事もない。責める事もない。私が皆から褒められるが、おかあちゃんだから出来た。おかあちゃんのそんなとこ私に繋がっているかな。そう言うとウンウンと頷いた。先生に家に帰ると言おう。今しかないから。2人で過ごした家で。私はひつこいのかな。寝ているおかあちゃんを見ているとまだ大丈夫と思う。
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おかあちゃんといっばい話した

2011年11月29日 19時35分58秒 | 母の事(肺がん) そして絆
今は1秒が貴重だ。おかあちゃんが一生懸命に訴えた。『おかあちゃん。』はっきり分かった。「おかあちゃんに会いたいの。」目をパチパチさせて頷いた。「おかあちゃんはね。遠い所に行って来られへん。でも、よう頑張ったな。子供の頃から兄弟の世話、父母の為、子供の為に小さい体で大変やのに文句も言わずによう頑張ったな。偉い子や。おかあちゃんはあんたが誇りや。もう頑張らんかてええんやで。楽になったええんやで。私からそう伝えてほしいって言うたはたえ。」おかあちゃんはじっと私の顔を見て聞いていた。「おかあちゃんって、言ってみ。」おかあちゃんはしばらくじっとしていた。そして『おかあちゃん』と小さな声だったけど、精一杯の声で言った。
すると不思議な事に酸素量が97まで上がった。
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水だけでリハビリなんて

2011年11月29日 17時49分25秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃんは今日からリハビリが始まった。
栄養も入れずに運動なんて。早く終わらすため。頭がおかしくなりそうだ。
明日は、車椅子で外に出る予定だ。
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緩和ケアって餓死させることですか

2011年11月28日 07時26分29秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃんに点滴が実施されて丸1日が経った。
栄養剤をやる気配はない。治療の計画表を見直した。水分と塩分で治療。とある。これってまさか餓死させることなのか。
看護師が来た。処置が終わり廊下で聞いた。体に必要なものは点滴に入っていると言った。だけど何も飲食させない事に不自然さを感じる。
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おかあちゃん 限界です

2011年11月27日 18時44分13秒 | 母の事(肺がん) そして絆
木曜日に続き土曜日に救急車を呼んだ。
24時間対応の往診してくれる医師と契約したが、すぐに来るとは言われなかった。
しばらくして、「看護師に行かせますから」と電話があった。何分かかるのか聞いた。30分くらいかかると言われた。
「先生もういいです。今苦しんでいます。」
涙を流すおかあちゃんに、我慢しなくていいよ。2人でいっばい泣こうと言った。悔しいね。そう言うとうんうんと頷いた。
生きようとするおかあちゃんが愛しい。
私は最後まで闘わせてやりたいと思った。
今日、主治医が決まり説明を受けた。
苦痛をやわらげる治療に入りましょう。と宣告された。
おかあちゃんには100歳まで生きて欲しかった。

今来た書類には、1~2週間がヤマと書かれていた。
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おかあちゃん 世界一好きやで

2011年11月18日 13時14分58秒 | 母の事(肺がん) そして絆
かあちゃんの様子が変です。
ずっと、涙を流しています。
息はハアハア。心臓に手をやります。
私は今までトンプクをあまり飲まさずにいました。
もういい。楽になるなら何だって使おう。そう思うようになった。
胸水は右肺を弱らせている。聴診器で確かめると、明らかに音が弱い。
昨日くらいから著しく弱くなっている。
奇跡が起こると信じていた。今も尚おかあちゃんには、奇跡が起こると思っている。
おかあちゃんが、私のそばからいなくなるなんて信じられない。今週から入れた酸素吸入機が悲しい。もっと早く入れれば良かったね。
おかあちゃん。会えて良かった。これからもずっと一緒だよ。よろしくね。
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次々と新しい薬

2011年11月10日 04時35分56秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃんは昨日から、熱を出す。
37.9度まで上昇した。
私は前に熱は抑えるとよくない事もあると看護師から聞いた事がある。
だから、このまま熱を発散させた方がいいのか。
ロキソニンを飲まそうか、氷枕の方がいいだろうか。
それと、今まで脈拍は60位が平均だったのに90になった。
悩んだ。夜10時なので24時間対応の医師に連絡を取った。
しかし、来る気はサラサラ無いようだ。
「ロキソニンを飲ませて様子を見て下さい。脈拍はそれくらい大丈夫です。」
私は、「いつも60前後なのにいいんですか。体が震えているんです。」と訴えた。
「痛むようならニトロを飲ませて。」
次々に往診に来るたび新しい薬を処方する。
まるで薬屋だなと思う。

私は出来るだけ、そう言う薬は飲ませたくない。
だが、手元にあるとついつい飲ませてしまう。
おかあちゃんにすれば全力疾走になってはいないだろうか。
テレビで見る24時間対応の往診とは違うなと思う。

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おかあちゃんが…

2011年11月02日 05時00分27秒 | 母の事(肺がん) そして絆
おかあちゃんの右肺の2/3に水が溜まっていると言う。
おかあちゃんは胸の真ん中をよくさする。
往診の先生は心臓が悪いのだろうとニトロを処方された。
こちらの先生は胸水が心臓を圧迫していると言われる。
タルセバを試したいと言ったけど、それには否定的だ。
「余りお医者さんごっこはしない方がいい。任してほしい。」と言われた。
医者独特のプライドか。怒らせてしまったみたいだ。
最後なら、タルセバもやってみたい。悔いが残る。
今おかあちゃんは、食事も沢山食べられる。食後には、果物も食べてくれるし、そんなに、病気が進んでいるように思えない。
もう少し私のそばにいてほしい。
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