７月３０日

暑さで 食欲進まず

朝
ご飯　　なすびの漬物　　しお昆布　　ちりめん山椒

昼
そうめん　トマト

夜
ご飯　　トンカツ　ほうれん草のひたし　トマト

病気と向かい合うという事

病院仲間の　メールに　「今日、友達に付いて病院へ行きます。」
と書いてあった。

後で聞いた話で　彼女は　術後7年を経過している人だった。
点滴をして　痛みをコントロールしながら　前向きに
頑張っているとの事だった。　

同じ病気を持つ　私にそんな日が訪れたとして
そんな強い心で　頑張れるだろうか。

私に　時間があるのか　どうかは分からない。
今のうちに　いろんな方の　話や生活姿勢を見て
準備をしておかないと…

考えると　胸が苦しくなる。だから　考えないようにしていた。
それでは　いけない。
今から　考えておかないと。

お母ちゃんには　元気な私を　見てほしい。
元気でいる為には　お母ちゃんが　いてくれないと。

ベットの母

今日の　未明　私が　２階から　トイレの為に降りてきた。
母の様子を窺うと　母はベットの上に座っていた。
寂しそうな顔をして。
「 どうしたの？　なんかあった。しんどい（体調が悪い）の。」
矢継ぎ早に聞く　私に　母は　顔を上げて
「どうもあらへん。目が開たんや。」
そう言った母の顔は…。
やっぱり　寂しそうだった。
どうか　この状態が　何時何時までも続きますように。

私には　まだまだ　お母ちゃんが　必要です。
愛しています。

７月２９日

朝 ご飯 山芋 大根の千切り 伏見とんがらしの焼き物 (５０%食す)



昼 団子 菓子パン



夕 ご飯 太刀魚の煮物 ほうれん草のお浸し トマト (６０%位 食す)

暑さのせいかな。お母ちゃんの食欲がない。
ちょっと　心配だな。

美しいオッパイ

２１日
点滴を受けている患者さんの話

彼女は　５年前　他の病院で乳がんの手術をした。
手術の傷は　乳輪を挟んで　平行にある。ハズだった。
しかし、傷はギザギザ。オッパイは　巾着のように皮膚がよっている。との事。
乳がんの全摘手術をした　友人より醜いという。
先生も　手術をしてあげたいと言われた。

彼女は　５年を　区切りに手術を　決心した。
手術を　初めに受けた病院で　５年生存率は６０％と言われた。
数日前に　日帰り手術を受けて　抗生物質の点滴を受けに来ている。
彼女は　手術を受けてよかった。
乳首も　半分になっていたが　先生が作ってくれたそうだ。
綺麗になったと　明るく言った。
何より　腕が引っ張られていたが　軽く動かせるようになった。
と、喜んでいた。

　


本当に嬉しそうだった。

食事

７月２６日
暑さのせいで 食欲なし　（昼）　バナナとかき氷をたべた　　２人前

足の腫れ

母の足がひざから下が　パンパンに腫れる。
先週　薬を貰って　飲んでいたら　腫れは　なくなった。
利尿剤だ。きついので　半分飲むようにと言われた。
腫れが　引いたら　飲むのを止めるようにと　医師から注意された。

飲むのを　止めると　すぐに　腫れる。
足は　赤ちゃんのように　パンパンだ。
飲まずに直したい。
マッサージ機で　足の下に入れ　ローラーがまわるのが
家にある。それを使ってみた。
少しだが　腫れが引いた。

明日から　試してみるか。
おかあちゃん　暑いけど　頑張ろう。

ゴメンネ。頑張ってるのに…。

食事

７月２４日
今日も暑かった。


朝
ご飯
なすびときゅうりの漬け物
トマト
塩昆布　
栄養は？考えるより 今は 食べられるものを…




昼
ソーメン トマト



夜
久しぶりに カレーを 作った。
中辛で おいしかった。

９０％は 食べてくれた。
今は それでいいと思う。

祇園祭

祇園祭　
７月１７日




京都の　夏の風物詩
暑いし　テレビで見よう。と　思っていたが
近くに　用事があった。
身動き出来ないほどの人。
行かないで　帰ろうと思ったが　やっぱり　行ってしまった。
案の定　いつもなら２分の道のりが３０分かかった。
小さいときから　ズ～と見て来た　祇園祭だけど
やっぱり　いいな。

おかあちゃんの涙…

母が夕べに泣いた。理由は…
母の「妹に会いに行く。」と　唐突に言った。
私が　「送って行く。」と言うと「タクシーで行くからいい。」と言う。
「何のお話があるの。行くなら　都合も聞かないと。」そう言うと
母は　涙ぐんだ。
「大切な話なんやね。体調が悪いの。今後の事を頼んでおくのんやね。」
「人間の事だから　いつどうなるか分からない。だから　話しておく。」
　
私は　兄弟がいない。母は　私が　いくつになろうと　子供なんだ。
人生の終わりに　私の事を　頼みにいくのだろう。
ありがたい事だが　最後まで心配をさせる自分が情けない。
「もしも　１人になったら　今後の事は　自分で考えて行動する。
だから　何も心配しなくていいよ。」
そう　前から　伝えてはいる。
今は　「何で。体調が悪いなら　先生に診てもらおう。」
「もう　良くならない。点滴しても　同じや。早く逝ったほうが 迷惑を掛けない。あんたも　楽や。病院も　行かない。」
と　涙ぐむ。
「おかあちゃんは　私との生活が　楽しくなくなったの。迷惑は掛けたらいい。
私は　おかあちゃんと　一緒に生活しているから　こうしていられる。
おかあちゃんと　居られるから　楽しい。迷惑なんて…。楽には　ならない。
おかあちゃんが　居なくなったら　私も　長く生きても　しゃあないから　病院いくのやめるわ。」そんな会話を　打ち切るように　私は夕べの　買い物に出かけた。

母の体調は　悪かった。だけど　昨日の京都は　最高の暑さで３７．５度まで
いった。元気なものだって　堪える１日だった。
ズ～っと　寝ていた母は　５時過ぎに　起きて　そう言った。

私も　母の横で　寝ていた。一瞬早く　起きていた。
目が開いた時　母は　自分が　寝ても　元気にならない事に　それが　連日だった
ので　気が弱くなったのだろう。

「今日は　そんな日で　私も寝ていたんだ。」と　母に言った。
そして　血液検査の　結果を　見せながら　「良くなってるからね。」と　説明した。
もう　この話は　これで　終わりと　私は　思った。

買い物から　帰ると　母は台所で　洗い物をしていた。
私が　食事の用意をすると　ほとんど　食べてくれた。
こんな事が　嬉しい。
食事の後　すいかも食べた。お薬も　ちゃんと飲んだ。

この　幸せが続きますように。