今年一番の出来事！

母が　今年２度目の入院をした事。
痴呆状態が出た事。これが私には　ショックだった。
付き添いが　始まって正気を取り戻してくれたこと。
母が入浴が出来ないので　毎日　母の体を拭いたこと。
病院でも　体を拭いてくれるが　毎日ではない。
介護製品は　いろいろあることを知った。
おしり拭き　体拭き　そして直接体にかけて汚れを落とすもの。
毎日　母の体を拭いた。
いままでなら　そんな事をさせない母だったが　じっとしている。
気持ちいいかと問うと　「うん」と答える。

風呂の好きな母なので　入れてやりたかった。
病院の風呂は　入れてくれて　体も洗ってくれる。
私が付き添って　入れないか　聞いてみたが　無理なようだった。

私は　近くに銭湯がないか調べた。
いよいよ決行だ。病院の周りなら車いすでなら散歩してもいい。
と知った。
風呂の用意をして　母と病院を抜け出した。
風呂に　入ると母は気持ちがいいと喜んだ。
私は乳がん手術から　初めて銭湯に行った。
思わぬ　銭湯デビューになった。
時間は瞬く間に過ぎ　帰りは車いすを超スピードで走らせた。
母との秘密の共有は　何だかとても楽しかった。
今日から３日までの　外泊。
また病院に戻る。　

母が壊れていく

母が 入院して２日目に病院に行くと
母の様子が おかしい。ここは どこなのか。
[早く 行かなくては。]とか。
どこに行くのか。と聞いても 分からない。
何があったのか。私は初めての事に 何とも
いいようのない気持ちに陥った。
看護士に聞くと 夕べトイレの時に転がったと言う。
ナースコールをしてもなかなか来てもらえず
尻もちをついたと言う事だった。
前の日まで 歩けていたのに。
母は 個室にいるので付き添いたい旨を告げた。
昨夜から 私の付き添いが始まった。
壊れそうな心に寄り添いたい。

母の入院

母が　昨日　入院した。
月曜日から　吐くようになった。
いつものように　点滴をしていた。
気分が　悪くなって　途中で吐いた。
母は　腰が曲がっている。
年で　骨ももろくなってきている。
腰の画像を見て　先生がひどいと言われた。
骨が　全体に崩れている。
どこかに骨折が起こったらしい。
その痛がり方は　大変なものだ。
先生が　病院に連絡して下さりすぐに入院出来た。
病院の先生にも　詳しい手紙を書いて下さった。
病院の先生にも　大変よくして頂いている。
本当に感謝している。

吐いたものが黒く　胃からの出血のようだ。
近いうちに　胃カメラを取ることになった。

ＣＥＡマーカーの値が　順調に下がってきたが
今月の検査の結果　少し上がった。
心配ないよ。と先生が言われた。
はいと答えたが　心配だ。

私は　母に私の寿命を２０年をプレゼントしたい。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
本当に　そう出来るといいな。