筑紫哲也さんの言葉(インターネットの記事より)
ごく自然に東洋医学に向かった。「僕の体は空爆されたイラクみたいなもの。放射線でがんはほぼ撃退したけど、体中が被爆している。西洋医学は敵を攻めるばかりだが、東洋医学は、がんを生む体にならないようにすることを心がける。それが自分には合っている」と、今は月の半分を奈良の東洋医学専門家、松元密峰さんのもとで過ごす。放射線医療の後遺症でのどが膨れ上がったとき、はり治療などで救われたためだ。
筑紫さんは 非常に早く進むがんだった。
放射線で 叩けても ガンは全身に広がっていった。
ガンには 種類があって 進行の遅いもの 早いものがある。
だから 治療法も 人によって違う。
この方法が いいというものはない。
人によっては 自分は この方法で 治ったから
貴方にもと 勧める人がいるが 違うと思う。
でも 教えられたら 自分に合うか調べてみるのは 選択肢が増えるのでいいと思う。
例えば 定位放射線は 初期の肺がんに いいとされているが
ガンのある場所 種類 大きさ(肺がんならば 最大4~5センチ 母の場合は
3センチまでと言われた。)によっては 出来ない。
治療日数も 4日で終わった。
いい治療方法であるとは 思うが これを受けないなんて と この治療を受けた
患者のなかには考える人もいる。しかし 私は その人に あった方法を これも含めて 考えてほしいと思う。
定位放射線照射(STI)とは、腫瘍に対し多方向から集中的に大量の放射線を照射する治療法で、通常の放射線治療に比べ周囲の正常組織へ照射される放射線量を極めて少なくすることが可能なため、副作用の少ない高い治療効果が期待できます。
このように一回に大線量の放射線を照射するためには、治療装置や患者さんの固定に関して数mm単位 という非常に高い精度が必要とされます。